私が所属しているシニアの集団 'Active Sinior Net ' (略称 ASN)にはいろいろな部会や同好会があります。その中の一つに「漢字研究会」があります。10月に発足し、月1回例会を開いています。①漢字に関心を持ち、親しみ、漢字を正しく使う ②漢文を楽しく学ぶ ③希望者は漢検を受験する などの目的で活動しています。現在のメンバーは8人。そのうちの3人が2月の試験で準2級を受けて全員合格しました。私は模試では200点満点で190点はとれるので、合格の可能性は高いと思いながら、受験しませんでした。
6/26(土)の例会は私が当番でした。プログラムを作り、資料を用意します。この日は準2級レベルの小テストの最後でした。テスト範囲が広かったのでメンバーの皆さんは予習が大変だったでしょう。テストは①四字熟語 と ②書き取り です。
その例:四字熟語 ・たきぼうよう ・たんだいしんしょう ・たいかついっせい わけいせいじゃく など。これらを漢字で書きます。
書き取り ・物価がボウトウ ・コップのフチ ・不徳のイタすところ ・カネヅカいの荒さ ・前後のミャクラク など
次は「自由研究」で、漢字に関する興味のある話題をメンバーが用意して説明します。Iさんは「今月の漢字」として、今日と下鴨神社前の
’御手洗団子」をとりあげました。私は、高校時代の恩師に教わった「死時(しじ)を作るな」という言葉、男性が自分を表現する時の一人称「私」と「僕」について取り上げました。公的な表現としては「わたくし」または「わたし」が望ましいという考えです。そのほか、難読漢字
「為人(ひととなり)」 「嗾(けしか)ける」 「若気(にやけ)る」 「甚(いた)く」 「為体(ていたらく)」など。
次は、故事成語 です。毎月一つの成語をとりあげ、担当が漢文の読み、通釈 解釈などについて説明します。全員で漢文を声を出して読みます。今月は「朝三暮四」でした。
続いて、返り点の実践演習もありました。
来月から漢検2級の問題集をテキストとします。かなり難しくなります。
毎回2時間フルに使っていろいろ学んでいます。いい勉強になります。
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