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師走に「第九」を聴いたのは何年ぶりのことでしょうか。今日の第九コンサートは、アクトシティ浜松開館25周年記念として開催されたものです。アクトシティが浜松駅前にオープンしたのは1994年10月のことでした。杮落としの公演は「第九」でした。ロリン・マゼール指揮、バイエルン放送交響楽団という豪華版でした。合唱団は公募された市民からなる祝祭合唱団でした。私はその時の「第九」を興奮しながら聴いたのを覚えています。
25周年の「第九」は、浜松フィルハーモニー管弦楽団とACT25周年記念合唱団によるものです。浜フィルは浜松出身・在住・ゆかりのプロの演奏家の集団です。合唱団はこの日のために公募された188名のメンバーで構成されています。4人のソリストも浜松あるいは磐田出身で地元のメンバーです。
約1時間の熱演でした。第4楽章の途中でバリトンによる「おお、友よ・・・」に始まる歌唱に続き、4人のソリストによる歌唱と、188人の大合唱団による迫力のある大合唱が展開され、力強く響き渡る歓喜の歌で終わりました。眠っていた人たちも目を覚ました様子でした。
客席はほぼ満席でした。ステージに登場した200人をはるかに超えるメンバーの家族や親族、友人・知人が多い様子でいつものコンサートとは違う感じでした。
「第九」の歓喜の歌を聴いて、今年も元気で1年を終えることができそうです。
平成も残りあと11日。最近はいろいろな会合が毎日のように「平成最後の・・・」という枕詞で始まっています。
今日は平成最後の「歌う会の例会」でした。スタートしたのは平成24(2012)年10月。月2回でこれまでにほぼ150回の例会を開いてきました。これまでに延べ4,000曲歌ってきました。今日も約50人が2時間で25曲歌いました。抒情歌や沖縄の歌、ピンク・レディーの歌など、昨日のシニアクラブとは違う多様な歌を歌いした。令和の初回は第1週をお休みにして第3週です。5月3日は浜松まつりの初日です。
明日はASNの平成最後の月例会、年度当初の総会です。
今日1月4日午前9時30分から「うたごえ上島」の例会を開きました。11時30分までの2時間で25曲ほど歌いました。今年の歌い初めです。
シンセサイザー奏者のKさんが指導している歌おう会は市内に20ほどあります。その新年最初の例会が私たちの会でした。
24日、本選2日目の演奏を会場で聴きました。席は1階5列17番。ピアニストまで数㍍の距離で指の動きもよく見えます。
最初に登場したのは今田篤(掛川)。今田君のお父さんは高校時代に私が担任をした教え子です。前回に続いて2度目の挑戦。前回は一次敗退でしたが今回はみごとに最終本選に残りました。
曲はおなじみのチャイコフスキー ピアノ協奏曲1番。最初はかなり緊張した様子で弾き始めましたがやがて快調に。約35分でみごとに弾き終わりました。
2人目は韓国のイ・ヒョク 曲はラフマニノフの3番。
3人目はトルコのチャクムル 曲はリストの1番。オーケストラとよく合ってみごとな演奏でした。会場からブラボーの声。
6時からの表彰式は大ホール1階がほぼ満席で2階も開放されるほどの大入りでした。市長のあいさつまで聴いたところで残念ながら夕食会場へ移動。携帯で生中継を見て順位を確認しました。
優勝はチャクムル 2位は牛田智大 3位イ・ヒョク 今田君は4位でした。聴衆賞は牛田智大。
夕食会の席で音楽評論家の先生のお話を伺うと、本選の6人が全員男性でそのうち4人が日本人という、これまでにない結果になったことから、「国際」コンクールとしては日本人の優勝は避けたのではないかということでした。それだけでなく、優勝したチャクムルがオーケストラとよく合って、オーケストラが気持ち良く演奏していたことが高く評価されたのではないかということです。
聴衆から圧倒的に支持され、注目された牛田は日本人最高の2位になり、実力を示しました。
節目の第10回を迎えた今回は、一次予選からチケットが完売というこれまでにない盛況で、大いに盛り上がりました。
入賞者をはじめ、88人の出場者がこれから世界各地で活躍することを祈ります。
なお本選のピアノはカワイとヤマハが3人ずつで優勝のチャクムルはカワイでした。
静岡文化芸大の学生スタッフが企画したコンサートです。
まず音楽史の上山先生のレクチャーがありました。
・バロックについて
バロックの意味・時代
・音楽史におけるバロック
1600-1750年の150年間。宮廷と教会で
・バロック音楽の特徴
躍動感と運動性、明白な対照とドラマ
・サロンとは
宮廷や貴族の邸宅で
2年前に聴講した授業と同じように、わかりやすく、整然としたレクチャーでした。
演奏 古楽器のトリオによる演奏です
古楽器=チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンパ、フラウト・トラヴェルソ
演奏の間にそれぞれの楽器の歴史や特徴についての紹介があり、小曲の演奏もありました。
プログラム
J,M.ルクレール:ソナタ ニ長調 Op.2/8
A.ロッティ:ソナタ
G.Ph:テレマン:トリオソナタ
J.モレル:シャコンヌ
アンコール 1曲
ヴィオラ・ダ・ガンパはチェロに似ていますが弦は6本でギターの仲間とか。弓の持ち方も違いました。
フラウト・トラヴェルソは木製の横笛です。
チェンバロはピアノの前身とも言われますが、ピアノと違って実は爪で弦をはじく撥音楽器です。
今日の演奏会で使用されたチェンバロは浜松市内で製造されたものでした。東区北島町の三創楽器製作所です。
17世紀のサロンの雰囲気で古楽器によるバロック音楽を聴くという機会はなかなかありません。貴重なコンサートでバロック音楽を楽しむことができました。
会場は大学の自由創造工房でした。
このコンサートのチラシやポスターで目についたのが「指揮 アシュケナージ ピアノ 辻井伸行 」でした。この組み合わせが目玉ということです。オーケストラはアイスランド交響楽団。曲目はシベリウス2曲と辻井が弾くショパンの協奏曲第2番。
最初はシベリウス 《カレリア》組曲 作品11 小曲ですがなかなかいい曲です。
ショパンのピアノ協奏曲2番は1番よりも前に作曲されたものとのこと。1番ほどなじみがなく、聴く機会が少ない曲です。私は前から5列目のやや右寄りの席で辻井の顔を見ながら聴きました。いつ聴いても本当に驚嘆するばかりです。
アンコールは、ショパン ノクターン第20番 「遺作」でした。
休憩の後は、シベリウス 交響曲第2番 ニ長調 作品43
大編成のオーケストラの迫力のある演奏に圧倒されました。ドラマチックな曲です。
アンコールは、やはりシベリウスで 「悲しきワルツ」でした。
アシュケナージの指揮は、全身を使い、腕や指もこまかく動かして表情がよく読み取れました。
アシュケナージの「指揮」ではなく、「ピアノ演奏」を聴きたいと思った人は多かったのではないでしょうか。
辻井がステージに出入りするときは、アシュケナージが辻井の手を引いたり、背中に手を当てたり・・・おじいちゃんが孫の面倒を見ているような感じでした。
これまで浜松での辻井のコンサートはチケットが即日完売に近い状況で入手困難でしたが、今回は当日券がありました。辻井の出番が1曲だけ、プログラムが地味などで敬遠した人も多かったようです。
今回のアイスランド交響楽団の来日公演は、11月3日から18日まで、16日間で12公演が行われます。浜松は二日目の公演でした。
ASN(アクティブ シニア ネット)の第187回例会で、ヤマハ イノベーション・ロードの見学の後、本社内の研修室で村上さんの講演を拝聴しました。今年89歳になられた村上さんはお元気でした。
1949年に日本楽器に入社された村上さんはやがて調律師の道に進み北海道勤務の後東京へ。安川加寿子のお気に入りだったとのこと。
1965年、ミケランジェリ初来日、日比谷公会堂でのコンサートでスカルラッティのソナタやベートーベンのソナタなどの演奏を聴いたとのことです。
研修のためヨーロッパへ渡ったのはその翌年、1966年。ミケランジェロの調教師だったタローネの家に下宿。やがてミケランジェロの調教師としてポルトガルやパリのコンサートにも同行。1967年にはドイツ・マントン音楽祭での活躍でハンブルクの新聞では「真の主役は舞台袖にいたテルヒサ・ムラカミであった」と絶賛されました。
ミケランジェリのほかリヒテル、シフラ、ポリーニなどの調律を担当しました。1970年に帰国、1980年に調教師を養成するヤマハ ピアノ アカデミーを設立し初代所長に就任。後輩の育成に尽力しました。そのアカデミーの研修生のためにリヒテルがヤマハで演奏会を開いてくれたとのことです。
このアカデミーは四ツ池陸上競技場の北にあります。
村上さんは近年ではレクチャーコンサートに力を注ぎ、この30年で684回のコンサートを開いたとのことです。
大学での講義もいろいろあり、一橋大学ではかつて静岡文化芸大
に在職された小岩先生からの要請で講義を行ったということです。
ミケランジェリやリヒテルなどの巨匠はコンサートのキャンセルも多く、気むずかしいマエストロと考えられていますが、村上さんがそのような巨匠たちの専属調教師として活躍されたのは、優れた技術はもちろんのこと、村上さんの控えめで誠実なお人柄によるものだと思いました。「余分なことは言わない」とおっしゃっていました。
健康維持のために、毎日お宅の近くの坂のある道を30分ほど歩いているというお話でした。
”伝説の調律師”村上輝久氏の講演「いい音ってなんだろう?」は
感銘深いすばらしいお話でした。
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