2019年9月
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美術展

2019年3月16日 (土)

大城貞夫版画展&浜松市美術館名品コレクション展

 大城貞夫は浜松市出身の版画家です。浜松工業OBで、後に母校の教員も務めています。この展覧会には104点が出品されています。

 浜松市内各所の情景を描いた多くの作品や京都を描いた作品は詩情豊かで魅力的です。
展覧会のチラシから

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          ①       ②      ③   ④
                             ⑤
①<EARLY SPRING-早春> 大城貞夫
②<東海道五十三図絵 荒井名ぶつかば焼> 歌川広重
③<再生> 池田 学
④<金銅普賢菩薩半跏像>
⑤<国鉄品川> 中村宏

名品コレクション展
 91点出品。
歌川広重8点・司馬江漢・尾形乾山・竹内栖鳳・川合玉堂・中村岳陵・小出楢重
藤島武二・岡田三郎助・和田英作・曾宮一念・北川民次・棟方志功・絹谷幸二・
千住博・・・近代以降の日本の美術を代表する画家たちの作品を楽しむことができます。

 なお、作品の一部はyoutubeで公開されています。 

浜松市美術館で4月3日までです。

   
     

  

2019年2月 1日 (金)

お宝総出品:MOA美術館

 熱海では梅と桜を見た後、みごとに整備された駅ビルでおいしいお昼をいただきました。梅の季節にはMOA美術館で尾形光琳の傑作<紅白梅図>が展示されるのでタクシーで向かいました。この美術館には5年ぶりです。
 今開かれているのは、「リニューアル3周年記念名品展」です。MOAのコレクションのうち89点が出品されています。そのうち、国宝3点・重文22点という豪華な内容です。
国宝 尾形光琳<紅白紅白梅図屏風>

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                      左隻

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                   右隻

見慣れた国宝の名画ですが、何度見てもすばらしい作品です。左隻の白梅と右隻の紅梅の木の大胆な構成、梅花の微妙な表現、水流の大胆で力強く、また美しい表現など、全体として日本画を代表する傑作です。

国宝 野々村仁清 <色絵藤花文茶壷>

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国宝 <手鑑 翰墨城>

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          古筆三大手鑑の一つ。古筆切311葉

重要文化財

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      <山水人物蒔絵手箱>          <樵夫蒔絵硯箱>

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            <洋人奏楽図屏風>桃山時代 日本人の作

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<弥陀如来及両脇侍座像> 平安時代      <色絵桃花文皿 鍋島>

 その他にも幅広い分野の優れた作品が数多く出品されていて見ごたえがあります。作品はすべて撮影可です。
会期は3月12日までです。

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             長くて美しいエスカレーターの空間

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              穏やかな海に初島が浮かんでいました

2019年1月 7日 (月)

今年期待の美術展②

今年後半の展覧会から

21 特別展 三国志 東京国立博物館 7/9-9-16
22 原三渓の美術 伝説の大コレクション 横浜美術館 7/13-9/1
23  みんなのミュシャ Bunkamura 7/13-9-29
24  円山応挙から近代京都画壇へ 東京芸大美術館 8/3-9/29
25  カラヴァッジョ展 名古屋市美術館 10/26-12/15
26 没後90年記念 岸田劉生展 東京ステーションG 8/31-10/20
27 コートルード美術館展 都美術館 9/10-12/15
28 オランジュリー美術館コレクション 横浜美術館 9/21-1/13
29  フランス絵画の精華 冨士美術館 10/5-1/19
30 ゴッホ展 上野の森美術館 10/11-1/13
31 リヒテンシュタイン侯爵家の華麗なコレクション Bunkamura10/12
32 ハプスブルク展 西洋美術館 10/19-1/26
33 特別展 ミイラ 国立科学博物館 11/2-2/24
34 大浮世絵展 江戸東京博物館 11/19-1/19

25,27,30,32等が話題になりそうです。

2019年1月 5日 (土)

今年期待の美術展①

2019年に開催される予定の美術展を開催順に紹介します。
現在開催中
1 ルーベンス展 国立西洋美術館 ~1/20
2 ムンク展 都美術館 ~1/20
3 国立トレチャコフ美術館蔵 ロマンティック・ロシア Bunkamura ~1/27
4 フェルメール展 上野の森美術館 ~2/3
これから開催
5 新・北斎展 森アーツセンター 1/17~3/24
6 奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド 都美術館 2/9~4/7 
7 ラファエル前派の軌跡展 三菱一号館美術館 3/14~6/9
8 大徳寺龍光院 国宝 窯変天目 MIHO MUSEUM 3/21~5/19 
9 印象派、記憶への旅 ポーラ美術館 3/23~7/28
10 特別展 国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅 東京国立博物館 3/26~6/2
11  アイチアートクロニクル 愛知県美術館 4/2~6/23
12 ギュスターヴ・モロー展 パナソニック汐留 4/6~6/23 ⇒あべのハルカス 7/13~9/23
13 印象派からその先へ 名古屋市美術館 4/9~5/26 ⇒三菱一号館 10/30~1/20
14 奇跡の芸術都市バルセロナ展  静岡市美術館 11/12~1/19
15 特別展 国宝 一遍聖絵と時宗の名宝 京都国立博物館 4/13~6/9
16 国宝の殿堂 藤田美術館 奈良国立博物館 4/13~6/9
17 クリムト展 ウィーンと日本 1900 都美術館4/23~7/10⇒豊田市美術館 7/23~10/14
18 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 国立新美術館 4/24~8/5 
19 速水御舟 山種美術館 6/8~8/4
20 松方コレクション展 国立西洋美術館 6/11~9/23  
これらのうち、特に注目されるのが開催中の2と3.
これから開催の6と17は相当な混雑が予想されます。
日本美術の名品を集めた展覧会が5、6、8、10、16、19と数多く開かれます。
6の奇想の系譜展は、若冲、蕭白などの名品が数多く出品される注目の展覧会です。
(続く)
 

2018年12月25日 (火)

ウィーンのお土産 

 知人からすてきなお土産をいただきました。ウィーン・プラハ・ブダペストを訪ねたとのこと。美術館巡りやコンサートなどすてきな旅だった様子でうらやましい限りです。

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    クリムト <接吻(恋人たち)> (絵葉書) ベルヴェデーレ宮殿
来年、クリムト展が東京都美術館で4月から開かれるので楽しみです。

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 ウィーンのベルヴェデーレ宮殿はバロック時代の代表的な建築物として世界遺産に登録されています。内部は8世紀にわたる美術品を展示する美術館になっています。中でも、クリムトやエゴン・シーレの作品で知られています。
 上の画像はこの美術館のパンフレットの一部です。左の絵はクリムトの<ユーディット、中央上は有名なデヴィッド<サン・ベルナーレ峠を越えるナポレオン>です。

ザルツブルグのチョコレート

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                 モーツァルトですね。

 お土産をありがとうございました。いつか「土産話」を聴きたいとおもいます。

2018年12月23日 (日)

2018年を振り返る②美術展

 今年は見た美術展は30で例年に比べて少なくなっています。特に東京へは一度しかでかけていません。

その中で印象に残ったのは次の4つの展覧会です。

草間彌生展:5月・松本市美術館

 松本生まれの草間彌生の集大成とも言える充実した展覧会でした。入り口前の野外展示の作品から始まり、全館に草間ワールドが展開されていました。

至上の印象派展 ビュールレ コレクション:名古屋市美術館 8月

 世界有数のプライベート・コレクションから印象派を中心に64点の傑作が展示された優れた展覧会でした。改修が終わった名古屋市美の開館30周年記念展でした。

フェルメール展:上野の森美術館 11月

 この秋もっとも話題を集めた展覧会です。フェルメールの作品が初来日したのが1968年。今年はそれから50年になります。
 30数点しかない彼の作品のうち8点が出品されています。来日した作品は23点になりましたが、私が見た作品はそのうち20点です。
彼の作品のほか、同時代のオランダの画家の作品が多数出品されています。
 国内では珍しく日時指定のチケットも話題になっています。

岸田劉生展:豊橋市美術館・8月

劉生の全画業を振り返ることができるすぐれた展覧会でした。おなじみの麗子像をはじめとする人物画、静物画、風景画などに分けて展示されていました。

 東京ではムンク展・ルーベンス展なども行われていますが、観る機会はなさそうです。
 来年はクリムト展・ゴッホ展・奇想の系譜展などを観たいと思っています。

 

 

2018年11月20日 (火)

フェルメール展②

 人気の高いフェルメール展の入場券は日時指定の予約制になっています。時間は9.30-10.30   11:00-12:30   から19:00-20:30まで6つの時間帯に区分されています。券面記載の時間帯に入場できるようになっています。

 私のチケットは11月18日(日)9;30-11:30。日曜日で混雑が予想されるので浜松を7:19のひかりで東京へ。美術館に着いたのは8:57でした。開館の9:30まで30分以上ありましたが、すでに300人ほどの列。予定よりも5分早く9:25に開館。私が入ったのは9:35でした。無料のイヤホンを借りて展示室へ。展示室は2階から始まり1階で終わりです。2階はフェルメールと同時代のオランダの画家の作品39点が展示されています。肖像画・神話と宗教画・風景画・静物画・風俗画の5つの分野に分けられており、見応えがあります。しかし・・・私は2階をスルーして1階のフェルメールの部屋に行きました。まだすいていました。8点のフェルメールの作品がある部屋に30人弱でした。一つ一つの作品をゆっくり見ることができました。

 その後で2階に戻り、混雑している中でオランダ絵画を見ました。国内では珍しい日時予約制ですが、退館時間には制限がないので、長時間滞留する人が多ければ館内の混雑はひどくなります。ネット上では、「5分で2㍍しか進まなかったとか、怒声が聞こえたなどの書き込みもあります。

 フェルメールの作品をゆっくり鑑賞するためには苦労と努力が必要です。

2018年11月19日 (月)

フェルメール展①

 この秋もっとも話題になっているフェルメール展を観てきました。上野の森美術館です。一つの部屋に日本ではこれまでで最多の8点が展示されています。
 その8点です。制作年代順

①マルタとマリアの家のキリスト 1654-1655年頃

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フェルメールの作品の中で最大 158.5×141.5
聖書に取材した唯一の作品

②牛乳を注ぐ女 1658-1660年頃

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   もっともよく知られた作品。二度目の来日
 流れるミルク、パン、籠、布などの質感がみごとです

③ワイングラス 1661-1662年頃

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     いろいろな寓意が込められている絵です

④リュートを調弦する女 1662-1663年頃 Photo_13
床にはヴィオラ・ダ・ガンバと楽譜が置かれています
外に向けた視線の先は?

⑤真珠の首飾りの女 1662-1665年頃

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鏡に向かって身支度中です。おないみの黄色いドレス

⑥手紙を書く女 1665年頃

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絵を見る人が見詰められています。黄色い上着

⑦赤い帽子の娘 1665-1666年頃

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            初来日。強烈な光
 この作品の展示は12月20日までです。

⑧手紙を書く婦人と召使い 1670-1671年頃

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      召使いは腕を組んで視線は窓の外に

 展示室に入るとこれらの作品が一目で見渡せます。

 なお、初来日の〈取り持ち女〉は1月9日から2月3日まで出品されます。

 現存するフェルメールの作品は疑問作も含めて37点前後とされています。大阪会場を含めると、そのうちの10点が今回出展されることになり、日本美術史上最大のフェルメール展になりました。

日本でのフェルメール展

 フェルメールの作品が日本で初めて公開されたのは1968年のことでした。(〈デイアナとニンフたち〉)
 その後、1974,1984 1987,1999年にそれぞれ公開されています。
 21世紀になってフェルメールの人気が高まり、2年に一度ぐらいの頻度で彼の作品を見る機会ができました。

 2008に東京都美術館で開かれたフェルメール展には7点が出品されて連日満員の盛況でした。今回はそれを上回る点数が出品されて人気を博しています。

来日点数
 今回展を含めて彼の作品37点のうち24点が来日しています。
 複数回来日した作品は
 4回 手紙を書く女 ディアナとニンフたち
 3回 真珠の耳飾りの少女 リュートを調弦する女 恋文
     手紙を書く夫人と召使い
 2回 マリアとマルタの家のキリスト 窓辺で手紙を読む女
     牛乳を注ぐ女 真珠の首飾りの女 物理学者 

私が見た作品 来日した作品24点のうち20点
  見ていない作品は・・聖プラクセディス 取り持ち女 天秤を持つ    女 水差しを持つ女 の4点

 ずいぶん多くの作品を見てきたものです。

2018年11月 2日 (金)

常葉美術館 収蔵名品展

 1977年以来40年にわたって蒐集してきた美術品約560点の中から代表的な作品約60点を展示する展覧会です。
 主なコレクションは、①渡辺崋山とその弟子たちの作品 ②曾宮一念など近現代の作家たちの作品 です。

 出品目録が用意されていないので、正確にはわかりませんが、出品作品の半数以上が曾宮一念の作品と思われます。曾宮の学生時代の秀作から失明後の作品まで、彼の画業を振り返ることができます。

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チラシ上段の大きい絵は、渡辺崋山〈西王母図〉
右端は、渡辺崋山〈蘆汀双鴨図〉
左端は、谷文晁〈秋景山水図〉

下段は3点とも、曾宮一念作。

常葉美術館は、菊川市半済1550。菊川市役所西の丘の上です。
車の場合は、北側の県道37号線から入ってください.南側からは入れません。

会期は11月25日(日)までです。

2018年10月 4日 (木)

西洋絵画の世界展:浜松市美術館

 山形の個人美術館 山寺後藤美術館のコレクション展です。山寺は松尾芭蕉が「奥の細道」で立ち寄った立石寺のことで、美術館はJR仙山線山寺駅を挟んで立石寺と対峙しています。17~19世紀のヨーロッパ絵画・・・宮廷絵画からバロック・ロココ、アカデミスムからバルビゾン派まで・・・と、アール・ヌーヴォー、陶板画などのコレクションのうち、今回は西洋絵画78点が出品されています。
第1章 神話・聖書・文学 18点
 聖母子や旧約聖書・文学に登場する人物や物語を主題とした絵画です。これらの作品の中には西洋絵画における風景画の初期の作品と考えられるいくつかの作品があります。雄大で美しい風景の中に人物が小さく描かれています。自然の風景の写実というよりも、理想世界を描いています。

第2章 美しき威厳 22点 撮影可

 この章は肖像画の世界です。貴族・貴婦人・少女などの肖像のほかに風俗画もあります。この章の作品は撮影可能です。

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               ブーグロー <愛しの小鳥> 1867年

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風景画の大家コンスタブルの      ラルジリエール<クードレイの肖像> 1704年頃
<少女と鳩(グルーズの模写)>

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ラファエル前派の人気画家          ペクリュ<貴婦人と犬>
ミレイ<クラリッサ> 1887年

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         バリエイ<夜会> 典型的な風俗画です

第3章 静物~見つめる 9点

 花・バラ・ザクロ・鹿・イノシシなど

第4章 風景と日々の営み 28点 19世紀半ばから後半の作品 撮影可

 ミレー、コロー、クールベなどおなじみの画家の作品がいろいろ。

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ミレー<ポーリーヌ・オノの叔父      ミレー<庭にて> 1860-92年
ギョーム・ルミイの肖像> 1841年頃

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              ユエ<春の朝> 1834年 充実したコレクションを楽しむことができました。キャプションが充実しているので読むのに時間がかかります。

10月6日(土)午後2時から静岡文化芸大小針由紀隆先生の講演があります。「アトリエから戸外へ 19世紀フランス風景画の進路」。定員50名。早めにお出かけください。

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