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2年ぶりの静岡行きです。朝急に思い立って新幹線に乗りました。以前から見たいと思っていた吉田博の展覧会(没後70年記念)です。
吉田博(1876-1950)は明治から昭和にかけて活躍した洋画家・木版画家です。1920年ごろからは木版画を中心として制作しています。彼の版画は何回も刷りを重ね、中には100回以上重ねて微妙な色合いを表現した作品もあります。富士山なシリーズ、日本の名山、欧米の名山や風景、日本各地の風景などを、木彫とは思えない微妙な色合いで表現しています。特大版にも挑戦しており、53.3×71.2の作品も出品されています。 今回は147点が出品されています。47点は7/25の後期から入れ替えになるので前後期では194点になります。その8割強が個人蔵です。
浜松市美術館開館50周年記念展です。浜松・湖西・袋井・豊橋の7つの寺院に伝わる平安中期から南北朝時代にかけての仏像を中心としたユニークな展覧会です。国指定重要文化財10躯など各寺院の名宝が出品されていて見ごたえがあります。
「キセキ」の意味は、私たちがそれらの仏像に令和の今、対峙できるという「奇跡」と、仏教文化の地方への伝播と仏教彫刻史の潮流の「軌跡」の二つを意味しています。それぞれの寺院で拝観したことのある仏像もありますが、一堂に会して展示されているとなかなか壮観です。
奥山:方広寺
三ケ日:摩訶耶寺
豊橋:普門寺
館内での撮影はフリーです。(動画・フラッシュ禁止)
14日に入館者が1万人を記録しました。会期は25日まで。
美術館周辺はサクラから青葉の季節に。
先日館蔵品展を見てきました。浜松市美術館は7,000点を超えるコレクションを所有しています。今回はその中から新収蔵品を含めて47点が出品されています。
今回の目玉は岸田劉生の作品4点です。市美にとっては貴重な宝物です。中でも<草と赤土の道>は劉生の傑作として有名な国重文<道路と坂と塀>を思わせる構図です。浜松の作品が1915年6月18日、重文が同年11月5日の制作で、浜松の作品の方が5か月早く制作されています。
そのほか、アクトシティ大ホールの緞帳の原画、宇佐美圭史の<ホリゾント>が目を引きます。コンサートやイベントの時に見慣れた絵です。
この夏に市美で個展が開かれた仲山計介の作品4点が新収蔵です。そのうち<彩秋>は屏風12面の大作です。
会期はあと2日、20日までです。70歳以上は無料です。名残の紅葉を見ながらどうぞ。
幕末の浮世絵師歌川国芳と月岡芳年をはじめとする弟子の作品150点の展覧会です。国芳は武者絵で大成功し、その後幅広い分野で多くの作品を残しました。猫好きな国芳は様々な猫の絵を描いています。そのほかいろいろなアイデアに富む作品があって楽しめます。芳年の作品は20点。最後の浮世絵師と言われた芳年(1839-1892年)は幕末から明治前半の人で、残酷なシーンを描いた血なまぐさい作品が目につきます。浮世絵の多様な内容と様々な技術を見ることができます。すべての作品が撮影可能です。
土日はかなり混みます。市美のHPで混雑度がわかるようになっていますのでご利用ください。
国芳<相馬の古内裏> 国芳<里すずめねぐらの仮宿>
人の顔がすべて「すずめ」
国芳<亀喜妙々> 国芳<としよりのよふな若い人だ> 顔や手は人の体の集合体
静岡文化芸大を会場として現在開催中の展覧会です。
静岡県にゆかりのある工芸家30余人の作品が展示されています。分野は陶芸・染織・漆芸・金工・ジュエリー・木工・ガラス・硯石の7つです。
各分野で伝統的技法と現代的感覚の融合の試みが見られて興味深いものがあります。陶芸の分野でも、9人の陶芸家の作品はそれぞれ明確な個性があります。
会場は西玄関を入ってすぐ右側のギャラリーで、外の歩道から中の様子が見えますし、会場には外の景色や光が入って作品に映っています。
フロアには白くて丸いシールが点々と貼ってあります。この線をたどると、静岡県の輪郭線になります。作品は入り口付近が県西部の浜名湖から天竜で、作家の活動拠点に従って作品が配置されています。奥へ進むと遠州灘からする側へ、さらに伊豆半島へと進みます。面白い発想です。
金工のジャンルでは文化芸大の山本一樹教授の作品も出品されています。
コロナ禍で長い間一般の市民の入構を禁止していた大学が半年以上ぶりで校内の一部をを開放しました。私はおよそ1年ぶりで 10/14 午後1時半ごろに行きましたが、あいにく知っている方には会うことができませんでした。
会期は10/25(日)まで 土日も無休 10:30-18:00 入場無料
久しぶりの美術展です。秋野不矩美術館は昨年9月から改修工事のため休館していました。9か月ぶりの開館です。
「花と緑の日本画」展は1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」の会場内パビリオンで開かれた「花と緑・日本画美術館」に、当時の日本画の巨匠50人が新作を出品したうちの46点を展示するものです。制作年は全作品1990年です。
花と緑がテーマで、伝統的な花鳥画の特徴を楽しむことができます。サクラを描いた作品が多いのですが、それぞれに描き方には特色があります。
出品画家は、小倉遊亀・上村松篁・吉岡堅二・東山魁夷・高山辰雄・加山又造・中島千波など45人と秋野不矩。秋野の作品はほかに7点出品されています。これらの作品は博覧会の後、佐藤美術館(新宿区)のコレクションになっています。
館内は密になるほどではありませんが平日の午前としては入館者が多いと感じました。
チラシから 上左:畠中光享<棒華> 上右:秋野不矩<讃華>
左:小倉遊亀<紅梅と古梅> 下中:片岡球子<富士に献花>
左右の屋根の白い部分は修復の箇所 藤森輝信設計の茶室「望矩楼」
久しぶりの展覧会で心が休まりました。
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