音楽

2009年12月16日 (水)

珠玉のコンサート:ウィーン古典派 フォルテピアノと木管アンサンブルの饗宴

 ハイドン、モーツァルト、ベートーベンが活躍していた18世紀から19世紀初期に演奏されていた楽器やそのコピーによる演奏会です。
 
 ピアノはモーツァルトが最後に所有し、青年ベートーヴェンが愛用していたヴァルター・モデルです。63鍵5オクターブしかありません。ボディはすべて木製です。
 オーボエは18世紀当時の製作です。クラリネットやファゴットは当時の楽器のコピーです。
これらの楽器にはキーがありません。ホルンは真鍮の管を巻いただけでヴァルブはまったくありません。

 それぞれの楽器は現代の楽器と大きく違うので演奏もかなり難しいと思われます。

プログラム
 モーツァルト クラヴィーアとオーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットのための五重奏
          曲 変ホ長調 K.452
 ハイドン    クラヴィーア・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI:46
 ベート-ヴェン クラヴィーアとオ^ボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットのための五重奏
           曲

 フォルテピアノの演奏はおなじみの小倉喜久子さんです。ナチュラルホルンの塚田聡さんは小倉さんの御夫君です。オーボエの本間正史さんとファゴットの岡本正之さんはいずれも東京都響の首席奏者です。クラリネットは坂本徹さん。

 目を閉じて演奏を聴いていると、18世紀の貴族のサロンで催されたコンサートの会場にいるような気分になります。初演でモーツァルトやベートーヴェンが演奏した時とほとんど同じ音で演奏される音楽を聴くことができるのは誠に贅沢なことです。

 ベートーヴェンの五重奏曲の前にそれぞれの楽器について奏者から説明がありました。

  このコンサートは静岡文化芸大の室内楽演奏会2009として行われたものです。大学の文化・芸術センターでの初めてのコンサートで音響が心配されましたが奏者からはかなりいい評価が得られました。

 平野昭先生の解説があり楽曲や楽器についての理解を深めることができました。

 終演後、二階の学生ロビーでカフェトークがありました。ワイングラスを手にして、奏者や先生方のお話を伺いました。

 私の席からはクラリネット奏者まで2㍍、ピアノまで4㍍という至近距離で18世紀の古典派の名曲を聴くことができて幸せな夜でした。

   

 

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2009年12月 4日 (金)

ドラマティック3大協奏曲 演奏会

 この夜演奏された3大協奏曲とは・・

メンデルスゾーン 《ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64》
モーツァルト    《フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313》
チャイコフスキー 《ピアノ協奏曲 第1番 変ロ長調 作品23》

・・というポピュラーなプログラムです。

 そして、3人のソリストに共通しているのは、①若い女性 ②細身でスタイル抜群 ③美人
です。ヴァイオリンの中村アヤサは桐朋女子高校音楽科に在学中の高校生です。
 

 フルートのyumiは静岡県出身。ヤマハのフルート・イメージ・キャラクターです。今日の
YAHOOのトップニュースで、えなりかずき との破局が伝えられたばかりです。彼女は今日のブログで「お騒がせしてすみません」とコメントしています。その騒ぎのなか、今夜は八尾市での公演で演奏が終わっているはずです。どのような心境で演奏したのでしょうか。

 ピアノは今川裕代。実力があり実績もある若手ピアニストです。

 オーケストラは サンクトペテルブルグ祝祭管弦楽団。指揮はアニハーノフ。イベントやツアーのために演奏者を集めて編成されたオケです。

 おなじみの名曲と3人の若い女性で集客を狙った企画と思われます。が・・アクトシティ大ホールは空席が目立ちました。いつものクラシック演奏会と客層が違う感じでした。ロビーで知人に一人も会わなかったのも珍しいことでした。

 私はそれなりに楽しみました。

12月1日 アクトシティ大ホール

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2009年11月30日 (月)

上原ひろみ 初のピアノソロコンサート「Place To Be」

 世界を舞台に活躍している上原ひろみの初めてのピアノソロコンサートです。
 ステージの中央にピアノが1台。もちろん・・YAMAHAです。

 ひそやかに、かわいく、美しい音を紡ぐと思えば、立ち上がって全力で鍵を叩きつけ、鍵だけでなく弦をはじき、押さえ・・強烈な音響で心に迫る音。自由自在にピアノを弾き続ける上原ひろみの演奏に満席の会場が酔っていました。

 今回のコンサートは「Place To Be」日本ツアーです。11月に入ってニューヨーク・スペイン・パリ・イスラエルでのコンサートを終えて19日の札幌から日本ツアーが始まっています。「Place To Be」のアルバムは9月にリリースされています。

 プログラムはいずれも「Place To Be」から。
 ・ベルン・ベイビー・ベルン
 ・BQE/BQE
 ・シシリアン・ブルー
 ・シュー・アラ・クレーム など
 (休憩15分。調律師が時間いっぱいかけて懸命に調律していました)

 ・グリーン・ティー・ファーム
  ・ビバ!ベガス
   ショー・シティ、ショー・ガ-ル
   デイタイム・イン・ラスベガス
   ザ・ギャンブラー など

 アンコールに「Place To Be」 =「居場所」という意味です。
 浜松で生まれ育った上原ひろみにとって、最高の「居場所」は間違いなく浜松だという思いを込めてこの曲を弾きました。
 2時間半に及ぶソロコンサートを全身で全力を絞って弾き終えた彼女は汗びっしょり。まったくハードな演奏です。

 前から2列目に6歳からのピアノの先生、その後ろに91歳になる上原ひろみのおじいさん、そして高校時代の担任など。熟年の聴衆も1割以上で他の会場に比べるとかなりおとなしい様子です。彼女のブログを見るとどこの会場でもスタンディングオベーションですが、浜松は最後まで着席のままでした。彼女にとってそういう意味では盛り上がりに欠けるのかもしれませんが、浜松は彼女にとって「最高のホームタウン」で、一番心の安まる町・・というトークでした。

上原ひろみ オフィシャルサイト http://www.hiromiuehara.com/

               ブログ http://www.hiromiuehara.com/blog/2009/11/ 

   

 

 

 

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2009年11月22日 (日)

15歳の少年(韓国)が第1位! 浜松国際ピアノコンクール

 第7回を迎えた浜松国際ピアノコンクールは昨日と今日の本選で全ての結果が出ました。
第1位は韓国のチョ・ソンジン(15歳)で、第4回1位のガブリリュクの16歳の記録を破る最年少1位でした。彼はソウルの高校生ですが日本で言えば中学3年生です。あどけなさの残る童顔でまさに‘少年’です。しかし演奏は堂々たるもので、昨日の本選ではベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を見事に弾きました。とても15歳とは思えません。彼は同時に日本人作品最優秀演奏賞も受賞しました。今回の1位受賞の前に2009年浜松国際ピアノアカデミー第1位、2008年青少年のためのショパン国際ピアノコンクール(モスクワ)第1位受賞
などの実績があります。

 今回1位を得たことによって2010年国内外の9都市で15回のコンサートを開く機会が与えられました。将来性豊かな少年がこれまでの入賞者と同様に今後大きく飛躍することが期待されています。

 2位はロシアのエルマール・ガサノフ。26歳のガサノフは本選出場者の中でただ一人ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲を演奏しました。この20世紀の名曲、難曲をみごとな技術で表情豊かに演奏し大きな拍手を受けました。本選の6人のうち彼だけが聴衆の熱烈な拍手に誘われてステージに呼び戻されました。
 今回から聴衆がもっとも良かったと思うピアニストに1票を投ずるシステムが採用されましたが、その第1回の聴衆賞を受賞したのがこのガサノフでした。26歳と言えば、1位になったチョ・ソンジンよりも10年以上長くピアノを演奏しているわけで、今回の出場者の中では熟練の演奏技術を持っているピアニストで、聞かせどころを心得ています。

 3位以下の順位や入賞者のプロフィール・演奏の実況などはHPでご覧ください。http://www.piacon.jp/

 本選に一人も残れなかった日本人の中では尾崎有飛が奨励賞を受賞しました。

 明日は入賞者披露演奏会です。楽しみです。

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1位の表彰を受けるチョ・ソンジン

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     第2位のガサノフ                 第3位のホ・ジェウォン

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  中村紘子審査委員長           左から1位→6位と奨励賞の尾崎有飛と日本人作品最優秀演奏賞のタヴェルナ(イタリア)


 

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2009年11月21日 (土)

19世紀のピアノによるコンサート:ショパン ピアノ協奏曲第1番 室内楽版

 浜松市楽器博物館の第94回レクチャーコンサートは第7回浜松国際ピアノコンクール開催記念として行われました。

 「プレイエル・ピアノと弦楽による19世紀の響き」です。
 使用されたピアノは1830年製のプレイエルです。製造番号1556・突き上げ式・78鍵。
 1830年というとショパンがワルシャワからパリに出てくる直前で、今夜演奏されたピアノ協奏曲第1番を作曲した直後になります。ショパン20歳の頃です。
 プレイエルのピアノはショパンがもっとも愛したピアノと言われています。そのピアノを浜松市楽器博物館が所蔵し、展示するだけでなく今もなおコンサートで使用されているのはすばらしいことです。

 ピアノはおなじみの小倉喜久子さんです。
 プログラムはすべてショパンの曲です。  

  「ノクターン」変ホ長調 作品9-2
  ピアノ三重奏曲 ト短調 作品8
    (休憩)
  ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11 ドイツ初版(1833)に基づく「室内楽版」

 アンコールはおなじみの「別れの曲」をピアノ五重奏で演奏しました。

 プレイエルのピアノは現代のピアノに比べるとかなり小ぶりです。音量も小さく響きも少ないのです。ピアノコンクールで使用されているピアノの大音量・大きな響きと比べるとよくわかります。
 しかし、ショパンの生きた時代のピアノはこのプレイエルです。当時のコンサートはたぶん今夜のコンサートのような雰囲気で行われたのでしょう。大編成のオーケストラや大音量のピアノもない・・ピアノ協奏曲と言っても室内楽風の響きの音楽だったと思われます。

 今夜の演奏はそのような19世紀の響きを再現したものです。小倉喜久子さんの演奏は毎年聴いていますが、今夜もすばらしかったと思います。

 会場では静岡文化芸大の平野先生や小岩先生のお顔もお見受けしました。この演奏会は大学と楽器博物館の共同企画によって実現したものです。演奏に先立って小岩先生のプレトークがありましたが私は残念ながら聴くことはできませんでした。

 ピアノコンクールはいよいよ明日から最終の本選です。ファイナリスト6人は韓国4人とロシア・フランスです。日本人0は残念です。
 本選が楽しみです。 

 

 

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2009年11月 7日 (土)

アレクセイ・ゴルラッチ ピアノリサイタル アンコール5曲!

 第7回浜松国際ピアノコンクールのオープニングコンサートでした。ゴルラッチは前回(2006年)のこのコンクールの優勝者です。 今年6月にはAXAダブリン国際コンクールで優勝、さらに9月にはリーズ国際ピアノコンクールで2位に入賞しています。浜松で優勝した時は18歳、そして今21歳という若さです。色白でスマートなキエフ(ウクライナ)生まれのゴルラッチは特に女性ファンに大変人気があります。

 今日のコンサートはアクトの大ホールということで空席も目立ちましたが、浜松に‘戻って’来たゴルラッチは聴衆の熱気に応えて熱演しました。

プログラムは次のとおりです。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 作品110
ドビュッシー:前奏曲集より
 1 音と香りは夕べの大気の中に漂う
 2 西風の見たもの
 3 亜麻色の髪の乙女
 4 花火
-休憩-
ショパン:舟歌 嬰へ短調 作品60
ショパン:12の練習曲 作品10
       3別れの曲 5黒鍵 12革命 など

この後熱烈な拍手に応えてアンコール!曲目は画像で・・

Photo
 ショパンのポロネーズ「英雄」や「華麗なる大円舞曲」などおなじみの曲に会場は盛り上がりました。画面下部に手書きで追加されたショパンの「マズルカ」Op33-1 Op33-4の2曲は会場の雰囲気でゴルラッチが急遽追加したものでしょう。アンコール5曲は珍しいと思います。アンコールだけで20分以上かかりました。

 若いのですが堅実で美しい演奏で今日も聴衆を魅了しました。これからますます活躍の場が広がるピアニストです。

 第7回浜松国際ピアノコンクールは明日始まる第一次予選から21.22日の本選、23日の入賞者披露演奏会まで半月以上続きます。
 今日のリサイタルの会場にはコンクールに出場するピアニストの姿も多く見られました。ゴブラッチの演奏を聴きながら指を動かしているピアニストもいました。自分が演奏しているつもりになっていたのでしょうか。

 ゴブラッチが演奏したのは YAMAHA のピアノでした。

 どうぞ浜松へお出かけください。コンクールの公式HPhttp://www.hipic.jp/

 

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2009年10月28日 (水)

東京芸大学生による室内楽演奏会

 静岡文化芸大の「室内楽2009」シリーズの一つとして行われたコンサートです。会場は大学のギャラリー。コンサートピアノがこのギャラリーに置かれたのは初めてのことのようです。
プログラムは・・
 メンデルスゾーン アンダンンテとアレグロ・ブリランテ イ長調 作品92
 フォーレ       チェロ・ソナタ第1番 ニ長調 作品109
 メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49

 出演した芸大生は7人・・これまでに栄光の入賞歴を有する学生もいます。

 第1曲はピアノ連弾で完成度の高い曲です。二人の足と手が互いに交差して演奏しにくい  部分もあるようですが、掛け合いながらみごとに弾きました。

 第2曲はフォーレのチエロ・ソナタ。第1次大戦中の怒りや悲しみの表現がやがて安らぎや
楽しさに変わって行きます。
 演奏者の大澤久君は名古屋工大を経て東京芸大へ進んだという経歴の持ち主です。名古屋工大の学生の時にチェロを続けたいという思いが募って一度だけ受験していいという親の
許しを得て受験したところ合格したのだそうです。

 第3曲は室内楽の名曲です。シューマンはこの曲を「ベートーヴェン以降の最も偉大なピアノ・トリオ」と称賛したということです。一度聴くと忘れられない美しい旋律が奏でられます。

 演奏会が終わった後エントランスでアフタートークが行われました。ワインやカクテルをいただきながら楽しく懇談しました。
 9日の「ジャポニスム」展と同じく大学と浜松創造年協議会の共催による楽しいイベントでした。
 ギャラリーは100人余の聴衆で満席でした。

 コンサートが開かれたのは23日ですが、27日の静岡新聞朝刊で写真入りで報道されました。

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2009年10月25日 (日)

感動のオペラ「蝶々夫人」

 すばらしいオペラに感動しました。蝶々夫人を演じた大岩千穂の美しい声と歌唱力、演技がみごとでした。‘舞台のために授かった’と言われる声を安心して聴くことができました。ピンカートンの水船柱太郎やスズキの永田直美、シャープレスの牧野正人など静岡県出身の7人の歌手もそれぞれ活躍しました。

 簡潔で美しい舞台装置もみごとでした。照明を効果的に使って季節感や蝶々夫人の心情を巧みに表現していました。

  実は・・私がこの舞台に立っていたかもしれないと思いながら見ていまいた。夏の終わりのことですが、蝶々夫人の親戚の男性の役でエキストラ出演のお誘いがありました。歌もせりふもありません。稽古日程の関係などで出演することにはなりませんでした。一生に一度のオペラの舞台は夢物語に終わりました。

 オーケストラは浜松で唯一のプロオーケストラの浜松フィル、指揮は現田茂夫。

 会場は満席でした。県内の著名な方を何人かお見受けしました。作曲家の池辺晋一郎さんも東京から見えていました。

 今日の「蝶々夫人」は第24回国民文化祭のシンボルイベントで、静岡県出身の三浦環生誕125周年記念第3回県民オペラとして上演されました。

 

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2009年9月23日 (水)

中村紘子 トーク&コンサート

 11月に開かれる第7回浜松国際ピアノコンクール開催記念のイベントです。中村紘子は第3回からこのコンクールの審査委員長を務めています。

 演奏の前にトークが20分ほどありました。今年65歳の彼女はデビュー50周年ということです。デビューしたのは昭和30年代半ば、《always 三丁目の「夕日》の頃です。当時はいいホールがなかったということで、東京では音響の悪い日比谷公会堂と日本青年館など。地方のある会場ではステージに脚をはずしたピアノがあり、その前に赤い座布団が1枚。主催者の話ではふだんは脚がじゃまになるのではずしてピアノは壁に立てかけておいたとか。

 ピアノを演奏する時に使う脳の部位とおしゃべりする時の部位は違うのでなかなか使い分けるのが難しいと言いながら、軽妙なトークが続きました。

そして、演奏に。

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 《悲愴》Op.13
(休憩)
ショパン/ワルツ
 第1番~第7番と第14番

モシュコフスキー スペイン奇想曲 Op.37

 モシュコフスキーの曲は初めて聴きました。10本の指が目にも止まらない速さで鍵盤を叩く超絶技巧がみものの曲です。

 アンコールは3曲。
グラダナス アンダルーサ
ブラームス 間奏曲 第118番
ブラームス ハンガリー舞曲第1番

 アンコールの後、審査委員長としてこの秋のピアノコンクールに来場してピアニストを励ますようアピールしました。好きな言葉は「豚もおだてれば木に登る」と言いながら。

ピアノはYAMAHA。ダイナミックでめりはりの効いた演奏でした。

 アクトシティ浜松中ホールは満席でした。女性が8割、年齢層は50代以上が大半でした。

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2009年8月26日 (水)

楽しいコンサートでした・・楽友会オーケストラ浜松定期演奏会

 楽友会オーケストラ浜松は、老人性痴呆の早期発見と治療の大家として知られる金子満雄氏が団長を務めるアマチュアオーケストラです。1996年に発足、今年で第6回の定期演奏会です。

 金子団長はプログラムに次のように書いています。「・・楽友会オーケストラ浜松のファンは『音程が1/4音狂っていた』などという堅苦しい注文をつける方は少なく、一家揃ってのびのびと音楽の時間を楽しもうという方たちが多いようです。私たちもそのようなお客さま方のために、少しでも気楽に楽しめる曲を揃え、より上質な音色とハーモニーで聴いてもらおうと努力しています。つまり、お客さんの耳と私達の腕を平行して向上させようではないか、という姿勢です。」

 このような姿勢がよく現れた演奏曲目でした。
・トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214
・喜歌劇「天国と地獄」序曲
・野口雨情/中山晋平の世界~証城寺の狸ばやし、しゃぼん玉
・川の流れのように
・天空の城ラピュタ~「君をのせて」
・交響組曲「ハリー・ポッター」

ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 作品92

 金子団長は「・・日本中を廻っても、これだけ思い切ったプログラムを演奏してくれる楽団はまず、ないでしょう。」と書いています。
 なるほどその通りですね。美空ひばりの名曲からベートーヴェンまでの幅の広さ。気楽に聴いて楽しむことができました。

 アンコールはヨハン・シュトラウスの「狩り」。そして最後は会場の聴衆と共に「ふるさと」でした。
 指揮は新進の濱津清仁。金子団長は第2バイオリン。高校校長OBのW先生は第1バイオリンでした。

8/23(日) アクトシティ中ホール ほぼ満席でした。

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