音楽

2009年11月 7日 (土)

アレクセイ・ゴルラッチ ピアノリサイタル アンコール5曲!

 第7回浜松国際ピアノコンクールのオープニングコンサートでした。ゴルラッチは前回(2006年)のこのコンクールの優勝者です。 今年6月にはAXAダブリン国際コンクールで優勝、さらに9月にはリーズ国際ピアノコンクールで2位に入賞しています。浜松で優勝した時は18歳、そして今21歳という若さです。色白でスマートなキエフ(ウクライナ)生まれのゴルラッチは特に女性ファンに大変人気があります。

 今日のコンサートはアクトの大ホールということで空席も目立ちましたが、浜松に‘戻って’来たゴルラッチは聴衆の熱気に応えて熱演しました。

プログラムは次のとおりです。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 作品110
ドビュッシー:前奏曲集より
 1 音と香りは夕べの大気の中に漂う
 2 西風の見たもの
 3 亜麻色の髪の乙女
 4 花火
-休憩-
ショパン:舟歌 嬰へ短調 作品60
ショパン:12の練習曲 作品10
       3別れの曲 5黒鍵 12革命 など

この後熱烈な拍手に応えてアンコール!曲目は画像で・・

Photo
 ショパンのポロネーズ「英雄」や「華麗なる大円舞曲」などおなじみの曲に会場は盛り上がりました。画面下部に手書きで追加されたショパンの「マズルカ」Op33-1 Op33-4の2曲は会場の雰囲気でゴルラッチが急遽追加したものでしょう。アンコール5曲は珍しいと思います。アンコールだけで20分以上かかりました。

 若いのですが堅実で美しい演奏で今日も聴衆を魅了しました。これからますます活躍の場が広がるピアニストです。

 第7回浜松国際ピアノコンクールは明日始まる第一次予選から21.22日の本選、23日の入賞者披露演奏会まで半月以上続きます。
 今日のリサイタルの会場にはコンクールに出場するピアニストの姿も多く見られました。ゴブラッチの演奏を聴きながら指を動かしているピアニストもいました。自分が演奏しているつもりになっていたのでしょうか。

 ゴブラッチが演奏したのは YAMAHA のピアノでした。

 どうぞ浜松へお出かけください。コンクールの公式HPhttp://www.hipic.jp/

 

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2009年10月28日 (水)

東京芸大学生による室内楽演奏会

 静岡文化芸大の「室内楽2009」シリーズの一つとして行われたコンサートです。会場は大学のギャラリー。コンサートピアノがこのギャラリーに置かれたのは初めてのことのようです。
プログラムは・・
 メンデルスゾーン アンダンンテとアレグロ・ブリランテ イ長調 作品92
 フォーレ       チェロ・ソナタ第1番 ニ長調 作品109
 メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49

 出演した芸大生は7人・・これまでに栄光の入賞歴を有する学生もいます。

 第1曲はピアノ連弾で完成度の高い曲です。二人の足と手が互いに交差して演奏しにくい  部分もあるようですが、掛け合いながらみごとに弾きました。

 第2曲はフォーレのチエロ・ソナタ。第1次大戦中の怒りや悲しみの表現がやがて安らぎや
楽しさに変わって行きます。
 演奏者の大澤久君は名古屋工大を経て東京芸大へ進んだという経歴の持ち主です。名古屋工大の学生の時にチェロを続けたいという思いが募って一度だけ受験していいという親の
許しを得て受験したところ合格したのだそうです。

 第3曲は室内楽の名曲です。シューマンはこの曲を「ベートーヴェン以降の最も偉大なピアノ・トリオ」と称賛したということです。一度聴くと忘れられない美しい旋律が奏でられます。

 演奏会が終わった後エントランスでアフタートークが行われました。ワインやカクテルをいただきながら楽しく懇談しました。
 9日の「ジャポニスム」展と同じく大学と浜松創造年協議会の共催による楽しいイベントでした。
 ギャラリーは100人余の聴衆で満席でした。

 コンサートが開かれたのは23日ですが、27日の静岡新聞朝刊で写真入りで報道されました。

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2009年10月25日 (日)

感動のオペラ「蝶々夫人」

 すばらしいオペラに感動しました。蝶々夫人を演じた大岩千穂の美しい声と歌唱力、演技がみごとでした。‘舞台のために授かった’と言われる声を安心して聴くことができました。ピンカートンの水船柱太郎やスズキの永田直美、シャープレスの牧野正人など静岡県出身の7人の歌手もそれぞれ活躍しました。

 簡潔で美しい舞台装置もみごとでした。照明を効果的に使って季節感や蝶々夫人の心情を巧みに表現していました。

  実は・・私がこの舞台に立っていたかもしれないと思いながら見ていまいた。夏の終わりのことですが、蝶々夫人の親戚の男性の役でエキストラ出演のお誘いがありました。歌もせりふもありません。稽古日程の関係などで出演することにはなりませんでした。一生に一度のオペラの舞台は夢物語に終わりました。

 オーケストラは浜松で唯一のプロオーケストラの浜松フィル、指揮は現田茂夫。

 会場は満席でした。県内の著名な方を何人かお見受けしました。作曲家の池辺晋一郎さんも東京から見えていました。

 今日の「蝶々夫人」は第24回国民文化祭のシンボルイベントで、静岡県出身の三浦環生誕125周年記念第3回県民オペラとして上演されました。

 

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2009年9月23日 (水)

中村紘子 トーク&コンサート

 11月に開かれる第7回浜松国際ピアノコンクール開催記念のイベントです。中村紘子は第3回からこのコンクールの審査委員長を務めています。

 演奏の前にトークが20分ほどありました。今年65歳の彼女はデビュー50周年ということです。デビューしたのは昭和30年代半ば、《always 三丁目の「夕日》の頃です。当時はいいホールがなかったということで、東京では音響の悪い日比谷公会堂と日本青年館など。地方のある会場ではステージに脚をはずしたピアノがあり、その前に赤い座布団が1枚。主催者の話ではふだんは脚がじゃまになるのではずしてピアノは壁に立てかけておいたとか。

 ピアノを演奏する時に使う脳の部位とおしゃべりする時の部位は違うのでなかなか使い分けるのが難しいと言いながら、軽妙なトークが続きました。

そして、演奏に。

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 《悲愴》Op.13
(休憩)
ショパン/ワルツ
 第1番~第7番と第14番

モシュコフスキー スペイン奇想曲 Op.37

 モシュコフスキーの曲は初めて聴きました。10本の指が目にも止まらない速さで鍵盤を叩く超絶技巧がみものの曲です。

 アンコールは3曲。
グラダナス アンダルーサ
ブラームス 間奏曲 第118番
ブラームス ハンガリー舞曲第1番

 アンコールの後、審査委員長としてこの秋のピアノコンクールに来場してピアニストを励ますようアピールしました。好きな言葉は「豚もおだてれば木に登る」と言いながら。

ピアノはYAMAHA。ダイナミックでめりはりの効いた演奏でした。

 アクトシティ浜松中ホールは満席でした。女性が8割、年齢層は50代以上が大半でした。

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2009年8月26日 (水)

楽しいコンサートでした・・楽友会オーケストラ浜松定期演奏会

 楽友会オーケストラ浜松は、老人性痴呆の早期発見と治療の大家として知られる金子満雄氏が団長を務めるアマチュアオーケストラです。1996年に発足、今年で第6回の定期演奏会です。

 金子団長はプログラムに次のように書いています。「・・楽友会オーケストラ浜松のファンは『音程が1/4音狂っていた』などという堅苦しい注文をつける方は少なく、一家揃ってのびのびと音楽の時間を楽しもうという方たちが多いようです。私たちもそのようなお客さま方のために、少しでも気楽に楽しめる曲を揃え、より上質な音色とハーモニーで聴いてもらおうと努力しています。つまり、お客さんの耳と私達の腕を平行して向上させようではないか、という姿勢です。」

 このような姿勢がよく現れた演奏曲目でした。
・トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214
・喜歌劇「天国と地獄」序曲
・野口雨情/中山晋平の世界~証城寺の狸ばやし、しゃぼん玉
・川の流れのように
・天空の城ラピュタ~「君をのせて」
・交響組曲「ハリー・ポッター」

ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 作品92

 金子団長は「・・日本中を廻っても、これだけ思い切ったプログラムを演奏してくれる楽団はまず、ないでしょう。」と書いています。
 なるほどその通りですね。美空ひばりの名曲からベートーヴェンまでの幅の広さ。気楽に聴いて楽しむことができました。

 アンコールはヨハン・シュトラウスの「狩り」。そして最後は会場の聴衆と共に「ふるさと」でした。
 指揮は新進の濱津清仁。金子団長は第2バイオリン。高校校長OBのW先生は第1バイオリンでした。

8/23(日) アクトシティ中ホール ほぼ満席でした。

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2009年6月21日 (日)

弦楽四重奏曲はハイドンに始まる:音楽探訪第3回

 平野昭先生による「音楽探訪」-没後200年 ハイドン再発見-の第3回は弦楽四重奏曲の誕生がテーマでした。
 弦楽四重奏曲の歴史を語る時、まずハイドンが登場します。弦楽四重奏曲はハイドンが1770年代に、弦楽四重奏で演奏されるソナタ多楽章の作品を書いたところから始まるようです。

 ハイドンが作曲した弦楽四重奏曲は19世紀には83曲といわれていましたが、その後の研究によって現在では60曲余と考えられています。それにしてもすごい数です。

 この日の音楽探訪では作品20の5、33の第2曲《冗談》、作品76の2《五度》などをCDで聴いた後、ミニコンサートが行われました。

 浜松フィルのメンバーである女性カルテットで74番ト短調《《騎士》の第1、4楽章と76番ハ長調《皇帝》の第2楽章が演奏されました。《騎士》は平野先生がお好きな曲ということです。
《皇帝》はドイツ国歌として知られています。曲の一部の演奏でしたが、浜松では弦楽四重奏などの室内楽を聴く機会は少ないので貴重なミニコンサートでした。

 カルテットはこの日のために結成されたものですが、先生からせっかくだからこれからもぜひ続けてというエールがおくられました。

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2009年6月 6日 (土)

200年前のピアノによるミニコンサート

 イギリスのブロードウッド製ピアノは1802年頃の製作とされています。ベートーヴェンが所有していたピアノと同じ型です。浜松市楽器博物館が所蔵しているこのピアノで小倉喜久子がハイドンの曲を演奏しました。

 平野昭先生による「音楽探訪」・・~ハイドン再発見~の第2回はピアノ曲特集でした。
 前半は平野先生のお話、後半がミニコンサートでした。

 平野先生のお話
1 ハイドンのピアノソナタは50曲以上あるが正確にはわからない。名曲が多いが演奏され ることは少ない。ピアノソナタはモーツァルトよりもおもしろい。

2 最後の5曲以外は楽譜に「チェンバロのための」曲と記されている。ピアノフォルテはまだ高価だった時代。

3 ピアノソナタ 変ホ長調 Hob.XVⅠ-52の楽譜には音の強弱を示すpやfの表記があるがそれまでの曲にはない。チェンバロでは音量の変化がない。

途中から小倉喜久子さんが加わってハイドンのピアノ曲談義が続きました。

休憩の後いよいよ小倉喜久子さんの演奏です。

1曲目 ピアノソナタ 変ホ長調 Hob.XVⅠ-52 1974年ロンドンで作曲と推定
2曲目 幻想曲 or ディヴェルティメント、アンダンテと変奏曲 ヘ短調  Hob.XVⅡ-6 

どちらも大胆な表現や美しいメロディーもあってすてきな曲でした。

 ブロードウッド製ピアノは68鍵で全長227㎝。今のピアノに比べると鍵盤数も少なくかなり小型です。ハイドンはロンドン滞在中、ブロードウッドのピアノを部屋に置いていたということです。小倉さんの最初のタッチで音が出た瞬間から現在のピアノとは違うということがわかります。ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンの時代の音です。

 浜松市楽器博物館には19世紀のピアノがいつでも演奏できる状態で保存、展示されています。小倉さんは毎年この楽器博物館のピアノで演奏しており、そのCDは高く評価されています。

200年前のピアノで200年前の曲を200年前の音で聴くことができたミニコンサートでした。

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ブロードウッド製ピアノ かなり小さい感じです。
ペダルは両サイドの脚についています。ピアニストは両足を大きく開いて演奏します。
女性の場合、ミニスカートで演奏するのは無理です。

 

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2009年5月29日 (金)

没後200年 ヨーゼフ・ハイドン再発見

 ハイドン(1732-1809)が没してこの8月31日で200年になります。ということで今年の「音楽探訪」はハイドン特集です。

 この「音楽探訪」はアクトシティ音楽院が主催して毎年開いている講座です。講師は引き続き静岡文化芸術大学教授の平野昭先生です。

 全5回シリーズの第1回は「ハイドンの交響曲」でした。108の交響曲をハイドンの宮廷音楽家としての立場の変化を中心にして7期に分けるところからはじまりました。
 副楽長時代の初期の交響曲には第6番《朝》7番《昼》8番《晩》など、高度な演奏技巧を要する各楽器の独奏部分が織り込まれています。これはハイドンが選んだ楽士が侯爵を満足させる力量を持った名手であることを証明するtめであろうというお話でした。

 CDで聴いた《朝》にはなるほどそのような独奏部分がありました。

 第4楽章が終わった後の楽章で、演奏者が一人ずつ演奏を終えてステージから消えていく第45番《告別》は楽譜と対比しながらCDを聴くことができました。最後は本当に消えゆく音ですね。この演奏を聴いた侯爵は離宮への滞在に不満を持った楽団員に休暇を与えたということです。ハイドンはそれを意図してこの曲を作ったのだとか。

 CDで聴いた第31番は4本のホルンを使うという珍しい曲ですが、なかなかの迫力でした。

 平野先生が冒頭に「ハイドンは地味だから」とおっしゃいましたが、確かにモーツァルトやベートーベンなどに比べれば地味な存在です。そのせいか、例年よりも参加者がやや少ないとい感じでした。

 次回は小倉喜久子さんによる浜松楽器博物館所蔵の19世紀のピアノによるハイドンのピアノ曲の演奏と弦楽四重奏のミニコンサートがあります。

 これからの展開が楽しみです。

 

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2009年4月20日 (月)

小山実稚恵ピアノリサイタル

 小山実稚恵はチャイコフスキー・コンクール第3位(1982年)、ショパン・コンクール第4位(1985年)と二大コンクールに日本人として初めて入賞した日本を代表するピアニストです。2006年からは2017年までの12年間、毎年春秋2回ずつ全24回のリサイタルをオーチャ-ドホールをはじめ全国各地で開く「小山実稚恵の世界」という壮大なシリーズに取り組んでいます。2017年秋の第24回までの曲目は全部発表されています。6月6日名古屋でのリサイタルは《若き恋い》というテーマで、ショパン/ノクターン1,2番、シューマン/謝肉祭など。ちなみに最終回2017年秋はバッハ/平均率クラヴィーア曲集第1巻より第1番、に始まって最後はベートーヴェン/ソナタ 第32番です。 

 この日のプログラムは次のとおりです。

ショパン ノクターン 第1番 変ロ短調 Op.9-1
             第2番 変ホ長調 Op.9-2

ショパン ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 Op.44
              第7番 変イ長調「幻想ポロネーズ」 Op.61
      アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22

ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵}

アンコール ショパン   マズルカ 第24番 イ短調
        スクリャビン 左手のためのノクターン
         ショパン   24のプレリュード 第24番 ニ短調 

 久しぶりにピアノリサイタルを堪能しました。聞こえるか聞こえないかの最弱音からオーケーストラと競っても負けないと思われるホール全体に響き渡る強烈な音まで自由自在に鍵盤を操ってみごとな演奏を聴かせてくれました。

 「展覧会の絵」では10枚の絵がプロムナードでつながれながら次々と展開されていきました。ムソルグスキーによるピアノの原曲はラヴェル編曲の交響曲とは別の趣があって楽しめました。

4/18 浜松市教育文化会館 はまホール  

       

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2009年4月 3日 (金)

太鼓と篠笛のコラボ・・金子竜太郎と山口幹文

 最近は桜前線シリーズが続いていますが、桜は1回お休みしてコンサートの感想です。

Ryu's beat 金子竜太郎meets山口幹文 というセッションライブです。

 金子竜太郎(45歳)は和太鼓集団「鼓童」の中心となるプレイヤーとして20年間活動した後、2007年に独立した太鼓奏者です。山口幹文(55歳)は「鼓童」の中心メンバーとして笛・胡弓・箏三味線などを務めています。

 今回のセッションライブは金子がプロデュースしたもので、和太鼓と笛という二つの楽器の持つ魅力を最大限生かしてそれぞれ超絶技巧ですばらしい演奏を聴かせてくれました。

 金子は5つの太鼓を駆使して音の高低、強弱、速さ、リズムなど変幻自在のばち捌きでプロの太鼓奏者の神髄を見せてくれました。

 山口は竜笛、真竹の笛、能管などいろいろな笛で叙情豊かな、あるいは妖しげな、あるいは激しいメロディーを聴かせてくれました。

 それぞれのソロもたっぷり聴かせてくれました。特に金子が作り出した灰皿ぐらいの大きさのチャッパという小型のシンバル二つを使った演奏はまさに超絶技巧で驚嘆しました。山口に言わせると、チャッパを考案したことが金子の最大の功績だとか・・。

 この二人の演奏は初めて聴きましたが、演奏もトークもなかなか楽しくてすばらしいコンサートでした。

演奏曲目:
1 千里馬
2 光
3 蒼き風
4 ソロ(金子)本日のチャッパソロ
5 ソロ(山口)山唄
6 Snow in Arab
7 メドレー アカバナ・虹のなごり・BIrd Island?アカバナ
8 風雷童
9 風唄

アンコール 道

4/3 クリエート浜松ホール

金子竜太郎 Official sight   http://ryu-beat.com/

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2009年2月 5日 (木)

杉ちゃん&鉄平のおもしろクラシック

 「クラシックを遊ぶ音楽実験室」をコンセプトに、聴くだけでなく観て楽しいコンサートを展開している杉ちゃん=杉浦哲郎と鉄平=岡田鉄平のコンビによる楽しいコンサートでした。

 杉ちゃんはピアニストで編曲者、鉄平はヴァイオリニストです。

 第1部は鉄平と県内のメンバーで組織された‘浜松おもクラアンサンブル’によるクラシック名曲集でした。
 ①モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136
 ②ヴィヴァルディ:四季より「春」
というおなじみの名曲の後
 ③メンデルスゾーン:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ短調
 この曲は1951年になって楽譜が発見されたという珍しい曲です。

 第2部がこのメンバーらしい音楽でした。
・犬のおまわりさんの運命
・美しき青きドナウ河のさざなみ殺人事件
・剣のずいずいずっころばし

など、おなじみの名曲がいつのまにか童謡などの旋律に変わっています。

 次は、バイオリンによる擬音の演奏です。スクリーンに映し出された映像を見ながら音をつけていきます。パトカー・・1台、2台と増えていきそこへ救急車も登場します。
 走行する電車の音、ウルトラマンとゴジラの戦いなど、目をつむって聴いていると実写の録音と間違えてしまいそうです。みごとな超絶技巧でした。

 静岡県人には子どものころからおなじみのテレビコマーシャルを集めた「しずおか組曲」は浜松おもくら合唱団との共演でした。
 「学生服のやまだ」「スーパー田子重」「人形のみやひで」「ごてんばあさん」「まかいの牧場」など・・。
 県の中部や東部の歌が多くて西部ではあまりなじみがないCMが多かったので会場は思ったほど盛り上がりませんでした。

 終わりに、モンティの「チャルダッシュ」とタイスの「瞑想曲」。

 アンコールはメンバー全員による「静岡賛歌」でした。この歌も知っている人は意外に少なくて反応は今ひとつでした。

 とかく敷居が高いと言われるクラシックをもっと身近なものにするために、このコンビによるコンサートは大きな力になると思いました。
 肩がこらず、眠くならない楽しいコンサートでした。

 終演後、サイン会がありました。私はこの日が発売初日の「しずおかCD]を買い求めて
二人にサインしてもらいました。
 このCDには「学生服のやまだ」のほか、「銀座会館」「ハトヤの唄」「ヤマザキの煮豆」「いちばん星見つけた」など14曲が収録されています。

2月4日 浜松アクトシティ中ホール

HP http://www.jeo.jp/sugitetsu/news_index.html

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          サインは  左:杉浦哲朗 右:岡田鉄平

  

 

 

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2009年1月26日 (月)

録音・複製技術が進んで音楽の聴き方が変わった

 大学の後期の授業も終盤になりました。「音楽芸術論」のテーマは一貫して「西洋音楽におけるポピュラーなもの」です。
 今日は「録音・複製技術と音楽観の変遷」が主題でした。
 1877年 エディソンのフォノグラフ発明
 1920年 ラジオ
 1927年 トーキー
 1948年 LPレコード
 1953年 テレビ
 1962年 カセットテープ
 1979年 ウォークマン
 1981/82年 LD、CD
 1997年 DVD

という流れの中で音楽の聴き方はどのように変わったのでしょうか。

①音楽文化が一般化、ポピュラー化したこと   録音の大量生産・大量消費の結果
②その場にいなくても享受できる音楽
③繰り返し聴かれることによって一定の基準が成立 楽譜とかなり一致する音楽に
④作品が成立した頃とは異なる音楽観が生まれずれが生まれる

 その一例として、ホロヴィッツの演奏するチャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番第3楽章の終盤を聴きました。
 1949年、ハリウッド ボウルでのライブ録音です。LPが発明された翌年のことで、録音・再生技術の上ではそれ以前の段階のものと同じレベルです。録音は極めて悪い状態です。

 小岩先生によるとこの演奏でホロヴィッツの弾くピアノは楽譜との打率は約6割・・・楽譜とは大きく離れたテンポ、音程、リズムで演奏されました。

 ところが・・演奏が終わると聴衆の熱烈な拍手が続きます。その会場で目の前でマエストロを見てそのオーラに圧倒された聴衆の感激の拍手です。

 ホロヴィッツの初来日は1983年、80歳の時でした。S席5万円が即日完売になったそのコンサートを聴いた吉田秀和は「ひびの入った骨董品」と酷評しました。

 今の音楽家は楽譜に忠実な演奏をします。ホロヴィッツのような演奏を聴くことはできないでしょう。録音・複製技術の進歩にともなって演奏が変わり、ある意味では画一的になってきたのかもしれません。

 録音・複製の技術にこだわるマニアもいます。生の演奏会よりもレコードやCDで再現される音を好む。音の微妙な再現に執念を燃やす人がいます。レコードと針と真空管にこだわる人もいます。‘音楽’よりも‘音’を大事にする人たちです。

 私は生演奏でオーラを感じるのが好きです。
 

 

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2008年12月31日 (水)

おめでとうレコード大賞・・EXILEのAKIRA=磐田東OB

 昨30日に行われた第50回日本レコード大賞でEXILEが「Ti Amo」でレコード大賞に輝きました。

 2006年にPerformerとしてメンバーに加わったAKIRAは磐田東高OBでサッカー部の選手だったK君です。高校時代にダンスを始め、卒業後ダンスイベントなどに参加、次第に活躍の場を広げ、ついにEXILEのメンバーになりました。役者としても活躍しているということです。今後ますますの活躍を期待しています。

 サッカー部ではガンバ大阪のGK藤ヶ谷やセレッソ大阪のFW古橋の1年後輩で共にプレーしていました。藤ヶ谷には明日の天皇杯でぜひ勝ってほしいものです。

 AKIRAはEXILEの7人のメンバーの中で最も長身で184㎝あります。プロフィールはEXILEのHPでご覧下さい。

http://exile.jp/profile.html

 

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2008年12月25日 (木)

上原ひろみコンサート 「BEYOND STANDARD 日本ツアー」in 浜松

 昨年に続いて浜松が世界に誇るジャズピアニストのコンサートを楽しむことができました。
浜松で生まれ育った彼女は浜松が大好きだといつもステージからふるさとへの熱いメッセージを伝えてくれます。

 今回も開口一番「浜松の‘やらまいか大使’です。浜松に戻ってきました。戻って来たニィー」と、遠州弁でトーク。‘やらまいか大使’というのは市が浜松市出身や浜松にゆかりのある著名人に浜松のPRを託して任命しているものです。仲道育代、鈴木重子、筧利夫、袴田吉彦、武田修宏、鈴木光司などこれまでに40数人が任命されています。

 演奏された曲は11曲だったでしょうか。上原ひろみのピアノソロが2曲。他はSonicbloomのメンバーとの協演です。ベースのトニーはイギリス、ドラムスのマーティンはスロバキア、ギターのフューズはアメリカの出身です。

 上原ひろみは激しく早く熱くピアノを弾きます。時には全身の力を込めて弾く・・というか叩きつけるように・・ピアノが壊れるのではないかと思うほどです。そうかと思うと叙情を込めて
静かに語りかけます。

 ピアノとベースとドラムスの低音が体に響いてブレザーの下でシャツが震えているのがわかります。

休憩の後のトーク。「明日はクリスマス。私の大好きなおじいちゃんの誕生日です。90歳になります」「そのおじいちゃんが今日は会場に来ています」と語って、Happy Birthday to
Youを会場のみんなと歌いました。おじいちゃんは‘I Love NY’の帽子をかぶって前から4列目に座っていました。
 最前列に副担任(たぶん浜松北高時代)が座っていることや、ピアノを教わった先生の話もありました。

 Softly as in a Morning Sunrise で始まり、My FavoriteThings やUe Wo Muite Arukoなど。Ue Wo Muite Aruko(上を向いて歩こう)はクリスマスバージョンでクリスマスソングが入っていました。
 休憩後の長い曲は XYG だったでしょうか。ジャズ通の話によると定番の曲で構成されていたようです。

 去年に続いて弾いてくれた曲・・Green Tea Farm です。静岡の茶畑をイメージしたいい曲です。最後に「茶摘み」のメロディーが入っています。

 アンコールはサプライズでした。タップダンサーの熊谷和徳が登場。超絶技巧のタップダンスをたっぷり見せてくれました。上原ひろみもダンスに合わせて熱演。すばらしいステージでした。予告無しの登場で驚きました。
 熊谷和徳は今年31歳。15の時からダンスを始め19歳で渡米。アメリカで修行を重ねてきました。タップダンサーとしてソロで公演できる唯一の人ではないでしょうか。上原ひろみをはじめいろいろな人とコラボレーションをして注目されています。

 上原ひろみは浜松生まれ。6歳からピアノを習い、ヤマハ音楽教室でピアノと作曲を学んでいます。ということで、コンサートのピアノはいつでもヤマハです。
 県下最高の進学校である浜松北高から法政大へ進みましたが、ヤマハの奨学制度によって大学を中退しアメリカのバークリー音楽大学に。2003年にジャズ作曲科を首席で卒業。その前にすでにアメリカのメジャーレベルでデビューしていました。
 その年6月浜松で公演。以後世界各国で精力的に公演を続けています。現在はアメリカ在住です。1年の半分以上は海外での公演で、今年はノルウエーから南アフリカまで地球縦断のツアーをしています。
 今や世界中で活躍するジャズピアニストとして絶大な人気を誇っています。

 前から7列目で通路側なので視界を遮るものがなく、彼女の表情がすべて見えました。

 演奏に入る前に「ここ浜松アクトシティのホールは上品だし、お客様もおとなしいのだけれど、今日は‘浜松まつり’の勢いで元気よく」と上原ひろみから呼びかけられたのですが・・やはり今日もおとなしい浜松の客でした。

 故郷浜松でのコンサートは満席の観客が幸せを感じて元気をもらったすばらしい2時間半でした。

 

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2008年11月 9日 (日)

第5回 静岡国際オペラコンクール④日本人が初の1位

 光岡暁恵がみごと1位を獲得。さらに三浦環賞とオーディエンス賞も得て三冠に輝きました。日本の歌手が1位になったのはこのコンクールで初めてです。

 本選には日本1・韓国5の6人が出場、東京フィルハーモニーの演奏に合わせて2曲ずつ歌いました。10分足らずから25分まで時間の長さはまちまちでした。

 1位の光岡は一次予選の時から注目していた歌手です。本選ではステージに出てきたとき緊張した様子でしたが、歌い始めると熱のこもった歌唱で聴かせてくれました。5人目の光岡に続いて登場した最後のイ ヘジョンは小柄で地味な感じでしたが、これまた熱唱。上位はこの二人と3人目のキム ナミョンの争いだと予想したところその通りでした。イ ヘジョンが2位、キム ナミョンが3位でした。会場の聴衆の反応が結果を予測していた感じです。
 オーディエンス賞は今回初めて実施されたものです。もっとも印象に残った歌手をアンケート用紙に記入する方法で本選終了後出口で投票しました。私は光岡に投票しましたが、残念ながらホテルの5000円食事券(10名)は当たりませんでした。

 1位の光岡暁恵はチューリッヒ在住の33歳。今もっとも注目されている歌手です。昭和音大卒、同大学院修了。これまでにいくつかの入賞歴があり、国内外のコンサートで活躍しています。今回1位に輝いたことで今後さらに活躍が期待されます。表彰式のスピーチで「久しぶりに日本で歌うことができて楽しかった。最初は緊張したが、途中からコンクールであることを忘れるほどだった」とスピーチしました。

 表彰式で伊藤京子審査委員長の講評がありました。このコンクールが世界で高く評価されるコンクールになっていること、審査に当たって委員の間で意見が分かれることなくスムーズに審査ができたことなどの話がありました。

 本選の模様は明日10日午前10時からHPで見ることができます。

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2008年11月 7日 (金)

第5回 静岡国際オペラコンクール③本選への期待

 二次予選に出場した21人のうち6人が9日の本選に進むことになりました。
韓国5・日本1・・東アジアコンクールですね。韓国5のうちテノールとバリトンが各1であとはソプラノです。
 二次予選で熱唱した光岡さんは本選に残りました。

 本選は9日午後1時30分からです。東京フィルハーモニーの演奏に合わせて自分が選んだオペラのアリアと、一次予選で自分が選んだアリアのうち、歌わなかったアリアから審査委員会が指定した曲の2曲を歌います。9日の本選が楽しみです。

 5時からは表彰式(入場無料)が行われます。

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2008年11月 5日 (水)

第5回 静岡国際オペラコンクール②二次予選

 今日と明日は二次予選です。一次予選を突破した21人が出場します。日本9・韓国7・
中国2・ロシア2・ブルガリア1です。
 21人というのはこれまでで最も少ない人数です。この中から6~7人が本選に進みます。

 二次予選では「自選役」を約20分で歌います。「自選役」というのは、審査委員会が予め指定した16人の作曲家によるオペラ36作品から選ばれています。出場者は自分が選んで登録した役の中から、審査委員会が一次予選通過後に指定した箇所を暗譜で歌います。
 これはこのコンクールの大きな特徴とされています。明日だれかの代役で急に舞台に立つことになっても十分に対応できる資質を持っているかどうかということが問われます。

 選ばれた箇所によって演奏時間はまちまちで、10分少々から20分超までありました。

 今日聴いた中では、「愛の妙薬」のアディーナ役のミタラコヴァ(ロシア)や、「ラメンモールのルチア」のルチア役、光岡暁恵(日本)などはなかなかよかったと私には思えたのですが・・本選に進むことができるでしょうか。

 今日の様子は明日6日午前10時からHPで見ることができます。Simg_5786 Simg_5789
二次予選出場者にはバラの花が      会場はアクトタワーの大ホール・聴衆約400

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   公式プログラム             二次予選ガイドブック。文化芸大平野教授による36作品の解説があります

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2008年11月 3日 (月)

第5回 静岡国際オペラコンクール①

 オペラコンクールが始まっています。

 1996年から3年目ごとに開かれているこのコンクールも第5回を迎えました。声楽分野ではアジアで初めて国際音楽コンクール連盟への加盟を認められており、世界的に評価の高いコンクールになっています。

 今回は32の国と一つの地域から300人を超える応募があり、テープ審査の結果、12か国76人が出場することになりました。

 一次予選は11月1~3日。会場はアクトシティ大ホールです。出場予定者76人の内訳は・・最多の27人は韓国、日本は24,中国が10。アジアが61人で8割。東欧が10人。西欧は5人です。開演前にロビーでお会いした文化芸大副理事長の鈴木先生(このコンクールの実行委員のメンバー)の言によると「キムチパワー」だそうです。

 一次予選の一部を1日と今日(3日)聴いてきました。一次予選ではエントリー76人のうち16人が欠場で60人が出場しました。
 持ち時間10分でオペラのアリアを2曲歌います。1曲は自選曲、もう1曲は4曲をあらかじめ登録しておき、審査委員会が当日その中から1曲を指定します。8人の公式ピアノ伴奏者の伴奏で歌います。2曲を歌う順番は自由です。なんという曲を歌っているのか、私にはほとんどわかりません。どの歌手も堂々と歌っていてすばらしいと思うのですが、専門家が聴くと違うのでしょうね。
 歌手はそれぞれペットボトルを持って登場し、ステージにそれを置きます。1曲歌い終わるとおもむろに水を飲んで呼吸を整え次の曲を歌います。
 審査委員長の伊藤京子さん(静岡県出身)をはじめとする審査委員は2階席で審査をしています。一人欠けて12人の審査員の中には五十嵐喜芳さんや畑中良輔さんもいます。

 一次予選が終わって二次予選に進む25人程度が今夜発表されるはずです。二次予選は5日、6日、本選は9日です。(一次予選通過者は21人でした)

 入場者は200人から300人で一時予選の客席は閑散としています。通しパス券は5000円、一次は500円、二次は1000円です。

 今回から静岡文化芸大に事務局が置かれたので会場では文化芸大の職員の皆さんの姿が目につきました。

 コンクールの実況はストリーミングで配信されていて、画像と音声で楽しむことができます。各開催日の翌日の午前10時から見ることができます。下記のHPからご覧ください。

 二次予選出場者と出場の時間は下記のHPにアップされています。

http://www.suac.ac.jp/opera/

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2008年10月13日 (月)

千住真理子 ヴァイオリンリサイタル ストラディヴァリウス「デュランティ」を弾く

 リサイタルは千住真理子のトークで始まりました。アクトの中ホールは音響のすばらしいことで全国でも数少ない優れたホールであること、ホールの中が少し涼しい感じだが、これは湿度を嫌うストラディヴァリウスのために湿度40%に調整してあることなどの前置きがあって演奏する曲の解説がありました。

第1部は・・
  G線上のアリア(J.Sバッハ) 
  主よ人の望みの喜びよ(J.Sバッハ)
  カノン(バッハベル)

  ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第8番
  演奏の前にトーク
  20代で聴力と視力が衰えたベートーヴェンはその障害にめげることなくすばらしい音楽を創造した。この曲もその一つ。千住真理子の師・江藤敏哉はこの曲を‘シャンパンのようだ’と言ったとか。高校生だった彼女はそのとき意味がわからなっかったが、今になれば出だしの部分のピチピチはねる感じがなるほどシャンパンのようだと・・。

第2部 トークで曲の解説があり、続いて演奏
 亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)
 月の光(ドビュッシー)
 スラブ舞曲第2番(ドヴォルザーク)
 夜想曲第2番(ショパン)
 黒い瞳(ロシア民謡)

 風林火山~大河流々~(千住 明)
 チャルダッッシュ(モンティ)

 千住 明について・・最初の頃はよく夫婦と間違えられ、その後は姉と間違えられたりしたとか。それで「兄の千住 明」と紹介することにしているとか。

アンコール
 愛の挨拶(エルガー)
 エストレリータ(ポンセ)

 ヴァイオリンの名曲を集めたリサイタルでした。彼女の弾いているヴァイオリンはストラディヴァリウスの中でも特別の名器とされる「デュランティ」です。1716年製造のこのヴァイオリンは300年近く弾かれることなく収蔵されていました。2002年にこの名器と運命的な出会いをした千住真理子はこのときから人生もヴァイオリンの演奏も一から出直したと語っています。

 「デュランティ」を間近で見て聴きました。前から2列目だったので「デュランティ」から数㍍の距離です。
 名器が奏でる名演奏を堪能しました。

 終演後にサイン会があったので最新のアルバム「G線上のアリア」を買い求めてサインをいただき、握手をしてきました。

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2008年10月 5日 (日)

谷山浩子 ソロ コンサート

 谷山浩子のコンサートを初めて聴きました。人に対する優しさや思いやり、そして上質なユモアが胸に迫るとてもいいコンサートでした。彼女自身ピアノを弾きながら歌いました。
 谷山浩子は1956年生まれの52歳。お茶の水女子大付属中学時代の15歳から音楽活動を始めています。作詞・作曲・ピアノ演奏・小説やエッセイ執筆・舞台・ラジオなどで幅広く活躍しており、根強いファンがいます。

 4日のコンサートは、袋井市 月見の里遊学館 うさぎスペシャルライブ・・‘うさぎ’はこのホールの名前です。376席の小ホールですが、いつも100-300人の小ホールでコンサートをしている彼女にとってはこれでも大きいのかも知れません。

 最初の《銀河通信》を歌ったところでトーク。このホールでのコンサートを大変楽しみにしていたということです。なぜかというと・・2006年に袋井市の市歌の作詞を依頼され、このホールをはじめ市内に何度も足を運んだ思い出の地であるからです。誕生日に市長から贈られたメロンに添えてあった手紙には「袋井でぜひコンサート」をと書いてあったそうです。

 2曲目からは‘うさぎ’ホールにちなんで、《うさぎ》《月見て跳ねる》《SORAMIMI》でした。この後、恋の歌やNHK「みんなのうた」で放送された《恋するニワトリ》《まっくら森の歌》、子ども音楽教室で人気のの《ねこねこでんわ》、映画「ゲド戦記」の《テルーの唄》など15曲が歌われ、最後は《袋井市歌》を会場のみんなと一緒に歌いました。《袋井市歌》は仙台などのコンサートでも歌い、CDにも収録してあるということでした。原田市長から花束が贈られた後アンコール。《ここにいるよ》でした。
 袋井を真ん中に挟んで西の磐田と東の掛川との3市合併構想があるということを聞いて
合併するなら袋井は残して磐田と掛川で、3市が合併する場合の新市名は袋井にと語っていました。実際には当面合併の動きはありません。

 そしてその後客席のライトが点灯されたのですが、拍手が鳴りやまず・・会場からのリクエストの応えて《おはようございますの帽子屋さん》(1974年第7回ポプコンつま恋で入選)、そして最後は《ヤマハ発動機社歌》でした。社歌は社員の女性の作詞で作曲が谷山浩子です。この歌を社員はあまり知らないといって苦笑いしていました。

 会場を出たところで県立高校のI校長さんと出会ってお互いにびっくり。Iさんは大学生の時から谷山浩子のファンだったと聞いてまたびっくり。ファン層が広いことを実感しました。

 11月7,8日には浜松のライブハウス「窓枠」でコンサートがあります。

会場の月見の里遊学館は袋井市の北部の田園地帯にあります。

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                 隣接して大型店が・・     月見の里のススキ
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 客席は9割がた埋まっていました。私は前から5列目のほぼ中央でゆっくりと楽しむことができました。

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2008年9月14日 (日)

「オペラを楽しむために」

 11月に開かれる第5回静岡オペラコンクールに向けての特別公開講座です。今回から静岡文化芸大がコンクールの事務局を担当することになったことから、この講座も大学の主催で行われました。800席の講堂はほぼ満席でした。

 第1部は川勝平太学長の講話でした。「西洋音楽と日本」という演題で20分弱の短い時間でしたが、明治初年に日本に洋楽が入って以来、現在のように日本人の暮らしの中に定着するまでの歴史を簡潔に分かりやすく語られました。その中で、能とオペラはいずれも1600年頃に始まったこと、能は仮面楽劇と考えられること、明治13年にできた「君が代」は和洋融合の楽曲であることなど、ご専門の西洋経済史の枠をはるかに超えて文明論の範疇で驚嘆すべき博識の一端を披露されました。

 1990年頃から日本でのオペラ公演で字幕スーパーが使われるようになってから、オペラの観客が飛躍的に増えたのだそうです。

 第2部は芸術文化学長であるおなじみの平野昭教授による「オペラ入門 Ⅰ:もっと知りたたい、楽しみたい!」の講話です。
 1.オペラ・ブッファの頂点を極めた《フィガロ》
   オペラの歴史、《セビリャの理髪師》と《フィガロの結婚》の関係について。《セビリャの理髪師》のオペラは1776年のアンドレの曲から1816年のロッシーニの曲に至るまで11作品もあるのだそうです。

 2.《セビリャの理髪師》と《フィガロの結婚》の主たる登場人物
   フィガロ、伯爵、ロジーナ、バルトロ、スザンナなどの人物について具体的に分かりやすく説明されました。

第3部は「オペラ入門 Ⅱ:オペラを歌う、オペラを聴く」です。
 ソプラノ:大倉由紀枝(国立音大教授・二期会会員)
 ソプラノ:小川伸子 (二期会会員)
 バリトン:折河宏治(藤原歌劇団準団員)
 ピアノ :藤川志保(二期会オペラ研修所ピアニスト)

の4人によるコンサートです。モーツァルト《フィガロの結婚》から、〈もしも奥さまが〉〈スザンナ、さあ出ておいで〉など7曲が平野先生の解説つきで披露されました。
 さほど広くない講堂に3人の歌声が朗々と響き渡りました。ステージにはデザイン学部の先生のデザインされたシンプルな装置がありました。それだけで狭いステージがオペラのステージになっていました。曲が終わるごとの‘ブラヴォー’の声は川勝学長の発声でした。

 オペラの楽しみをいろいろ学ぶことができた楽しい講座でした。11月1日から9日までのコンクールが楽しみです。
 
 浜松の「文化」の発展のためにこの大学が大きな役割を果たしていることを再認識しました。

 聴講生の仲間とも10人ぐらい会うことができて久しぶりの再会に話がはずみました。

 

   

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2008年7月23日 (水)

話尽きない音楽談義

 22日の夜、静岡文化芸大教授平野昭先生を囲む会がありました。「芸術と文化」の前期の授業が終わったので聴講生が暑気払いを兼ねて開いたものです。
私は今期聴講しなかったのですがこれまで平野先生の授業を3科目聴講させていただき、囲む会の幹事も務めたこともあるので参加させていただきました。
 この日のスペシャルゲストは静岡大学工学部准教授の松田先生でした。先生は物質工学がご専門ですが、クラシック音楽がお好きで、特にバッハの熱烈なファンです。平野先生とぜひ一度お話したいということでしたのでご案内しました。
 会が始まるとたちまち話題はバッハに。《平均率クラヴィーア曲集》が特にお好きな松田先生からグールドやリヒテルなどの巨匠たちの名前が出てきます。無伴奏チェロソナタ組曲もお好きな曲だとか。一つ一つの楽曲について細部までよくご存じで驚嘆しました。
 平野先生と松田先生の対談のような形で会は進みました。平野先生からはいつものようにバッハからブルックナーにいたる作曲家・楽曲・演奏家など幅広い分野について興味あるお話を伺いました。
 ヤマハのピアノを愛したリヒテルの使ったピアノはヤマハのグランドピアノとアップライトピアノを合わせての通し番号1,000,000番だそうです。
 音楽の世界で今もっともホットな話題は「モーツァルトはベートーベンにどのような影響を受けたか」ということだそうです。モーツァルトが亡くなった時、ベートーベンは20歳でした。そのベートーベンがモーツァルトに影響を与えたとは・・。ベートベンの楽曲の演奏のスタイルがモーツァルトの楽曲の演奏に影響を与えているという意味です。言うなれば、‘ベートーベン風に演奏されるモーツァルト’ということでしょうか。

 お二人の先生の興味深いお話を時間が過ぎるのも忘れて聞き入っていました。結局3時間が過ぎても話は尽きず会はお開きになりました。

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2008年7月 9日 (水)

プレイエル製ピアノで聴くショパン

 今日は静岡文化芸大教授平野昭先生による シリーズ「音楽探訪」の最終回でした。全5回のうち第3回と4回は残念ながら欠席でした。

 「ロマン主義音楽の変遷~モーツァルトからショパンまで」の最終回のテーマは「ショパン&リスト:ヴィルトゥオーソの時代」でした。
 平野先生から、ショパンの「12のエチュード Op.10とOp.25」について詳細な説明があり、Op.10の中の《別れの曲》《黒鍵のエチュード》《革命のエチュード》をCDで聴きました。さらに「24のプレリュード Op.28」から《雨だれ》を聴いたところで予定の60分が過ぎて・・リストについてはCDを聴くこともできなくて残念でした。

 短い休憩の後いよいよ小倉喜久子さんによる演奏です。前回の予告ではリストの「《メフィスト・ワルツ第1番》‘村の居酒屋での踊り’S.514」を演奏することになっていたようですが・・今日の演奏で使用するプレイエル製(1830年頃)では高音部の鍵盤が足りなくて演奏できないため、急遽曲目を変えたとのことでした。

演奏曲目
 F.F.ショパン
  1 幻想即興曲 嬰ハ短調
  2 ノクターン 嬰ハ短調
  3 アンダンテ・アスピナートと華麗なる大ポロネーズ

ピアノ 1830年頃製作のプレイエル製ピアノ(浜松市楽器博物館所蔵)
     ショパンが生涯愛した楽器として有名です。

 古楽のピアノによる演奏の第一人者である小倉喜久子さんの演奏は今日も見事でした。ショパンが愛したプレイエルのピアノは170年以上も前のものですが、すばらしい音でショパンが生きた時代の音を再現してくれました。聴衆200人に満たない小ホールですからどこにいても目の前で演奏されるショパンの音楽が体にしみこむように聞こえてきます。
 演奏が終わった後、平野先生が「後ろで見ていて鍵盤のすべてを使うことがよくわかった」とおっしゃっていました。当時の作曲家はピアノの発展に合わせて作曲したので、鍵盤が増えるとそれに合わせて音域が広がったということです。
 今日のプレイエルは6オクターブで、ショパンの3曲はそのすべてを使って演奏されました。

 浜松市楽器博物館が所有する18世紀以後のピアノは現在も演奏が可能な状態で保存されています。作曲家が生きた時代のピアノで、その当時の音で演奏を聴くことができるのは幸せです。

【画像は携帯によるものです。クリックすると大きくなります】

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現代のピアノに比べるとかなり小さい              プレイエルのプレートです

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2008年6月29日 (日)

「カルメン」:焼津中央高校合唱部

 静岡県立焼津中央高校のオペラ公演は今年で34回目になります。
 出演・伴奏・大道具・小道具・衣裳などすべてを生徒がやっています。6月に4回行う公演のシステムは定着して毎年大勢の聴衆が高校生のオペラを楽しんでいます。毎年3000人前後の入場者がある人気のオペラです。

 今年は10回目の「カルメン」です。 そのほかは「フィガロの結婚」が8回、「魔笛」と「仮面舞踏会」が5回ずつ。
 28日の夜の公演を見ました。800人前後の聴衆でした。
 今年の「カルメン」は演技がこれまでになく工夫されていたことや、簡素な舞台装置と照明の組み合わせがよかったと思いました。数々の合唱もなかなか迫力がありました。
 賛助出演の焼津少年少女合唱団「ゆりかもめ」の子どもたちの歌と演技もなかなかでした。

 例年になく部員が少ないために主役級が日替わりで合唱の部で登場するなど総動員で苦労も多かったようです。
 4回の公演でキャストはそれぞれ入れ替わります。音を下げることはしないで高校生も原譜に忠実に歌います。この日のドン・ホセは本来バリトンなので高音部では絶叫するような発声になってしまいました。総じて女性よりも男性の方が甘い声で聴かせました。

 全4幕3時間の公演の幕が下りて聴衆から熱烈なカーテンコールがありました。
 本格的なオペラを高校生が手作りで行うというのは全国的に見ても珍しいでしょう。しかもそれを30年以上続けており、地域に定着しています。この学校の立派な【文化】です。

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2008年6月26日 (木)

西本智美「新世界」ツアー

 熱狂的なファンが多いことで知られる女性指揮者・西本智美が初来日のモンテカルロ管弦楽団を指揮するコンサートでした。
 曲目は・ビゼー 「カルメン」第一組曲
     ・ショパン ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11
     ・ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 op.95
とおなじみの曲でした。

 いつものコンサートと違うところが二つありました。
①演奏が終わるとかなりの聴衆がスタンディングオベーションで熱烈な拍手を送っていまし    た。
②オペラではないのにオペラグラスの貸し出しをしていました。自分でオペラグラスを持参した人もかなりいました。

 とにかく西本智美を‘見たい’という人が多かったコンサートです。
 西本智美は今年38歳。98年にデビューして2002年から2007年までロシアで活躍しました。今年からドイツに拠点を移して活躍しています。身長170㌢近くでスタイル抜群の美人です。この日も黒の燕尾服にパンツの服装でさっそうと登場して万雷の拍手を受けました。
‘男装の麗人’という趣で‘オスカル’という愛称で呼ばれることもあるとか・・。

  という訳で抜群の人気です。今回のツアーは全9回の公演ですが、全会場完売です。浜松公演は3月7日に完売で満席でした。

 「Newsweek JAPAN」で世界の尊敬する日本人100人に選ばれています。

 ‘聴く’よりも‘見る’という感じのコンサートでしたが、おなじみの曲を安心して楽しく聴くことができました。
 ピアノは若手の関本昌平でした。今年23歳の関本は2003年の浜松国際ピアノコンクールで4位に入賞しており、今回は凱旋コンサートでした。コンクールの時の演奏も聴いたのですが、それから5年・・これからの活躍がますます期待される立派な演奏でした。
 指揮者の前で演奏しているはすの関本の存在が西本の陰に隠れるような印象だったのは残念です。

 アンコールはビゼー「アルルの女」ファランドールで華やかに結びました。

2008年6月25日 浜松アクトシティ大ホール

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2008年6月 5日 (木)

200年前のピアノによる演奏

 今から200年前に製作されたピアノによるすばらしい演奏を聴きました。 ピアノはウィーンのワルター父子の製作したもので、製作年代は1808-10年頃とされています。ベートーヴェンがピアノ協奏曲第5番「皇帝」を作曲したのが1809年ですから、まさにベートーヴェン時代のピアノということになります。
 6オクターブで今のようなペダルはなく、膝で操作する3枚のレバーがあります。
 画像は演奏会終了後携帯で撮影したものでかなりぶれています。

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     現代のピアノに比べると小型です             膝で操作するレバー

 このピアノは浜松市楽器博物館の所蔵品です。博物館に展示するだけでなく、演奏会で使用したり、CD録音などでも演奏できるよう‘動態保存’されており、綿密に調律されています。この日、会場はクーラーが効いて寒かったのですが、これはピアノの調律の状態を保つためというアナウンスがあり納得でした。

 ピアニストは古楽の優れた演奏家である小倉貴久子さんです。ヨーロッパのコンクールで優勝するなど高い評価を得ています。
 この日の演奏曲目は3曲でした。
 1 モーツァルト 「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲 ハ長調
 2 ロゼッティ  ソナタ ト長調
 3 ベートーヴェン 自作主題による6つの変奏曲 ヘ長調

 モーツァアルトの曲は「きらきら星変奏曲」としてだれでも知っている曲です。正式名称は上記のとおりで、年頃の娘が恋人を想う心を母親に打ち明ける歌です。

 作曲者が生きた時代のピアノによる演奏は、作曲者の指示を忠実に表現することができて、曲そのものの原点を感じさせます。

 この日(4日)の演奏は、浜松市アクトシティ音楽院主催の「音楽探訪」2008の第2回の一部として行われたものです。静岡文化芸大教授の平野昭先生による「音楽探訪」は今年で6年目を迎えました。今年の主題は「ロマン主義ピアノ音楽の変遷-モーツァルトからショパンまで」で、前回と今回は変奏曲特集でした。
 平野先生のトークの途中で小倉さんの飛び入り演奏もあって楽しいレクチャーでした。

 
 

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