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映画・テレビ

2017年5月15日 (月)

大河ドラマ「おんな城主直虎」のサブタイトルがおもしろい

 「おんな城主直虎」は昨14日に第19回が終わりました。視聴率は
4/30;11.0%で過去最低でしたが、 5/7:14.3% 5/14:13.6%で健闘しています。

 この大河ドラマでは毎回サブタイトルがあります。すでにお気づきの方も多いと思いますが、どこかで聞いたことがあるようなタイトルがつけられていて気になります。

サブタイトル一覧表

第1回 井伊谷の少女
第2回 崖っぷちの姫
第3回 おとわ危機一髪
第4回 女子(おなご)にこそあれ次郎法師
第5回 亀之丞帰る
第6回 初恋の別れ道
第7回 検地がやってきた
第8回 赤ちゃんはまだか
第9回 桶狭間に死す
第10回 走れ竜宮小僧
第11回 さらば愛しき人よ
第12回 おんな城主直虎
第13回 城主はつらいよ
第14回 徳政令の行方
第15回 おんな城主 対 おんな大名
第16回 綿毛の案
第17回 消された種子島
第18回 あるいは裏切りという名の鶴
第19回 罪と罰
(以下は今後放送)
第20回 第三の女
第21回 ぬしの名は
第22回 虎と龍
第23回 盗賊は二度仏を盗む
第24回 さよならだけが人生か?

 いかがですか。わかりやすいのは・・・

第2回:崖の上のポニョ 第3回:007危機一髪 第5回:父帰る
第7回:ビートルズがやってきた 第9回:ベニスに死す
第10回:走れメロス 第13回:男はつらいよ 第15回:ゴジラ対メカゴジラ 第16回:赤毛のアン 第19回:罪と罰(ドストエフスキー)
第20回:第三の女(アガサ・クリスティ) 第21回:君の名は。(映画)
第23回:郵便配達は二度ベルを鳴らす
第24回:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(井伏鱒二)

 その他は少々わかりにくい。第4回は井伊家伝記にある一節です。

 脚本の森下さんを初めスタッフが考えて作っているのだそうです。
ちなみに「真田丸」のサブタイトルはすべて二字熟語でした。

2017年1月28日 (土)

「レディーサムライ 直虎」

 NHKの大河ドラマ「おんな城主直虎」は明日で4回目を迎えます。視聴率がじりじりと下がっているのが気になります。浜松では地域の魅力、文化、物産を全国に売り出す千載一遇のチャンスとして市をあげてPRに努めています。

 今日は退職教職員を対象とした講演会が開かれました。講師は「直虎」の地元で長年教職生活を送り、文化財の保護にも力を尽くしている柴田さんでした。柴田さんは10年ほど前にNHK静岡放送局を訪ねて直虎のドラマ化の話をしたとのことですが、その時はまったく反応がなかったというエピソードを披露してくれました。
  講演では直虎の生涯を画面と語りでわかりやすく伝えてくれました。

 講演に続いて薩摩琵琶による弾き語りが披露されました。琵琶歌は「直虎 仏坂の段」と、「桶狭間」の2曲。琵琶の演奏も琵琶歌もほとんど聴く機会がない珍しいものです。

 もう一つ、国指定重要無形民俗文化財の「寺野のひよんどり」の曲が篠笛で演奏されました。数百年前から伝えられている地域の文化が今もなお伝承されているのは貴重なことです。代々受け継いでいるというお二人の見事な演奏でした。

 「直虎」についての講演だけでなく、伝統文化、伝統音楽も交えた今日の講演会は伝統文化保存の活動に熱心に取り組まれている柴田さんならではのすばらしい内容でした。
 主催者から「高齢者の社会活動、生きがい作りのお手本」という謝辞がありましたがまさしくそのとおりです。

 「直虎」がますます楽しみです。

2017年1月11日 (水)

映画「この世界の片隅に」

 2016年度キネマ旬報日本映画ベスト1に選ばれたことが昨日報じられたアニメ映画です。受章が決まったから観に行ったわけではありません。以前から観に行くつもりでいたのですが、都合がつかなかったのでたまたま今日になりました。浜松での上映が終わったので磐田で観ました。
 こうの史代の同名の原作は2年ほど前に買って読みました。

 私がこのマンガを読み、映画を観たのはその舞台が私の生まれた町だからです。広島県呉市、旧軍港です。

 主人公のすずが嫁入りした昭和19年から21年までの呉での生活が描かれます。映画の前段は広島市南部の江波での生活が短く描かれています。

 映画に登場する呉の町は軍港に戦艦大和や巡洋艦青葉などが姿を見せ、下士官兵集会所や三ツ蔵などが登場します。すずが嫁いだ家は灰が峯の麓で、軍港や町並みを見おろすやや高いところにあります。近くには段々畑もあります。

 私が生まれ育った家は市役所にちかい街中で、通りから少し高台へ上がった所でした。家からはやはり軍港が見えていましたが、南側の雨戸は一年中閉めたままでした。明けておくとスパイ行為だと言わるからです。

 昭和20年になると空襲が始まり、日を追って激化します。最後は7月1日の大空襲で、このとき私の生まれ育った家も跡形もなく焼けてしまいました。私の一家は疎開していたため無事でした。

 すずの年齢設定は私よりも10歳上になっています。映画の冒頭部は私の生まれる前のことですが、呉での生活が始まったところからは私が呉で生活してきた時代と重なっているので、時代背景や描かれている場所はまさに自分の歴史を追っている感じです。

 戦争末期から終戦直後にかけての厳しい時代を懸命に生きたすずの姿が観る人にすばらしい感動を生みます。大空襲や原爆の参加も描かれていますが、反戦を声高に叫ぶことはありません。事実を淡々と描いています。

 私にとっては忘れることのできない大切な映画になりました。

2016年12月20日 (火)

映画「君の名は。」

 大ヒットしている話題の映画を観ました。8月26日の初公開以来4ヶ月・・・今もなお全国で上映されています。その話題作
は実に美しい映画でした。実写画面よりも精緻で美しい風景が心に残ります。

 初公開以来16週目の12月11日、4ヶ月足らずの間にこの映画を観た人は1580万人・・・日本国民の10人に1人以上が観ていることになります。売り上げは205億円という驚異的な数字です。

 記録的な数字の更新を続けているこの映画の魅力はどこにあるのでしょうか?

2015年2月 1日 (日)

映画「赤い陣羽織」&映画俳優 香川京子の講演

 香川京子の1時間20分に及ぶトークを聴きました。彼女が出演している「赤い陣羽織」上映の後、その映画に出たときの感想からトークは始まりました。

 映画「赤い陣羽織」 1958年製作・監督:山本薩夫 原作:木下順二 出演:中村勘三郎/伊藤雄之助/有馬稲子/香川京子/三島雅夫など。カラー/90分

 映画初出演の勘三郎が暑さの中大汗をかいて演技していた思い出や、いわゆる社会派で悲劇が主だった山本薩夫監督にしては珍しいコメディだったこと、弓のお稽古をしたことなどの話から始まりました。

 四大巨匠と言われる黒澤明・溝口健二・小津安二郎・成瀬巳喜男の映画に出たときの思い出もいろいろ語ってくれました。これらの巨匠や錚々たる顔ぶれの俳優たちの中で、不安と緊張の連続であったとか。小津安二郎の映画には神秘的な美しさがあった。撮影の時、ローアングルのカメラの前で決められた位置にしっかりと座って演技をした。溝口健二は細かい演技指導はしなかった。成瀬の映画は所帯じみた感じの描写が多かった。黒澤明はリハーサルを非常に大切にした、などなど。

 共演した俳優についても「東京物語」で原節子と共演してうれしかったこと、「肝っ玉母さん」で共演した松村達雄は自由な考え方をする人で、話をしっかり受け止めてくれたことなど・・・。

 後半では今井正監督「ひめゆりの塔」について。この映画に出た後、この悲劇を伝えたいという使命感に燃えた。いろいろ調べて書いたのが香川の著書「ひめゆりの祈り」であり、戦争にはこのような悲劇が伴う、若い人の命を大切にしたいと語りました。

 1931年生まれで今年83歳の香川京子ですが、今もさわやかで美しく、服もシックな色合いでした。とてもそのようなお年には見えません。

 日本映画の数々の名監督の映画119本に出演し、俳優として充実したキャリアを積み重ねてきたこと、プライベートでも充実した日々であったことがうかがえる楽しいお話でした。

 今日のイベントは静岡文化芸大が開催している「MEDIA DESINE  WEEK 2015」の一環として大学の講堂で行われました。せっかくの香川京子さんのお話を聴いたのはわずか40人ほどでした。このイベントが広く周知されていたとは言えず、残念でした。

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2015年1月15日 (木)

映画「駅馬車」

 映画史を代表する名作を久しぶりに見ました。1939年製作のこの映画を最初に見たのはたぶん大学時代だったと思います。それからも見ているはずですが、最後に見たのがいつだったのか思い出せません。

 浜松のミニシアター「シネマe~ラ」で次週以降の予告編が終わるとスクリーンが最少の大きさまで縮まります。そしてモノクロ画面が現れて聞き覚えのあるメロディーが聞こえてきました。

 アリゾナ州トントからニューメキシコ州ローズバーグに向かう駅馬車に5人の客と保安官、御者の7人が乗っています。その後、銀行家が乗り込み、さらに馬車が砂漠にさしかかる時に脱獄囚のリンゴ・キッドが乗り込みます。このリンゴを演じたのがジョン・ウェインです。

 映画は馬車に乗り込んだ9人の様々な人間ドラマを見せながら展開していきます。

 クライマックスは終盤に設定されています。一つはアパッチが駅馬車を襲撃する場面です。手に汗握る戦闘場面が迫力のある映像で展開されます。全員が犠牲になるかと思われた危機は、騎兵隊の援軍の登場で間一髪救われます。疾走する馬車や馬・・・みごとなカメラワークです。

 もう一つのクライマックスはリンゴ(ジョン・ウェイン)が父と兄を殺した相手を敵討ちする場面です。三兄弟と対峙したリンゴは一瞬の銃撃戦で相手を倒しました。銃弾は3発しか残っていないことを観客は知っているのです。

 駅馬車やステーションという「密室」で9人が展開するドラマが次々と緊張する場面を紡ぎ出します。いろいろな糸の中で中心になるのが復讐に燃えるリンゴ(ジョン・ウェイン)であり、リンゴとダラス(町を追われた娼婦)の揺れ動く愛です。

 ジョン・ウェインはこの映画に出たとき30代初めで、まだ無名の俳優でしたがこの映画で一躍スターになりました。
 この映画が始まるとジョン・ウェインが登場するのを今か今かと待ち、登場すると目は彼を追うことになります。

 不朽の名作を久しぶりに見て感動しました。

上映は明日16日まで。10時~です。

 

2014年9月30日 (火)

映画「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」

 現代のパガニーニと言われ、全世界で人気の高いドイツのヴァイオリニスト デイヴィッド・ギャレットが主演して時価5億円のスタラディヴァリウスで奏でることで話題になっている映画です。

 音楽映画と言いたいところですが、演奏場面はなかなか出てきませんし、ドラマの展開のワンシーンとしての演奏という感じです。それでもギャレットの超絶技巧を駆使した演奏はやはり聴き応えがあります。弦が次々と切れてG弦だけになり、それで弾ききったというシーンも登場します。開放弦が一番低い音を出すG弦だから可能だったわけですがそれにしてもみごとです。

 映画では奔放な女性関係とギャンブル…時には持ち金を使い果たし、自分のヴァイオリンを賭けて取られてしまうほど賭け事に溺れているパガニーニの破滅に近い日常が描かれています。ヴァイオリンの練習をしている場面は1個所あったでしょうか。

 女性の敵として常に女性団体から目の敵にされ、デモ行進やシュプレヒコールの対象とされたスキャンダラスなパガニーニが繰り返し描かれています。

 ギャレットは主役を演じているほか演奏とこの映画の制作にもかかわっています。なるほどこの風貌と演奏で特に女性に人気を博しているのがよくわかります。

演奏される主な曲目です。

パガニーニ
 24のカプリースから 7曲
 ヴァイオリン協奏曲第1番 第1,2楽章
             第2番 第3楽章「ラ・カンパネルラ」
             第4番 第2楽章
 〈うつろな心〉による序奏と変奏曲

シューベルト
 魔王 など

ラフマニノフ
 パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏

などです。

やはり演奏の場面はすばらしく、眠気が覚めます。

浜松 シネマe~ra で 10月3日まで10:00-12:05

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2014年8月14日 (木)

隣の町の夏祭り

夏祭りの最後に花火が打ち上げられました2014_08140058 2014_08140022
  打ち上げ花火          手筒花火

2014年7月10日 (木)

映画「春を背負って」




 久しぶりに映画を見ました。半年ぶりのことです。見た映画は「春を背負って」。名カメラマンで知られる木村大作監督が立山でのロケで北アルプスの絶景を全編におさめたその美しい風景を見たいと思いました。

 ロケは立山の大汝山(3015㍍)で行われたとのことです。「菫小屋」という山小屋を舞台として、そこを居場所とする人間模様が描かれます。この山小屋の経営者であった父が遭難者の救助中に事故死。東京でビジネスマンとして生活していた息子が父の後を継ぐ決意をします。その息子の回りには父の知人と心に傷を持つ若い女性がいます。息子はその二人に支えられながら山小屋経営者の道を歩んで行きます。

 ロケの主舞台となった「菫小屋」は大汝山休憩所が使われました。本来は休憩所で宿泊客は受け入れないのですが、映画では山小屋になっています。

 展望のきく大汝山からの眺望は北アルプスの連山、富士山など数々の名峰が次々と登場し、息をのむ美しさです。錦織りなす紅葉もあります。チングルマなどの高山植物や雷鳥も登場します。朝日や夕日に輝き尾根が赤く染まった山々。人の営みが小さく見える大きな自然と立山の魅力を存分に見せてくれるカメラワークはさすがです。

 出演者は松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、小林薫など。派手さはありませんが堅実です。音楽は池辺晋一郎。山崎まさよし書き下ろしの主題歌「心の手紙」が印象に残りました。原作は笹本稜平の短編小説です。原作の舞台は奥秩父でしたが、映画では360度どこを撮っても絵になる大汝山に変更されました。

 山の好きな方は是非どうぞ。

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           「菫小屋」

2014年1月 6日 (月)

映画「楽隊のうさぎ」

 「楽隊のうさぎ」を観てきました。中学校の吹奏楽部の物語です。出演している中学生はオーディションで選ばれた46人でほとんどが浜松の中学生です。ロケは浜松市内で行われました。シネマ イーラの榎本館長がエグゼクティブ プロデューサーを務めています。まさに浜松発の映画です。

 とりたててドラマティックなシーンがあるわけでもなく、吹奏楽の演奏が抜群に優れているわけでもなく、心理的に不安定な普通の中学生たちがいろいろ悩みながら日々生きていく姿が忠実に描かれています。見終わって不思議に幸せな気分になる映画です。

 主人公は、なんとなく入部した吹奏楽部でティンパニを担当することになります。吹奏楽部でもトランペットやクラリネットなどではなく、打楽器が主役になるのもおもしろいところです。

 画面には見慣れた風景が次々と登場します。中部中学校、連雀の谷島屋、パークタウン、中田島砂丘…。主役を演じた川崎航星は静岡市の公立中学生です。無口で消極的な中学生は演技ではなく、本人の日常そのものではないかと思われるほど自然です。会話らしい会話がほとんどありません。笑顔もありません。それでいて存在感がある不思議なキャラクターです。主人公の父親は井浦新(日曜美術館でおなじみ)、母親は浜松出身の鈴木砂羽。

 監督は磐田出身で袋井高校OBの鈴木卓爾です。

 12月14日公開で現在全国各地で上映されています。浜松ではこの映画制作の原動力となった榎本さんが館長を務めるシネマ イーラで1月31日まで上映されています。浜松人必見の映画です。

 この映画は評論家からも高い評価を得ています。朝日新聞全国版で山根貞夫は「浜松舞台に輝く若い命」として高く評価しています。

 キネマ旬報では3人のうち1人が最高の5つ星、1人が星4つなど高い評価を与えています。

 音楽の町、吹奏楽の町浜松が全国に発信するすばらしい情報です。

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上映時間などはシネマ イーラHPで  http://cinemae-ra.jp/

映画のHP  http://www.u-picc.com/gakutai/

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