文化・芸術

2009年9月16日 (水)

柳家さん喬一門会・・江戸の寄席 江戸の噺

 柳家小さんの弟子である柳家さん喬一門による落語会です。静岡銀行が主催する「しずぎんカルチャー・フォーラム」として行われた会ということで、はじめにさん喬師匠が落語の起源や手ぬぐい・扇子などの小道具、所作などについてわかりやすく解説しました。

 まず高座にあがったのは前座の柳家小んぶ。大学を出たばかりの新米です。演目はおなじみの「子ほめ」。しっかりした声でしたが、一本調子で間がない感じでした。

 次いで二つ目の柳家喬四郎。静岡県は牧之原市の出身ということで地元のネタがいろいろ出てきました。演目は「金明竹」。

 さん喬の一番弟子で真打ちの喬太朗は「小政の生い立ち」。後に小政となる少年と清水の次郎長や森の石松との出会いの物語。講談ネタです。

 中入り後、三遊亭小円歌が登場。女流の三味線漫談家は日本で二人、ということは世界で二人しかいないとか。三味線を弾きながらの漫談で笑わせ、その後は得意の踊りでした。

 続いて真打ちの柳亭左龍。演目は「お菊の皿」。一枚、二枚・・八枚と皿を数え・・どうしたことか九枚を過ぎ、十七枚、十八枚。‘明日は休みなので二日分’というのがオチです。

 トリはさん喬師匠。演目は「妾馬(めかうま)」です。長屋の住人八五郎の娘お鶴が大名のお世継ぎを産んだことからお屋敷に呼ばれた八五郎のお話。「八五郎出世」とも呼ばれるようです。
 さすがに師匠、たっぷり時間をかけてていねいに演じました。

 3時間近い長い舞台でしたが飽きることもなくたっぷり楽しむことができました。

 アクト中ホールは満席の盛況でした。9/15夜

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2009年7月11日 (土)

演劇「春、忍び難きを」

 昭和20年から21年にかけて・・敗戦後の信州松本近郊の農村が舞台です。村長であり、大地主である望月多聞とその一家の物語。農地改革で次々と土地を手放すことになります。長男は跡を継がず東京に。次男は戦地から帰還せず。

 戦後間もない時期の農村の情景が見事に描かれています。地主と小作人の関係、戦死した次男の嫁を三男と結婚させて跡継ぎにしようとする「直し」。食糧難を逃れて都会から農村に居候している人たち。そして、男と女の関係も。戦前生まれの人にとっては自分の生きてきた道を思い起こさせる内容で各自それぞれの感慨があるものと思います。

 斎藤憐のこの作品は紀伊国屋演劇賞と鶴屋南北賞を受賞しています。劇団俳優座の重厚な演技陣が優れた舞台を見せてくれました。村長夫妻を演じたベテランの小笠原良知と川口敦子はさすがです。

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2009年7月 5日 (日)

「スカパンの悪だくみ」観劇記②

 静岡芸術劇場は東静岡のグランシップという巨大な県営施設の一角にあるSPAC(静岡県舞台芸術センター)専用の劇場です。舞台と客席が同じスペースを持つ演劇専用の劇場で客席は400です。どの座席からも見やすく、内装の美しい優れた劇場です。
 県が全額出資しているSPACは専用の劇場と俳優、さらに専門の技術スタッフを抱えています。
 芸術総監督は鈴木忠志が1997年から2007年までの10年間務めた後、2007年からは宮城聡が務めています。人事権と予算執行権を持っています。

 Shizuoka春の芸術祭の最後を飾る「スカパンの悪だくみ」はフランスの喜劇作家モリエール(1622-1673)が晩年の1671年に書いた作品です。当時のフランスはルイ14世の時代でブルボン王朝の絶頂期でした。

 「スカパンの悪だくみ」は全三幕の散文喜劇です。悪知恵のきく召使いのスカパンが立て板に水のでまかせと機知に富んだ策略で登場する人すべてを巻き込んで難題を解決しようとするたくらみが次々と展開されるというお話です。最後にアッと驚く展開が待ち受けています。

 二組の父親たちと二組の息子たち、その恋人が二組に召使いも二組といずれもペアになってドラマは進行します。
 二組の父親・・と書きました。原作ではそうなっています。ところが・・ステージでは一人の父親と一人の母親という設定になっていて驚きました。公演後、演出のオマール・ポラスに対するインタビューが行われました。私は所用のため聞くことができなかったのですが、インタビューの中で、そのことについての質疑応答があったのではないかと思います。

 登場する役者の演技がいずれも抜群です。いささかオーバーな演技も目立つのですが、喜劇にはふさわしいのかも。みんな仮面をつけています。観客席から出入りしたり、観客に演技を要求したり・・。
 出演したテアトロ・マランドロはジュネーブ郊外に本拠を置いて活動しています。せりふはフランス語で、ステージ上部に字幕スーパが出ます。途中で「明日は県知事選挙の投票日です。投票に行きましょう」と出たのには笑えました。父親役の役者のせりふでした。今日5日は全国から注目されている静岡県知事選挙投票日です。

 軽快なテンポで展開されるコメディに引き込まれて時間が過ぎるのも忘れて見入った1時間45分でした。

 浜松から会場まで無料のバスが運行されたので利用しました。大型の貸し切りバスに文化芸大の先生と学生が10人ほどと聴講生の仲間5人など20人弱でガラガラでした。バスの中でOさんに借りた原作(岩波文庫・鈴木力衛訳)を読みました。東名静岡インターを出る前に読了。というわけでドラマの展開もよくわかりました。

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左:芸術総監督宮城聡さん。正面から撮らせていただきました。開演前には客席入り口でお出迎え、終演後は玄関でお見送りでした。
中:グランシップ。芸術劇場は向こう側、富士山が見える側にあります。
右:芸術劇場玄関

SPAC HP:http://www.spac.or.jp/index.html

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2009年7月 4日 (土)

「スカパンの悪だくみ」・・Shizuoka 春の芸術祭2009

 静岡県が全額出資している静岡芸術劇場の春の芸術祭は7月5日に楽日を迎えます。その前日、フランスの俳優による「スカパンの悪だくみ」の公演を見ました。
 もともとはルイ14世時代にモリエールが書いた戯曲ですが、今日の舞台ではラジオや電話、ジュークボックスなどが登場する20世紀の設定になっていました。
 巧みな演技で見る人を引きつける役者たちと軽快なテンポの演出でおもしろく見ることができました。

 詳報は後日。

 

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2009年7月 3日 (金)

大学生が企画した落語の会

 静岡文化芸術大学の学生たちが企画した落語の会が初めて開かれました。真打の桂平治師匠を招いての会は、大学の西ギャラリーに高座を設け、パイプ椅子に座布団を敷いて客席に。

 特任教授の須田悦生先生のプレトークがあり、落語の成立に至るまでの日本の芸能史が語られました。「松山鏡」は能・狂言や日本・韓国・中国・トルコ・インドなどの各地に同じような話があるということでした。

 前座に和太鼓同好会「打舞打舞(たむたむ)」の女子学生4人による和太鼓の演奏がありました。

 いよいよ平治師匠の登場です。前夜三河安城で公演があり、この日の午前中に浜松に着いて楽器博物館を見学、その後学内を時間をかけて見学とのこと。
 長い枕のあとようやく本番に。その日の会場のお客様の様子を見て演目を決めるということで、落語をほとんど聴いたことがない学生向けに「転失気」で始まりました。爆笑の連続で観客は大喜び。続いて「酢豆腐」。これも愉快。休憩の後は「鈴ケ森」でした。

 落語入門の場としてはとてもいい感じでした。師匠も若い学生たちに寄席の雰囲気を伝えるなど、落語への関心を高めるのに懸命でした。

 公演の2週間前にはチケットが7枚しか売れていなくて学生たちは焦ったようです。私の買ったチケットが8枚目。大学の副理事長さんにも相談があったようですが、もしチケットの売れ行きが悪くても、それも勉強の一つということで特別に支援することは考えなかったということでした。
 結果的には当日会場はほぼ満席で盛況でした。当日は大学の着物倶楽部が主催する〈浴衣の日〉とうことで、会場には浴衣姿の学生が多く、会場の雰囲気を盛り上げていました。

 企画から発券事務、会場設営、当日の運営などアートマネジメントを学ぶ学生にとってはいい勉強になったことと思います。

 笑いすぎて涙が止まらないほど楽しい落語の会でした。聴いていた皆さんはいろいろなストレスがきれいに解消されたことでしょう。
 最後に福引きがありました。平治師匠の色紙が10枚用意されましたが、残念ながら当たりませんでした。

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2009年5月30日 (土)

感動のステージ・・・「コルテオ」 シルク・ドゥ・ソレイユ名古屋公演

 シルク・ドゥ・ソレイユは1984年にカナダで誕生したエンターテインメント集団です。伝統的なサーカスの技法に大道芸やオペラなどいろいろなジャンルの芸を組み合わせて総合的なエンターテインメントを目指しています。

 私はこれまでに東京や横浜で「サルティンバンコ」や「キダム」を見ました。 今回は久しぶりのシルク・ドゥ・ソレイユで楽しみにしていました。

 「コルテオ」とはイタリア語で「行列」の意味です。ベッドで眠っている一人のクラウンが夢の中で自分の葬儀の情景を思い描いています。次々と現れる祝祭のパレード。大と小、悲劇と喜劇、天界と地上など対称的な出来事が超絶技巧のパフォーマンスで表現されます。

 ベッドの上でのアクロバティックな跳躍、金属のホイールを自由自在に操るパフォーマンス、シーソーを使ったダイナミックなアクロバット、空中をまるで蝶や鳥のように自由に飛び交うアクロバット、1本の細いストラップにぶら下がった一組の男女が空中で回転しながら展開するスリルに満ちたアクロバット、箱形鉄棒の中で8人のアーティストが回転と飛翔を繰り返すパフォーマンス・・と言葉で書いてみても驚嘆の技と楽しさは伝わらないだろうと思います。

 伝統的なサーカスと違うところは曲芸のような技を見せるだけでなく、全編を貫くストーリーがあること、せりふがあること、様々な楽器や口笛などによる楽しい音楽、芸術性豊かな舞台装置などなど。

 幕が閉じて人間への信頼と愛が「コルテオ」のテーマであることがわかります。

 1部1時間 休憩30分 2部1時間。休憩時間以外、ステージは1秒の休みもなく続きます。

 日本人のパフォーマーはただ一人。案内役と最後の鉄棒で登場する奥澤秀人です。

 名古屋公演は7月12日まで。その後大阪、東京(11/4-12/20)、来年になって福岡と仙台です。楽しいステージをぜひご覧ください。

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 会場は名古屋ドームの隣に建造された大型テント・・ビッグトップ
  収容人員は3000人。ほぼ満席でした。座席の大半がSS席です。
 ステージから左右に扇形に広がる席の最上段でもSS席で土日は13000円です。
 
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                           今日のパフォーマンスの一覧です

内部は撮影禁止なので画像はありません。

「コルテオ」 HPhttp://www.fujitv.co.jp/events/corteo/index.html#main

 

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2009年5月13日 (水)

演劇「ゆれる車の音」:文学座

 角野卓造主演の人情喜劇です。時代は1970年代、所は宮崎県油津。かつてはマグロ景気に湧いていたこの町を仕切っていたテキ屋の金丸一家ですが、愚連隊に荒らされてこの町を追われてしまいます。

 そして、20年後・・妻と娘を連れて油津に戻ってきます。かつてのライバルとの対決を覚悟して乗り込んだ故郷はすっかりさびれて露天もほとんど並びません。

 角野が演じるテキ屋金丸と、威勢のいい妻やライバルとその息子たちが繰り広げる人情喜劇です。角野はギターを奏で、歌を歌います。

 全編を通して笑いが絶えないコメディですが、ホロリとさせられる場面もあります。団塊世代に贈る人情喜劇というところでしょうか。

 角野が登場すると客席からは拍手。終始笑いの絶えないお芝居でした。

 出演は他にたかお鷹・塩田朋子などです。角野卓造はこの作品で「朝日「読売演劇大賞
最優秀演出家賞」を受賞するなど評価の高い演劇です。

5月11日のマチネー アクトシティ浜松大ホールで

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2009年3月10日 (火)

早春の奥大井②

   川根本町は今年1月に「にほんの里100選」に選ばれました。朝日新聞社と森林文化協会が全国の2,000を超える候補の中から選んだものです。選考の基準は、「景観」「生物の多様性」「人の営み」です。

 人口8,776人。高齢化率41%、75歳以上が24%。高齢化と過疎化の顕著な町です。

寸又川にかかる猿並橋(さんなみばし)です。

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温泉街
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    泊まった宿           1968年、金嬉老が立て籠もったふじみや

川根本町の自然
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   朝日岳1827㍍
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                              ミツマタ
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                           テンの糞

大井川鉄道井川線
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大井川ダムとアプトいちしろ駅       井川線が終着千頭駅に入って行きます            

 

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2009年1月29日 (木)

演劇「ドライビング ミス デイジー」 仲代達矢と奈良岡朋子の名演技

 仲代達矢と奈良岡朋子の名演技を見ました。二人のせりふはよく通ります。みごとです。
 登場人物は主人公のデイジー(奈良岡)とそのお雇い運転手のホーク(仲代)、デイジーの息子のブーリー(無名塾の長森雅人)の3人だけです。

 デイジーはユダヤ人で元教師。時代は1948年・・そのときすでに72歳の未亡人。マイカーを運転していて事故を起こしたために、息子のブーリーが母親のために雇って無理に送り込んできたのが黒人の運転手ホークという設定です。
 舞台はジョージア州アトランタ。黒人に対する差別が色濃く残っている土地柄です。

 自尊心が強く、黒人を嫌うデイジーはホークの運転を拒否して息子のブーリーを困らせます。

 舞台はそれから25年後の1973年まで続きます。デイジーはすでに100歳。老化が進み、衰えています。ホークも足などに故障が出ています。
 最後の場面はデイジーが入居している老人ホームです。
 デイジーは相変わらず憎まれ口をききながらも、25年前にあれほど嫌ったホークを一番大切な人だと告白します。二人に間に強い友情が育まれていたのです。

 月刊「民芸の仲間」2005年7月号には「誰かに世話をしてもらわなくては友情さえも維持できないことを彼らはよく知っている。しかしそれでもなお自立して生きていこうとする彼らの純粋さが単純にひたすたらに観客の胸を打つ。年齢を経てなお生きていくことはただそれだけで高潔なことなのである。老いていくことの痛みを共有しながら、別世界に住むとみえた二人の老人が手をつなぎあっていく。これこそ誇りある人間の生き方ではないだろうか。」とあります。まさに同感です!

 客席の観衆の大半は主人公と同じ年代の人たちです。50年から30年前のアメリカの話ですが、見る人は自分の今とこれからを主人公に重ね合わせて見ていたものと思います。私もそうでした。
 「老いて生きていくことがただそれだけで高潔」と言えるのか。「誇りある生き方ができている」のだろうか・・と考えさせられるお芝居でした。

 仲代達矢76歳、奈良岡朋子79歳です。100歳のデイジーはまさに100歳の老女そのものでした。ところがカーテンコールに登場した奈良岡朋子の若いことにびっくり。

 舞台上手(向かって右)にはマイカーの運転台と座席シートがあります。エンジンルームも屋根も窓もありません。仲代が奈良岡を乗せて運転する場面が何度も登場します。ユーモラスなシーンが多くてホッとします。

原作はアルフレッド・ウーリーの作品でピューリッツアー賞演劇賞受賞、舞台と映画で大ヒットしました。

浜松演劇鑑賞会例会 28日から1日まで5ステージ。アクトシティ大ホール

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2008年12月15日 (月)

改修されたすばらしい民家・・O氏邸を見る

 磐田市のO氏邸は戦後間もなくの1946年に建てられた木造2階建てで、典型的な農家の雰囲気を残す民家でした。
 築後60年を経てあちこちに傷みが出て居住性も悪くなったことから改修されることになりました。
 元の住居が良質の建築材料を使った優れた建築であったことから、改修に当たっては元の住居の原型を残すことを基本とし、垂木や建具なども使えるものはできるだけ残して使われています。家族の皆さんが生活してこられた空間を今後長く生かし続けるという願いが込められています。

 設計事務所や元請けとの度重なる打合せ、宮大工の棟梁との出会いなど完成に至るまでには様々なドラマがあったようです。

 2年間かけた改修工事で見事に生まれ変わったお宅を見せていただきました。旧宅の素材を随所に生かしながら快適な居住性を実現したすばらしいお宅です。御家族の皆さんのこの家にかける思いが強く伝わってきました。

 天竜川の氾濫から家を守るためという舟形の広い敷地に立つ新居は1階が建坪50坪、2階にも3部屋あります。

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 巨木があります。タブの木です               玄関
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  玄関左の開放的な空間       玄関の窓を開けるとレモンの木が
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旧宅の建具が生かされています
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旧宅の素材が生かされています

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北向きの台所の明かり取り

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  今も時を刻む古時計

O氏とは小田光雄氏のことです。
小田さんが自宅の改修について旧宅のことから工事の完成までの記録と生まれ育った家に対する思いを記された「民家を改修する」というすばらしい本を上梓されています。
この著書については別途アップしますのでお待ち下さい。

         

 

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