「吉田博」展:静岡市美術館
2年ぶりの静岡行きです。朝急に思い立って新幹線に乗りました。以前から見たいと思っていた吉田博の展覧会(没後70年記念)です。
吉田博(1876-1950)は明治から昭和にかけて活躍した洋画家・木版画家です。1920年ごろからは木版画を中心として制作しています。彼の版画は何回も刷りを重ね、中には100回以上重ねて微妙な色合いを表現した作品もあります。富士山なシリーズ、日本の名山、欧米の名山や風景、日本各地の風景などを、木彫とは思えない微妙な色合いで表現しています。特大版にも挑戦しており、53.3×71.2の作品も出品されています。 今回は147点が出品されています。47点は7/25の後期から入れ替えになるので前後期では194点になります。その8割強が個人蔵です。
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