敬老の日
今日9月21日は敬老の日でした。わが町内では毎年敬老の日の前日の日曜日に町の公会堂を会場として敬老祝賀会を開いていました。対象者のうち参加希望者が会に出席します。祝賀会に参加しない人は受付で記念品を受け取ります。記念品はお赤飯と菓子の詰め合わせです。私は昨年まで4年間はお祝いされる高齢者を代表する立場でお礼の言葉を述べました。
今年の敬老祝賀会は・・・コロナウイルスが収束していない現状では開催困難であるということで中止されました。浜松市では敬老祝賀の対象者を77歳以上としています。かつては75歳でしたが高齢者が年々増加していることから対象年齢を高くしています。それでもわが町では昨年度の対象者は1008名、今年も1000名を超えています。祝賀会の中止とともに、記念品の配布に替えて、今年は町内にあるドラッグストアの商品券1500円分を対象者に配布することになりました。わが家にも先日組長さんが夫婦の商品券を届けてくださいました。ありがたくいただきました。お店の方も総額100万円を超える売り上げで喜んでいると思います。原資は市からの助成金です。
高齢者の総数は今後ますます増加します。団塊の世代が77歳を迎えるのは2024年です。この年から敬老対象者は急増するので年齢の引き上げが行われるでしょう。9月15日現在、日本の高齢化率(65歳以上)は28.7%で世界一です。2位は23.3%のイタリア、3位は22.8%のポルトガルです。人類がこれまで経験したことのない高齢社会を日本人は生きています。世界一の高齢社会日本ではますます高齢化が進みます。長寿はおめでたいのですが、国の財政の中で、医療と介護の経費が年々急増して他の支出を圧迫しています。世界各国は日本の高齢化への対応を注視しています。
シニアクラブの活動の場では「人生100年時代」という言葉が普通に使われています。人類がこれまで見たことのない超高齢社会です。一人一人の生き方も、社会の在り方も、教育の中身も、働き方もこれからどうあればいいのか、考えさせられます。
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