「仲山計介展」:浜松市美術館
今年2回目の美術館行きです。4月25日に始まる予定だった展覧会が「コロナ」で延期され、3週間あまり遅れて5月19日が初日でした。
仲山計介(1948~ )は浜松出身の前衛的日本画家です。浜松西高19回卒。武蔵野美大。東京で教員を務めながら制作活動をしていたとのこ
とです。
仲山の作品には、武蔵野美大卒業制作の「エオンタ1974」に始まるエオンタ(ギリシャ語で「存在するモノ達」)や島図シリーズ、四季シリーズなどがあります。初期の抽象的な作品に比べて、その後の島シリーズなどでは具象的な風景もあがかれています。岩絵の具のほか、アクリルエマルジョンや「銀などの金属箔を使った作品が多く、鮮やかで力強い表現が特徴です。作者は「再現ではなく表現である」と述べています。
展示されている31点のすべてが撮影可能になっています。
<彩秋>2002 <聖地巡行>2020
富士山や浜名湖も
<四季日月山水図屏風>2006 10.82mの大作 <春陽山水>1997
私が行ったのは5/22午後です。館内で出会った人は数名で、「密」な状況はまったくありませんでした。
会期は6/14までです。
« 初夏の「みどりーな」で咲く花 | トップページ | 「ばらの都苑」 »
「美術展」カテゴリの記事
- 浜松市美術館 館蔵品展(2020.12.18)
- 「国芳から芳年へ」:浜松市美術館(2020.10.23)
- ~革新する工芸~手の愉悦展(2020.10.15)
- 「花と緑の日本画展」:秋野不矩美術館(2020.07.22)
- 「仲山計介展」:浜松市美術館(2020.05.24)
コメント