2018年を振り返る②美術展
今年は見た美術展は30で例年に比べて少なくなっています。特に東京へは一度しかでかけていません。
その中で印象に残ったのは次の4つの展覧会です。
草間彌生展:5月・松本市美術館
松本生まれの草間彌生の集大成とも言える充実した展覧会でした。入り口前の野外展示の作品から始まり、全館に草間ワールドが展開されていました。
至上の印象派展 ビュールレ コレクション:名古屋市美術館 8月
世界有数のプライベート・コレクションから印象派を中心に64点の傑作が展示された優れた展覧会でした。改修が終わった名古屋市美の開館30周年記念展でした。
フェルメール展:上野の森美術館 11月
この秋もっとも話題を集めた展覧会です。フェルメールの作品が初来日したのが1968年。今年はそれから50年になります。
30数点しかない彼の作品のうち8点が出品されています。来日した作品は23点になりましたが、私が見た作品はそのうち20点です。
彼の作品のほか、同時代のオランダの画家の作品が多数出品されています。
国内では珍しく日時指定のチケットも話題になっています。
岸田劉生展:豊橋市美術館・8月
劉生の全画業を振り返ることができるすぐれた展覧会でした。おなじみの麗子像をはじめとする人物画、静物画、風景画などに分けて展示されていました。
東京ではムンク展・ルーベンス展なども行われていますが、観る機会はなさそうです。
来年はクリムト展・ゴッホ展・奇想の系譜展などを観たいと思っています。
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