コンサート 指揮:アシュケナージ ピアノ:辻井伸行
このコンサートのチラシやポスターで目についたのが「指揮 アシュケナージ ピアノ 辻井伸行 」でした。この組み合わせが目玉ということです。オーケストラはアイスランド交響楽団。曲目はシベリウス2曲と辻井が弾くショパンの協奏曲第2番。
最初はシベリウス 《カレリア》組曲 作品11 小曲ですがなかなかいい曲です。
ショパンのピアノ協奏曲2番は1番よりも前に作曲されたものとのこと。1番ほどなじみがなく、聴く機会が少ない曲です。私は前から5列目のやや右寄りの席で辻井の顔を見ながら聴きました。いつ聴いても本当に驚嘆するばかりです。
アンコールは、ショパン ノクターン第20番 「遺作」でした。
休憩の後は、シベリウス 交響曲第2番 ニ長調 作品43
大編成のオーケストラの迫力のある演奏に圧倒されました。ドラマチックな曲です。
アンコールは、やはりシベリウスで 「悲しきワルツ」でした。
アシュケナージの指揮は、全身を使い、腕や指もこまかく動かして表情がよく読み取れました。
アシュケナージの「指揮」ではなく、「ピアノ演奏」を聴きたいと思った人は多かったのではないでしょうか。
辻井がステージに出入りするときは、アシュケナージが辻井の手を引いたり、背中に手を当てたり・・・おじいちゃんが孫の面倒を見ているような感じでした。
これまで浜松での辻井のコンサートはチケットが即日完売に近い状況で入手困難でしたが、今回は当日券がありました。辻井の出番が1曲だけ、プログラムが地味などで敬遠した人も多かったようです。
今回のアイスランド交響楽団の来日公演は、11月3日から18日まで、16日間で12公演が行われます。浜松は二日目の公演でした。
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