貴族の愛したバロック音楽:レクチャー&コンサート
静岡文化芸大の学生スタッフが企画したコンサートです。
まず音楽史の上山先生のレクチャーがありました。
・バロックについて
バロックの意味・時代
・音楽史におけるバロック
1600-1750年の150年間。宮廷と教会で
・バロック音楽の特徴
躍動感と運動性、明白な対照とドラマ
・サロンとは
宮廷や貴族の邸宅で
2年前に聴講した授業と同じように、わかりやすく、整然としたレクチャーでした。
演奏 古楽器のトリオによる演奏です
古楽器=チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンパ、フラウト・トラヴェルソ
演奏の間にそれぞれの楽器の歴史や特徴についての紹介があり、小曲の演奏もありました。
プログラム
J,M.ルクレール:ソナタ ニ長調 Op.2/8
A.ロッティ:ソナタ
G.Ph:テレマン:トリオソナタ
J.モレル:シャコンヌ
アンコール 1曲
ヴィオラ・ダ・ガンパはチェロに似ていますが弦は6本でギターの仲間とか。弓の持ち方も違いました。
フラウト・トラヴェルソは木製の横笛です。
チェンバロはピアノの前身とも言われますが、ピアノと違って実は爪で弦をはじく撥音楽器です。
今日の演奏会で使用されたチェンバロは浜松市内で製造されたものでした。東区北島町の三創楽器製作所です。
17世紀のサロンの雰囲気で古楽器によるバロック音楽を聴くという機会はなかなかありません。貴重なコンサートでバロック音楽を楽しむことができました。
会場は大学の自由創造工房でした。
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