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2018年8月24日 (金)

「岸田劉生展」:豊橋市美術博物館

 雨雲が垂れ込めて時折雨が落ちてくる中、車で豊橋へ向かいました。久しぶりの豊橋市美です。

 岸田劉生(1891-1929)は明治末~昭和初期にかけて日本の画壇で大きな存在だった画家です。38歳の若さで早世したため彼の画業はわずか20年です。
 今回の展覧会には劉生16歳の作品から最晩年の作品まで約90点。そのうち約半数が20代前半までの若い時の作品です。

 展示はⅠ風景画・初期 Ⅱ肖像画 Ⅲ麗子像 Ⅳ静物画 Ⅴ風景画 Ⅵ版画・日本画 という構成になっています。

 20年という短い画業の中で、劉生の描く絵は風景画にしても肖像画にしても刻々と作風が変わっていくことがよくわかります。印象派やゴッホ、セザンヌなどのポスト印象派の影響やデューラーなど北方ルネサンス、さらには中国の宋元の絵画の影響も見られます。

 劉生と言えば〈麗子像〉。今回は10点が出品されています。その中で最も早いのが1918年制作〈麗子肖像(麗子五歳之像)〉です。
チラシに使われている〈二人麗子図(童女髪飾図)〉は1枚の絵に麗子が二人描かれている珍しい作品です。顔などに比べて麗子の手が極端に小さく描かれています。

 肖像画・静物画・風景画いずれを観ても「上手い!」と思わず声が出てくる感じです。劉生の画業を俯瞰できる展覧会です。

会期は9月2日までです。

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           〈二人麗子図〉1922年

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〈麗子肖像(麗子五歳の像)〉  〈画家の妻〉1914年
  1918年

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  〈道と電信柱〉1914年 〈静物-林檎三個、茶碗、ブリキ罐、匙〉
                  1920年

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豊橋市役所    豊橋美術博物館

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