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2018年5月15日 (火)

小布施町で:北斎と中島千波

 松本から一路小布施へ。約1時間半の行程です。小布施は北信濃有数の観光地です。人口1万人、面積わずか19㎢の小さな町ですが
いくつもの美術館や栗などの和菓子店があり、観光客で賑わっていました。

北斎館

 北斎の肉筆画や屋台の天井画などがあります。今回、企画展として「超絶技巧 摺物の世界」展が開催されていました。摺物は版画の一種です。狂歌や俳諧に絵を添えた一枚刷りの摺り物絵です。多色刷りで巧みな技巧が施されています。
 小布施には北斎の摺物が多く残されており、今回の企画展になりました。北斎の摺物を数多く見ましたが、精緻な描写、美しい色彩で見事でした。

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           祭屋台の天井画 「男浪」

小布施ミュージアム

 小布施で生まれた中島千波の作品を常時展示する中島千波館と企画展を開く展示室があります。

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         中島千波〈坪井の枝垂桜〉

 企画展では「次代への表現展 ベストセレクション」が開かれていました。1993年から9年間開催された展覧会出品者のうち、その後特に活躍が著しい4人のセレクション展です。その中に、浜松市美術館のコレクションが1点ありました。

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               池田学〈再生〉

ペンで描かれた作品です。想像を絶する時間をかけて制作されています。

岩松院

本堂の大間に北斎が描いた天井画で有名な寺院です。

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           北斎〈八方睨み鳳凰図〉

 せっかくの小布施でしたが趣のある町並みを楽しみながら散策したり、名物の栗おこわや栗を使った和菓子などを買い求める時間がなくて残念でした。
 バスはひたすら山道を登り、山田温泉に向かいました。

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