ゲヴァントハウス弦楽四重奏団コンサート
久しぶにコンサートを楽しみました。ゲヴァントハウス弦楽四重奏団はライプチッヒで1809年に生まれた四重奏団で200年以上の歴史を持つ世界最古の歴史を有しています。
4人のメンバーはゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターや首席奏者で構成されています。今回のメンバーのうち、第一バイオリンのエルベンは若干22歳の時から現在まで30年間ゲヴァントハウス管弦楽団の首席コンサートマスター
を務めており、四重奏団の第一バイオリンも24年間務めている名手です。
第二バイオリンのズスケは1984年からゲヴァントハウス管弦楽団の首席コンサートマスター代理をを務めています。1989年から四重奏団に加わっています。
チェロのマイバッハはまだ26歳ですが、すでに管弦楽団の首席奏者を務めています。
弦楽四重奏の魅力は、二つのバイオリンとビオラ、チェロの4つの弦楽器で、大オーケストラに匹敵する音楽表現ができることです。
プログラム
・モーツァルト 弦楽四重奏曲 第21番 ニ長調k.575
「プロシャ王」第1番
・シューベルト 弦楽四重奏曲 第12番 ハ短調 D703
「四重奏断章」
・ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 Op.59-1
「ラズモフスキー第1番」
アンコール
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第2番 Op.18-2より
第2楽章アダージョ・カンタービレ
3人の大作曲家の四重奏曲を楽しむことができました。このうち、シューベルトの12番は第1楽章しか書かれていない曲です。
いずれの曲も4つの楽器が絶妙に絡み合い、リードし、リードされ、美しいハーモニーを奏で、大オーケストラに負けない音楽が展開されました。久しぶりの弦楽四重奏を堪能しました。
今回の来日公演は全6回で、昨日の浜松アクト中ホールでのコンサートが初日でした。
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