江戸と平成の「命山」を見る
第192回エンジョイハイキングで袋井市南部へ行きました。旧浅羽町にある江戸時代の命山と平成の命山を見るためです。浜松駅からバスで1時間、150号線の大野で下車。近くに「江戸の命山」がありました。
この命山は17世紀後半に造成されたものです。1680年に江戸時代最強の台風が襲来し、高潮のため300人が犠牲になるという悲劇の後、造成されたものです。上段は東西17㍍南北27㍍高さ3.5メートルです。
周囲には木が植えてありま 上段には一面ヒガンバナが植え
すが、これは登る時に綱を られています。食料がない時に
かけて登り安くするため 食糧とするためです
明るいところが国道150号線
民家のすご側にあります
平成の命山
袋井市は遠州灘に近い浅羽地区南部に次々と現代の命山を整備しています。津波の第一次避難場所です。
湊命山
現代の命山第1号で2013年月に完成。
総工費2億6.300万円
第2号 きぼうの丘 2016年3月完成 400人 3億1,700万円
第3号 江川の丘 2017年2月完成 300人 3億7,600万円
第4号 寄木の丘 2017年3月完成 300人 3億7,700万円
4基合わせて2,340人が避難できます。
江戸時代に造られた「命山」に学んで現代の命山が整備されているのは賢明なことです。
今日のハイキングは参加者12人と少なかったのですが、好天に恵まれて気持ちよく歩くことができました。6㎞あまり歩きました。
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