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2017年10月16日 (月)

「北斎展」

 今年開かれる展覧会の中で特に人気の高い展覧会です。90歳まで生きた葛飾北斎の晩年の30年に焦点を当て、北斎の芸術の魅力に迫るすばらしい展覧会です。
 200点を超える作品が出品されていますが、その3分の1にあたる66点が肉筆画です。
 北斎と言えば〈神奈川沖浪裏〉や〈凱風快晴〉などの浮世絵版画がよく知られていますが、今回出品されている肉筆画に北斎のすばらしい才能がよく表れています。

代表的な浮世絵作品

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        〈富嶽三十六景 神奈川沖浪裏〉

くだける波頭の描き方に北斎独自の工夫された技術があります

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         〈富嶽三十六景 凱風快晴〉

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               〈花見〉 65歳頃
 美しい肉筆画です。着物の細かい柄、桜の花、動きのある人物など。

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       〈鳳凰図天上絵彩色下絵〉 86歳頃

最晩年の肉筆画

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     〈雨中虎図〉         〈雲竜図〉
 作品右下に「百」の字の朱印が捺印されています。百歳まで生きることができれば、’神の領域’に達するという強い意志表示とされています。

 約200点のうち、日本国内収蔵の作品は約30点だけです。多くは大英博物館の収蔵です。そのほかライデン・ギメ・メトリポリタン・ボストンなど世界各地の美術館所蔵の作品が出品されています。
 今回の展覧会は大英博物館との国際共同プロジェクトによるものです。大英博物館での展覧会も連日大入りとなる人気だったとのことです。
 今回の会場は大阪のあべのハルカス美術館です。国内最高の300㍍のビルの16階にあります。10月14日(土)、ミレーの会11人で大阪に向かいました。
 主催のNHKが多くの番組を次々と放送してPRしていることもあり、連日大混雑という情報なので開館前に会場に着くため浜松発7時10分の新幹線で新大阪へ。地下鉄に乗り換えて開館前の8時45分に会場着。その時既に時間を早めて開館されていました。並ぶことなくすぐに入館できて一安心。館内はかなり混んでいましたが、2時間余、作品を一点ずつしっかり観ることができまて幸せでした。

 北斎晩年の30年にわたる鬼気迫る画業の迫力に圧倒されました。90歳の驚異的な高齢で没するまで、研究と工夫を重ね次々と新しい境地を開拓していった北斎の全容を知ることができるすばらしい展覧会でした。会期は6日に始まったばかりで11月19日までです。

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