金子三勇士 ピアノリサイタル
浜松市文化振興財団主催の「ワンコインコンサート」は今年で5年目になります。年間4回、午前11時30分から1時間の予定でアクト中ホールで行われます。ワンコイン=500円。チケットレスで入場の際に500円を出します。
今日の出演は若手ピアニストとして人気の高い金子三勇士(ミユジ)。母がハンガリー人というハーフで、6歳の時に単身ハンガリーに渡り、17歳で帰国するまでバルトークやリストの祖国で優れた音楽教育を受けました。帰国後東京音大を首席卒業、大学院修了。今年は日本デビュー6年目になります。リサイタルやオーケストラとの共演などで活躍しています。
今日のコンサートでは金子が曲の解説や作曲家のエピソードなどを語るすてきなトークがありました。
プログラム:
ショパン:革命のエチュード
ショパン:夜想曲「遺作」
ベートーヴェン:ピアノソナタ「月光」
ドビュッシー:月の光
リスト:ラ・カンパネラ
アンコール ショパン:雨だれ
「月光」は静かにゆっくりと演奏されることが多いという解説に続いて冒頭部分を演奏。しかし、ベートーベンの楽譜にはそのような指示は書かれていない。ペダルを踏み続けるようにという指示があるということで、ベートーベンの指示したとおりの演奏が披露されたのが印象に残りました。
ラ・カンパネラは金子がピアノを学んだハンガリーの生んだリストの曲で、金子がもっとも得意とする曲です。みごとな演奏でした。
このすばらしいコンサートがワンコイン500円。中ホールはほぼ満席でした。
金子は浜松で初めてのコンサートとのこと。昨夜はウナギ(ツイッターによると藤田のウナギ)、今日は浜松駅でお寿司(魚河岸寿司)
で浜松を味わったようです。げんこつハンバーグへは行けなかったとのこと。またの機会にどうぞ。
金子三勇士の演奏をまた聴きたくなりました。
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