諏訪内晶子&ベレゾフスキー デュオコンサート
1990年のチャイコフスキーコンクールで共に優勝した諏訪内晶子(ヴァイオリン)とベレゾフスキー(ピアノ)によるデュオコンサートを聴きました。
美しい音が自在に紡ぎ出される諏訪内のヴァイオリンと、力強いベレゾフスキーのピアノがピアノリサイタルとは違う音楽を生み出していました。二人だけの演奏がアクト中ホールに響き渡りました。
プログラム(受付で配布)
ベートーベンの〈春〉は何度聴いても美しい曲です。
ヤナーチェクとプロコフィエフの曲はいずれも1920年代の作品です。ヤナーチェクのソナタはモラヴィアの民族音楽の特徴を取り入れた曲で、彼のヴァイオリンソナタはこの1曲しか残っていません。
プロコフィエフの〈5つのメロディ〉は様々な手法で作曲された5つの短いメロディでなかなか興味深い曲でした。
R・シュトラウスのソナタは1887年、彼が23歳の時の作品です。
若い時の作品ですが、ロマン派後期を代表する美しいソナタで、二人の演奏がその美しさをみごとに表現してくれました。
浜松では3年ぶりの諏訪内晶子でした。カーテンコールは何度も続き、アンコールは5曲。
①マスネ〈タイスの瞑想曲〉
②ウォーロック〈カプリオーレ組曲より Basse- Dance〉
③クライスラー〈シンコペーション〉
④ホイベルガー〈「オペラ舞踏会」より 真夜中の鐘〉
⑤ ドヴォルザーク〈我が母の教えたまいし歌〉
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