アルバレス・ブラボ写真展:静岡市美術館
アルバレス・ブラボ(1902-2002)は20世紀を代表するメキシコの写真家です。大戦間から1990年代まで、モノクロの写真で人と風景とドキュメントを静かに表現してきました。今回の展覧会には彼の代表作を含む192点のモノクロプリントと資料が出品されています。
チラシにも使われている《夢想》1931年
一見何気なく撮った写真に見えますが、’夢想’している女性の写真を見る人は様々な夢想をするでしょう。
代表作2点
《身をかがめた男たち》1934年 《リュウゼツランの上の空》
1974-76年
《フリーダ・カーロ》1937年頃 《シリーズ〈内なる庭〉より》
フリーダ・カーロは20世紀 1995-97年 最晩年の作品
メキシコを代表する画家で
ブラボと交流がありました
ドキュメントで社会事象をとらえても声高に自分の主張を展開する
ことはありませんでした。あくまでも静かに光を捉える作品を制作しました。192点の写真が何を訴えているのか・・・見る人の感性にゆだねられています。
東京、名古屋と巡回して静岡が最後です。会期は28日まで。
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