オルセーのナビ派展:三菱一号館美術館
ナビ派とは・・・19世紀末のパリで前衛的な活動を行った若い芸術家のグループです。ボナール、ヴユイヤール、ドニ、ヴァロットンなどがゴーガンの影響を受け自分たちをナビ(予言者)と呼んで、印象派や後期印象派などとは違う新しい傾向の作品を制作しました。
20世紀の芸術につながるナビ派は近年評価が高まっています。今回の展覧会にはオルセー美術館が誇るナビ派のコレクションから約80点が出品されています。
ナビ派の作品がこれほどまとまって展示されるのは初めてで注目の展覧会です。
以下の作品からナビ派の作品の特徴とされる①平面性 ②装飾性
③内面性(目に見えないものを描く) を感じていただければと思います。
ボナール《格子柄の ボナール《森の女性たち 白い水玉
ブラウス》 1892年 模様の服を着た女性》1890-91年
ドニ《ミューズたち》1893年 ヴュイヤール《8角形の自画像》1890
年頃
ヴァロットン《化粧台の ヴァロットン《ボール》1899年
前のミシア》1898年
ボナール《ランプの下の リップル=ローナイ《花を持つ女性》
昼食》1898年 1891年
約80点の内 ドニ21点 ヴァロットン16点 ヴュイヤール16点
ボナール14点 ゴーガン2点 です。
アップした9点から新しい時代の流れを感じていただけたでしょうか。
東京駅丸の内南口から徒歩5分の三菱一号館美術館で5/21まで
« 2017サクラだより㉙細江公園 | トップページ | わが家の庭の春の花① »
「美術展」カテゴリの記事
- 浜松市美術館 館蔵品展(2020.12.18)
- 「国芳から芳年へ」:浜松市美術館(2020.10.23)
- ~革新する工芸~手の愉悦展(2020.10.15)
- 「花と緑の日本画展」:秋野不矩美術館(2020.07.22)
- 「仲山計介展」:浜松市美術館(2020.05.24)
コメント