蜷川実花展:静岡県美
蜷川実花は木村伊兵衛賞など数々の賞を受賞し、今や日本を代表する写真家であるばかりでなく、映画・広告・ファッションなど幅広い分野で大活躍しているアーティストです。
その作品は極彩色の鮮烈なカラー=《蜷川カラー》で強い印象を与えます。
出品作品は384点。10のエリアに分けて展示されています。エリアによっては撮影が許されています。多くの人がカメラを手にして「見る」よりも「撮る」ことに夢中になっていました。
私も撮りました。
〈Acid Boom〉2003年 伊豆の桜です
〈桜〉2011年 震災の年の春の桜
壁も床もすべて桜で覆い尽くされています
〈PANT A TREE〉2011年
目黒川の桜が川面に散る様子を2,3時間程度で取り切ったという
撮影できたのはここまでです。
このあとは・・・セルフポートレイト、花火、アーテイスト・モデル・パフォーマーなどを題材とした作品など。
最後は84人の俳優、タレント、アイドルを撮影した作品です。
北川景子・柴崎コウ・大竹しのぶ・杏・東出昌大・岡田将生・向井理・矢沢永吉・北野武・長沢まさみ・・・など
作品にはキャプションがまったくないので、目録を手にして一つずつ確認するしかありません。かなり時間がかかります。
入館者は女性が多く、とりわけ若い女性が目立ちました。
会期は26日まであと3日です。
ロダン館で
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