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2016年12月26日 (月)

「中野和馬の陶芸・・・抵抗と創造の軌跡」:島田市博物館

 中野和馬(1966-2009年)は島田市出身で島田高校卒業生です。将来が嘱望されながら43歳で夭折した陶芸家です。大学卒業1年後にスウェーデンに渡って陶芸を学び、帰国後郷里で陶芸家としての道を歩み始めました。

 中野の陶芸家としての短い制作活動の中で、20代後半から30代前半にかけての時期は、中野が既成の概念に挑戦し、激しい情熱を傾けて制作に没頭したことが残された作品からよくわかります。
 博物館本館2階展示室はその前半の作品を独自の空間構成で展示しています。

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 画像でわかるように、作品は中野が制作に使っていた机や作業台、板などの上やそれを組み合わせた空間に展示されています。作品には作品名・制作年・所蔵者などを記載したキャプションは一切ありません。もともと中野は作品に名称をつけなかったとのことです。観る人が自分の感性で受け止めて感じるしかありません。

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精魂を込め力の限りを尽くして制作されたオブジェなど

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テストピース=釉薬試験の  茶碗類:一部に30代後半の
陶片で一つずつ番号が    作品もあります
入っています

オブジェの代表作

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博物館分館で

 30代半ばに作風が大きく変化して素地が白い化粧土を使った作品を制作し、高い評価を受けました。分館では中野の後半の作品をガラスケースの中で静かに展示しています。

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 様々な手法を用いて色鮮やかな作品を制作し、人気を博しました。

 所蔵者が明記されていませんが、大半は個人蔵と思われます。

 中野和馬の作品を観たのは平成13年に駿府博物館で行われた展覧会以来です。
 陶芸家としてわずか十数年のキャリアの中で、時には見る人に息苦しさを感じさせるような気迫や戸惑いの表情が忘れがたい作品たちです。

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    島田市博物館           分館

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