「ランス美術館展」:静岡市美術館
10月30日に終わった展覧会を最終日に観てきました。ランスはパリの東のシャンパーニュにある都市です。ワインの大産地で、ランス美術館はこの地のワイン工場の経営者のコレクションが中心になっています。
バロック・ロココから新古典主義・ロマン主義、さらにバルビゾン派から印象派・後期印象派までのフランス絵画が42点。
今回の展覧会の大きな特徴は、この地でカトリックの洗礼を受け、自らデザインして教会堂を建て、やがてこの地で没したレオナール・フジタの作品が27点出品されていることです。
ダヴィッド(および工房)〈ダヴィッドの死〉1793年7月13日以降
今回出品されているこの作品はいくつか残されている複製と思われます。
世界史の教科書などに採用されているのはこの絵ではなく、ベルギー王立美術館が収蔵している次の作品だと思われます。
このほかに、ミレー・ドーミエ・クールベなどの作品もありました。
レオナール・フジタの作品については1968年の没後50年が経過していないため、著作権が有効で作品の画像はアップできません。
最終日でしたが入場者はそれほど多くありませんでした。大作や名作がない地味な展覧会だったからでしょうか。
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