岡山への旅②閑谷学校・備前焼
8日正午に岡山駅集合。JR山陽線上り電車で吉永へ。
特別史跡:旧閑谷学校
閑谷学校は江戸前期の1670年に、岡山藩主池田光政によって創建された、現存する世界最古の庶民のための公立学校です。全体が特別史跡に指定され、講堂は国宝、その他多くの施設が重要文化財に指定されています。
2015年には足利学校跡や咸宜園跡などとともに日本遺産第1号に指定されました。
江戸期の多くの施設が現存しており、静かな田園地帯で若者が儒学などの勉学に励んだ様子を思い浮かべることができます。
2本の櫂の木:中国の孔子林の実を植えたもの。左が紅葉
右が黄葉します。8日はまだ始まったところでした
人材育成のために優れた教育が行われていたことを忠実に物語る優れた遺産でした。
備前焼
日本の六古窯(瀬戸・常滑・丹波・越前・越前・信楽・備前)の中で最も古い窯です。
特徴は釉薬をかけないことです。土をじっくりと焼き締めて、土と炎の自然な出会いによって生み出される素朴な焼き物が備前焼です。
JR赤穂線伊部(いんべ)駅近くの窯元を訪ねました。桃蹊堂です。登り窯が2基ありました。この登り窯で焼くのは年に1回だということです。一度火を入れると火を落とすまでに10日かかります。窯の中の位置によって微妙な模様や色が出るのだそうです。
新旧2本の高い煙突がありますが、現在では市の条例で
高さ制限があり、この高さの煙突は禁止されています
伊部駅の隣りに備前市立備前焼ミュージアムがあります。企画展として「おかえり陶陽」・・・備前焼最初の人間国宝金重陶陽の回顧展が開かれていました。常設展では歴代の人間国宝の名作や物故作家の作品を観ることができました。
伊部駅の跨線橋から見た備前焼ミュージアム(中央のビル)
線路はJR赤穂線
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