国宝の障壁画46点と千住博の障壁画特別鑑賞
ミレーの会美術館めぐりの旅の二日目は、京都大徳寺聚光院の特別鑑賞から始まりました。聚光院は大徳寺の数ある塔頭の一つで、千利休の菩提所であり、茶道三千家歴代の墓所にもなっています。
今年が聚光院創建450年に当たることから、文化財の特別公開を行っています。そのお宝は
①狩野松栄、永徳親子による障壁画46点(すべて国宝)
②本堂(重文)
③茶室:「閑隠席」と「枡床席」(いずれも重文)
④千住博の障壁画 という豪華版です。
①狩野松栄、永徳親子による障壁画46点
これらの作品は通常京都国立博物館に寄託、展示されています。それらの作品が今回は本来の襖として展示されています。(境内では撮影禁止です)
②本堂
方丈庭園「百積庭」
本堂南前の「百積庭」。内部の《花鳥図》と対応していると言われています。
③茶室
千住博《滝》
狩野親子の国宝の障壁画46点を襖の状態で鑑賞できたのは幸せでした。
また、千住博が16年の試行錯誤の結果ようやく完成した書院の障壁画《滝》を観ることができたのも幸せでした。
今回の特別鑑賞は予約限定、グループ優先で行われています。1グループにつき40分で案内役が一人。10時の予約でしたが、9時30分過ぎに到着。受付で大変感謝されました。
ガイド役の女性の案内で40分あまり、素晴らしい作品に感動しました。
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