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2016年2月 7日 (日)

二人の若手ピアニストコンサート

 牛田智大とチョ・ソンジンという、絶大な人気の二人の若手ピアニストが饗演するコンサートがアクトシティ中ホールで開かれました(6日)。
 今年20回目を迎えた浜松国際ピアノアカデミーの開催記念コンサートです。二人ともアカデミーの修了生として出演しています。

 冒頭、アカデミー音楽監督の中村紘子さんがスピーチをしました。アカデミーが20周年を迎えることができたのは浜松市とヤマハ、カワイなどのメーカー及び市民の支援があったからだとして感謝の意を表しました。一言で言えば「浜松だからできた」ということです。

 まず、牛田智大の演奏です。牛田は現在16歳。CDデビューは12歳の春です。2013年からモスクワ音楽院ジュニア・カレッジに在籍しています。

曲目:①ガーシュイン「ラプソディー・イン・ブルー」
    ②ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲Op43より18 
              番変奏 変ニ長調」
    ③ラフマニノフ「ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ長調 Op36」

 チケット販売の時点では第1曲はプロコフィエフのピアノソナタ7番でしたが、曲が変更になりました。子どもから大人へと背伸びをしようとしているのかもしれないと思いました。

 最初のCD発売時には小学生でまだ本当にかわいい子どもでしたが、昨夜のステージに登場した牛田は背も高くなり成長した少年でした。
 ガーシュインの曲は美しく弾きましたが、パワーや迫力にやや欠ける感じでした。

 異変が起きたのは第3曲の途中です。突然演奏が止まり、牛田は左側に倒れました。ステージは暗転・・・スタッフが数人出てきて牛田を抱えて行きました。客席では悲鳴があがり騒然としました。直後に20分間の休憩。
 牛田智大・・・大丈夫でしょうか。心配です。1月23日の名古屋でのリサイタルでも体調不良で後半は演奏中止になり、振り替え公演が決まっています。
 牛田は子どもから大人への転換期にあります。体調を整えて大人のピアニストとしてタフな演奏活動に耐えられるよう努めてほしいと思います。

 今日は自分の部屋で牛田のファーストアルバム「愛の夢~牛田智大デビュー」を聴きました。

 チョ・ソンジンは2009年、14歳の時に浜松国際ピアノアカデミーコンクールで第1位、その年11月、第7回浜松国際ピアノコンクールで最年少優勝を果たしています。私はその時の本選で彼の演奏する「皇帝」を聴きました。翌日の入賞者演奏会、2010年7月の市制記念日の演奏も聴きました。そして今回です。

 チョ・ソンジンは昨年10月のショパンコンクールで優勝し、さらに脚光を浴びました。今や世界をリードする若手ピアニストに成長しました。

 昨夜演奏したのはショパン「24の前奏曲」です。直前に牛田のアクシデントがあったにもかかわらず、落ち着いて見事な演奏を聴かせてくれました。
アンコールに「英雄ポロネーズ」を華麗に演奏した後、ステージでスピーチをしました。ピアノコンクールなどで何度も訪れている浜松には数多くの想い出があると語り、市民の応援に感謝の言葉を述べました。

 日本流に言うと浜松で優勝した時に中学3年生だった彼が大学4年生になり、ようやく大人の仲間入りをしています。

 牛田のアクシデントは残念でしたが、これからますます活躍が期待されるすばらしいチョ・ソンジンを聴くことができたコンサートでした。

 

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