浜松国際ピアノコンクールの結果
11月22日に始まった第9回浜松国際ピアノコンクールは今日6日、本選2日目の演奏の後、成績発表と表彰式が行われました。
優勝したのはアレクサンデル・ガジェヴ(20歳・イタリア)でした。残念ながら私は聴く機会がありませんでしたが、予選の時から皆さんの評価が高かったようです。昨日の本選ではプロコフィエフの協奏曲3番を弾いています。優勝と同時に聴衆賞・札幌市長賞を受賞。
2位は今日の最後に登場したロマーン・ロパティンスキー(22歳・ウクライナ)でした。ラフマニノフの3番を演奏しました。
3位が二人で、アレクセイ・メリニコフ(25歳・ロシア)とダニエル・シュー(18歳・アメリカ)です。いずれも昨日の出演です。
4位はフロリアン・ミトレア(26歳・ルーマニア)でした。プロフィエフの3番を演奏しました。私は彼の演奏を三次予選と今日の本選と聴きました。室内楽賞を受賞しました。三次に演奏したモーツァルトのピアノ四重奏2番の演奏が評価されたのでしょうか。
以上6人です。・・・ということは5位6位がないということです。海老審査委員長の講評の中で、非常にレベルが高く甲乙つけがたかったということで,審査が大変だったことをうかがわせました。
今日の本選の3人の演奏もすばらしく、すでに完成したプロピアニストのコンサートという感じでした。
日本人で唯一三次に進出した三浦君は奨励賞を受賞しました。
1991年に始まったこのピアノコンクールはこれまでにチョ・ソンジンなどの優れたピアニストを生み出しており、国際的な評価も高まっています。3年に1度のこのコンクールは楽しみです。
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