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2015年11月18日 (水)

「曽宮一念と山本丘人 展」:浜松市美術館

 19世紀末に生まれ20世紀末までほぼ同時代を生きた二人の画家ですが、その作風はまったく違います。

 曽宮は油彩画、山本は日本画です。モチーフは海や山などの自然ですが、対象の描き方は曽宮が大胆な造形と色使い、山本は緻密な描写と繊細な色使いと対照的です。

 曽宮(1893-1994)は1945年から富士宮に在住、富士山や愛鷹山をいくつも描いています。富士山の山容全体を描いた作品は少なく、今回出品されている作品でも「不二」や「不二暁雲」では山容が描かれていますが、その絵でも富士山の美しい山容は絵の主題になっていません。

 阿蘇山や桜島、焼岳の絵を見ても、火を吹く山としての描写というよりも、溶岩流や溶岩に埋もれた山塊などを好んで描いています。特に目を引くのは雲の描写です。自由自在に変容する雲を好み、様々な雲を大胆に描いています。

 78歳で失明して絵筆を擱きますが、「へなぶり」と称する短歌やエッセイで飄逸な表現を見せて高い評価を受けました。

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           〈八ヶ岳浅雪〉

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          〈毛無連峯〉

 山本丘人(1900-1980)は伝統的な日本画の技術の上に、堅実な構図と精密な描写、美しい色使いで日本の「山水」を描きました。文化勲章を受章しています。Photo_12
             〈北濤〉

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 なかなか見応えのある展覧会です。12月25日まで。

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