山口・防府・津和野の旅①山口
半世紀以上前に卒業した大学の同級会で山口へ行きました。メンバーはいずれも80歳前後です。昨年は私が幹事を引き受けて静岡で開催し、初冠雪の富士山を見て全員感動したのでした。
今年からは幹事の在住する地域に限らず目的地を決めることになり、広島在住の幹事が山口を用意してくれました。
メンバーは静岡・大阪・松江・呉・三次・大分から新山口に三々五々集合して行動開始。新山口は国鉄時代の鉄道の拠点であった小郡です。新山口からタクシーで山口市内に入りました。
サビエル記念聖堂
あいにくの雨の中、まずサビエル記念聖堂へ。サビエルが山口で布教した400周年を記念して1951年に建てられましたが、1991年消失し1998年に再建されました。三角錐の屋根と高さ53㍍の塔を持つ斬新なデザインです。消失前に私が見た聖堂とはイメージがかなり違います。
国宝瑠璃光寺五重塔(国宝)
山口を支配した大内氏は京に憧れ、京に似た街づくりをして山口に大内文化が栄えました。その最高傑作がこの五重塔です。法隆寺・醍醐寺と並ぶ日本三大名塔の一つです。
雪舟庭(常栄寺庭園) 国指定史跡及び名勝
第29代大内政弘が雪舟に依頼して築庭したものと言われています。石と水を中心として作られた回遊式庭園で室町時代の様式を良く伝えています。
宿は湯田温泉です。温泉につかった後の宴会では飲みながら食べながら話は尽きず、部屋へ帰ってからも続きました。50数年前のことをよく覚えているものだと毎度感心します。
私にとっては20数年ぶりの山口でした。山口在住の同級生にお世話になったのはその時でした。その彼が体調を崩して参加できないということで残念だったのですが、夕方奥様と一緒にホテルに挨拶にきてくれました。メンバー一同久しぶりの再会でうれしいことでした。
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