オペラ「魔笛」「:ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場
久しぶりのオペラです。2年前のハンガリー国立歌劇場「椿姫」以来でしょうか。
ワルシャワ室内歌劇場は、モーツァルトの21のオペラをいつでも上演できるということで、世界各地で公演をしています。今回の来日公演は10月8日の和歌山に始まり、浜松は二日目の公演でした。
「魔笛」はモーツァルト最後のオペラ作品で、一種のお伽噺です。王子タミーノは夜の女王に頼まれてとらわれの身になっている女王の娘パミーナを救出しようとします。鳥刺しのパパゲーノが道化役となって物語は進行します。全2幕ですが、1幕と2幕で善悪が逆転することになります。
’魔笛’とは、タミーノが護身用にと渡された笛のことです。
「魔笛」は「フィガロの結婚」とともに、モーツァルトのオペラではおなじみの作品ですから、気楽に楽しむことができます。
これまで何度も見た「魔笛」ですが、舞台装置は最初から終幕まで同じでした。中央奥に3枚の扉、その前に7段の階段、両翼に大きな円柱というのが基本的な構造でした。それが照明のテクニックによって様々に変化し、その場に応じた雰囲気を出すという仕掛けでした。
「魔笛」と言えば夜の女王のアリアが聴き所です。この日の夜の女王のアリアは声量、迫力とももう一つ圧倒されるところが無い感じでした。youtubeで往年の名歌手の絶唱を聴くとその違いがよくわかります。
久しぶりのオペラ、「魔笛」を楽しむことができました。シニアチケットを購入したので5000円でした。座席指定券交換の50分前に並んで手にしたチケットはS席(12,000円)でした。
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