「画家たちの世界旅行」展:秋野不矩美術館
静岡から遠く離れ地域の人に静岡県立美術館が所蔵する2600点余の絵画の鑑賞の機会を提供する移動美術館です。今回は天竜区の秋野不矩美術館で、秋野不矩の作品5点を含む31点が展示されています。近代以降の日本の画家が世界各地を旅して描いた作品です。
秋野の作品は、〈オリッサの寺院〉(122.0×705.0の大作)や〈たむろするクーリー〉など、いずれもインドで描かれた作品です。
静岡県美のコレクションの中でも著名な佐伯祐三〈ラ・クロッシュ〉も出品されています。
パリの街角を数多く描い荻須高徳が珍しくイタリアを描いた〈イタリア風景(ヴェネツィア)〉や平山郁夫の〈楼蘭遺跡全景〉,福王子法林の〈ヒマラヤの月〉なども注目されます。
ヘリコプターからのスケッチをもとにして描かれた作品。月の光と峻厳な峰。
この展覧会は入場無料で公開されています。会期は10月4日まで。
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