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2015年5月22日 (金)

劇団文化座公演「あかきくちびるあせぬまに」

 久しぶりに演劇を見ました。これまでかつての「労演」の主宰する演劇を50年以上見てきましたが、そろそろ見納めになりそうです。

 今日のお芝居は劇団文化座の「あかきくちびるあせぬまに」す。主役のタヅを演じたのは佐々木愛です。父親の佐々木隆と母親の鈴木光枝が創立した文化座はその二人が逝った後、佐々木愛が代表を務めています。

 佐々木愛と言えば私には忘れられない思い出があります。今から40年以上前の1970年代前半のことです。当時若い仲間が集まって島田市民劇場を設立し、私は中心的な役割を務めていました。

 ある例会で文化座の「土」を上演しました。主役は鈴木光枝、娘の佐々木愛は’つぎ’の役で母親と共演することになっていました。私たちはその親子共演のステージを楽しみにしていました。

 ところが・・・公演間近になって佐々木愛休演の連絡があり、一同落胆。当日芝居がはねた後、私は主役を熱演した鈴木光枝を会場から宿の旅館まで徒歩で案内して行きました。鈴木光枝は宿に着くまで、娘の休演について「プロの役者としてあってはならないことでとんでもないことだ」と怒りに満ちた表情で私に語ってくれました。

 佐々木愛の休演の理由は「妊娠」でした。鈴木光枝は役者である以上舞台に穴をあけるようなことは絶対に避けなければいけないたとえ自分の娘であっても許せないことだと語りました。強い口調で私は驚きました。

 今日のステージではその佐々木愛が鈴木光枝の当たり役をみごとに演じました。

 島田でのステージを休演したとき、佐々木愛はまだ30前の若手の女優でした。今72歳。その佐々木愛に40年前の母親の言葉をどう思ったのか聞いてみたいと思いました。

 

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