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2015年2月27日 (金)

「光琳アート 光琳と現代美術」展:MOA美術館

 尾形光琳の〈燕子花〉と〈紅白梅〉の二大国宝が56年ぶりに同時公開されることで大きな話題になった展覧会です。

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MOA美術館発行のパンフレットの表紙(㊧)と裏表紙です

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 〈燕子花図屏風〉:この絵を見たのは何年ぶりか・・・

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〈紅白梅図屏風〉:この絵は2013年2月27日に見ています。ちょうど2年ぶりです

 第1展示室に入るとこの2点が左右に展示されています。入場者はまず二大国宝と対面することになります。展覧会の主題は「光琳アート 光琳と現代美術」です。”日本が創造した、世界に誇る最上の美”と称される琳派が現代の美術にまで影響を及ぼしていることを優れた企画の展覧会です。

 今年300年忌を迎えた光琳を記念する特別展で、光琳の作品は約30点出品されています。その作品は屏風・掛け軸・扇面・団扇・蒔絵・陶器など多様です。これらの作品を通じて光琳の画風や琳派の特徴を把握することができます。

 この展覧会のもう一つの見どころは、明治から現代まで多くの芸術家が琳派の影響を受けて「琳派アート」を展開してきたことを約50点の様々な作品で示していることです。

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 下村観山〈弱法師〉:1915年 重要文化財 

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加山又造〈群鶴図〉:〈燕子花〉が頭に浮かびます

 このほか、速水御舟・川端龍子・竹内栖鳳・福田平八郎・小林古径・安田靫彦・など明治以後の日本画を代表する画家たちの「琳派アート」が出品されています。絵画以外では北大路魯山人・楽吉右衛門・十四代今泉今右衛門などの陶器や着物、蒔絵などもあります。

 現代では人気の高い村上隆や杉本博司、会田誠、福田美蘭などの作品にも琳派の影響の見られる作品があります。

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 杉本博司〈月下紅白梅図〉:紅白梅図を写真撮影し、特殊な方法でプリントした作品

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  会田誠〈群娘図'97〉:燕子花の構図

 琳派とは直接関係ないと思われる現代アートの世界にもいろいろな影響が及んでいることを示しています。まさに「光琳アート」です。

 琳派に限定した展覧会はMOAでも2013年に開いていますが、現代アートまで拡大した琳派アート展は初めてではないでしょうか。大変興味深く観ることができました。今年の展覧会ベスト10に入るのは間違いないでしょう。

 3月3日の会期末を控えて今日も朝から大混雑でした。私は9時30分オープンの20分前に並びました。前から30人目でしたからゆっくり観ていたのですが、やがてかなり混んできました。混雑がひどくなるとキャプションを読むことが困難になります。

 駅と美術館の間のバスは往路復路とも時刻表に関係なくピストン輸送でした。

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 9時10分の行列           おなじみの照明

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                       光る海

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