恵方巻きの発祥の地は浜松?
昨年10月から聴講してきた静岡文化芸大の26年度後期の授業が今日で終わりました。二本松康宏先生の「日本文学作品研究」です。
今日は節分です。最近はこの日に家庭で恵方巻きを食べることが多くなりました。先生から恵方巻きの起源についてのお話がありました。
その1 大阪船場に近くの花街で始まったという説
江戸末期の頃、船場の繊維問屋の旦那衆が花街に遊びに行き、そこで節分の日に女衆に太巻きを切らないで丸かじりさせたことが始まりという説。比較的有力な説のようです。しかし、大阪では「恵方巻き」という名前ではなく、巻き寿司、太巻き寿司、丸かぶり寿司と呼ばれています。
その2 浜松で始まったという説
秀吉の家臣であった堀尾吉晴が浜松城主の時、節分に太巻きを食べて出陣したところ大勝利をおさめたことから浜松という説。根拠は不明確ですが、もしかしたら浜松が発祥の地かもしれません。
その3 セブンイレブンが始めたという説
現代の「恵方巻き」はこれが定説です。セブンイレブンが「恵方巻き」の名で商品を売り出したのは1998年(平成10年)のことですからつい最近のことです。 それ以来全国各地で製造・販売されています。
大学の帰りにスーパーで恵方巻きを2本買って帰りました。節分の日に、この恵方巻きをその年の恵方に向かって目を閉じて無言で丸かじりすると縁起がいいとされています。七福神に因んで7種類の具が入っているのが普通です。
㊧イクラやマスなど。900円。なかなか美味でした。
㊨2本切りました。左がイクラなど、右がネギトロなど(500円)
スーパーでは特設売り場に客が集中して買っていました。予約で申し込んだ人も多く、大変な売れ行きでした。今夜は恵方巻きをいただいて、豆まきという家庭が多いでしょう。
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