2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 牧の原台地からの富士山②牧之原公園 | トップページ | クリスマスローズが咲く浜名湖ガーデンパーク »

2015年1月13日 (火)

「ロイヤル・アカデミー展」:静岡市美術館

 ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツは1768年に国王ジョージ3世の庇護のもとに創設された国立芸術学校です。会員の作品など多くの作品を所蔵する美術館が併設されています。今回の展覧会ではそのコレクションから18世紀~20世紀初めにかけてのイギリスを代表する画家の作品約60点と美術教育の教材や学生の作品約60点が出品されています。

 ルーブル・オルセー・プラドなどの美術館の展覧会と異なり、近代絵画の選りすぐりの名品を数多く展示するというスタイルの展覧会ではありません。

 美術教育の拠点であり、芸術家への支援を行う機関としての機能を持つロイヤル・アカデミーがこれまで果たしてきた役割を紹介し、その成果を披露するという企画になっています。

 その中で、初代会長のレノルズに始まり、ターナー、カンスタブルやラファエル前派のミレイなど、会員として活躍したイギリス美術史上の著名な画家の作品はそれぞれ出品されています

 ロイヤル・アカデミーが教育機関であることから、それぞれの時代の規範となる画法が奨励されたこともわかります。一方で、そのような規範に抗して新しい画法にチャレンジした画家がいたこともわかります。

 産業革命の進展による社会の大きな変化の中で人々の暮らしを描いた風俗画も目に付きます。

 この展覧会を通じて、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツがイギリスの美術の発展に大きな役割を果たしてきたこと、その成果の偉大なことを知ることができます。

 主な作品をチラシでどうぞ。

2_20150113_0001 _20150113_000
㊧:ミレイ〈ベラスケスの思い出〉
㊨:右中=ターナー〈ドルバダーン城〉
  左下=初代会長レノルズ〈セオリー〉
  右下=カンスタブル〈水門を通る舟〉

3_20150113_000 4_20150113_000
㊧:右上=ランシア〈忠実な猟犬〉 死んだ主人を前にした犬の悲しみ
  左中=タデマ〈神殿への道〉
  中央=ウォーターハウス〈人魚〉 漱石が好んだ絵。「三四郎」に登場
  下左=サージェント〈庭の女性たち、トッレガッリ城〉
  下右=ミレイ〈パンクラティオン〉 わずか12歳の驚くべきデッサン

㊨:コウプ〈1875年度のロイヤル・アカデミー展出品審査会〉

会期は25日までです。

« 牧の原台地からの富士山②牧之原公園 | トップページ | クリスマスローズが咲く浜名湖ガーデンパーク »

美術展」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ロイヤル・アカデミー展」:静岡市美術館:

« 牧の原台地からの富士山②牧之原公園 | トップページ | クリスマスローズが咲く浜名湖ガーデンパーク »