ミャンマーでの医療支援に活躍する日本人医師
正月2日に天野君を囲む同期会で久しぶりに会った笠井裕一君は三重大学医学部大学院教授で脊椎外科学の権威。医工連携によってユニークで効果的な治療器具を開発し、いくつもの特許を持っている名医です。これまでの手術件数は約4000件とのことです。自分が執刀した患者からのメールでの問合せについては可及的速やかに回答しているとのことで、患者にとってこれほど安心できることはありません。
その笠井君から昨4日、「ミャンマーに行ってきます」というメールがきました。大学研究室の5つのミッションの一つに「国際貢献」があり、東南アジアを中心に手術機器の寄贈、手術指導や三重大学への医師招聘などを行っています。
ミャンマーはアジアの最貧国で医学的には50年遅れているとのことです。そのミャンマーでの医療支援や医師・学生への教育のために笠井君は中心になって活躍しています。
2014年は1月、2月、6月、7月、11月の5回ミャンマーを訪ね、手術指導を行っています。さらに4月にはラオスでも活動しています。海外での手術は年間200件を超えており、日本人医師としては最多ではないかと本人は語っていました。
「全世界人類のために少しでも貢献したい」という笠井君の信念は確固たるもので、東奔西走で多忙を極める日常でありながら国内外を問わず一人一人の患者を大切にする診療を続けています。
今回は6日から25日までの20日間、ミャンマーで手術や教育を行ってくるとのことです。
このような優れた教え子がいることを誇りに思います。メールの結びに「天野君に続くようこれからも頑張ります」とありました。
笠井君が中日新聞に掲載された記事を送ってきたのでアップします。
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