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ユンディ・リは中国重慶生まれのピアニスト。2000年のショパンコンクールで第1位に輝いた時は18歳で最年少での優勝でした。それから14年…中国国内はもちろん世界各地で華々しく活躍しています。
ピアノの演奏はもちろんすばらしいのですが、容姿抜群で女性に圧倒的な人気があります。その姿をチラシでどうぞ。
プログラム
ベートーヴェン 〈ピアノソナタ 第14番嬰ハ短調 「月光」〉
〈ピアノソナタ 第8番 ハ短調 「悲愴」〉
(休憩)
ショパン 〈ノクターン 第1番変ロ短調〉
〈ノクターン 第2番変ホ長調〉
ベートーヴェン 〈ピアノソナタ 第23番ヘ短調 「熱情」〉
(アンコール)
リスト 〈タランテラ〉
三大ソナタとショパンのノクターンという豪華版に加えてリストのタランテラ。
盛大な拍手に迎えられてステージに現れたユンディ・リはスラリと伸びた長身でモデルのよう。自由自在に動く長い指先から紡ぎ出される音は時には強く、激しく、時にはロマンティックに響いてきます。
〈熱情〉は激しい情熱がほとばしり燃えさかる情景をみごとに表現しました。
人気のピアニストが弾く名曲を楽しむことができました。
今回の全国ツアーは10月25日から14回予定されています。28日の浜松アクトシティ大ホールでの公演は3回目にあたります。
この日の大ホールは空席が目立ちました。大ホールでこれほど空席が多いのは私が見た中では初めてのことでした。聴衆の95%が女性だったのも珍しいことです。
地元の曳馬中学校は各学年7学級の大規模校です。全校生徒が一堂に会して行う文化発表会がアクトシティ大ホールで行われました。学年ごとの合唱コンクールなどで全員が大ホールのステージに上がります。
4面舞台を備える大ステージ。世界最高峰のオーケストラやバレエ団、ソリストなどが登場する憧れのステージです。今夜(28日)は
ユンディ・リのピアノリサイタルです。
曳馬中と言えば「曳中ソーラン節」
3年生の中からオーディションで選ばれた生徒たちが一糸乱れないチームプレーで迫力のある踊りを披露しました。
合唱コンクール(2年生の部)
毎日昼休みにクラスごとに練習してきた成果を発表します。指揮もピアノ伴奏も生徒です。
指揮者は男子生徒です
合唱の合間には英語スピーチやリコーダーアンサンブル、合唱団、吹奏楽の演奏などがあります。いずれもレベルの高い演奏で毎年感動します。すばらしい「文化の力」です。
花の舞酒造の酒蔵開放 新酒味見会は毎年10月下旬の日曜日に行われ、約8000人の人が参加します。会場ではいろいろな知り合いに会えるので、特に予定がない限り毎年出かけています。
今年は10月26日(日)に行われ、約8000人の来場者がありました。会場は工場のあるエリアと隣接の庚申寺境内の2か所に分かれています。工場内エリアは仮設テントでの立ち飲みです。グループでゆっくりと飲みたい人は庚申寺境内にブルーシートを敷いて「宴会」です。その場所取りが大変です。
新酒味見会は10時開始なのですが、毎年大混雑するので9時30分にはオープンしてサービスが始まります。
というわけでわがグループは先陣が7時半に到着して並びました。私が着いたのは9時。順番は前から7番目ぐらいでした。
グラスには70ml程度のお酒がつがれます。飲み干す度に何度でもグラスを持って行ってついでもらいます。飲み放題です。
提供される酒は純米しぼりたて生原酒でアルコール分は18.5度と高いお酒です。飲み過ぎると大変です。去年は救急車が4-5台出動したとか。
わがグループは文化芸大聴講生・アクティブ シニア ネットの仲間を中心にして20人近く。女性も5人いました。それぞれ持ち寄ったご馳走をいただきながら新酒を味わい、歓談しました。
会場内を歩き回ると、懐かしい顔や近所の人などいろいろな人と出会います。それも楽しいことです。
花の舞酒造によると、昨年振る舞われた新酒は1800㍑=1升びん1000本だったということです。1本2000円の商品ですから200万円ということになります。グラスの費用と浜北駅からの無料シャトルバスの運行経費を加えてどのぐらいの経費になるでしょうか。
参加した人たちは帰りに工場売店に次々と立ち寄って新酒を買い求めたり、地方発送を注文したりしていました。相当な本数が販売されたと思います。8000人の口コミによる宣伝効果などを考えると、費用対効果は十分計算できるのではないかと思います。
わが家でも2本買いました。
浜松市消防団後援会長の研修会で富山県を訪ねました。で充実した研修ができました。富山県広域消防防災センターは消防署職員や消防団員の研修のための施設と、県民のための研修センター=四季防災館の二つの施設を持っています。20012年4月にオープンして2年6ヶ月…入場者は10万人に達しています。
消防職員の研修施設。全国でもっとも高い45㍍の訓練塔などの充実した施設がありました。防災備品の備蓄も行われています
四季防災館
阪神淡路大震災の記録に基づいて縦揺れ、横揺れ、揺れの強さが時間の経過とともに忠実に再現されます。この地震では最初の数秒で壊滅的な打撃を与えた強烈な揺れがあったことがわかります。カメラを構えていたのですが、バーを握っているのに必死でカメラをしっかりホールドすることはできませんでした。
浜松でも類似の施設が欲しいということから今回の研修の対象となりました。数十億円の経費が必要ということでなかなか厳しいと思いますが…。
堀文子(1918~ )は今年96歳を迎えた日本画家です。若い頃から斬新な構図と鮮やかな色使いで新しい日本画を創作してきました。自然の風景、木々や草花、動物や鳥などを数多く描き、「花の画家」とも呼ばれています。
2000年、82歳の時に幻の花ブルーポピーを求めてヒマラヤを訪ねています。2001年、病に倒れますが間もなく回復。その後はプランクトンなどの微生物を好んで描いたりしています。90歳を超えても極細の線描など年齢を感じさせない精緻な絵を描き続けています。
㊧〈幻の花 ブルーポピー〉2001年
㊨〈鶴が渡る、ヒマラヤを越えて〉2010年・92歳
この特別展は好評で多くの入館者があります。
会期は11月16日までです。どうぞお出かけください。
最終日の10月20日に見ました。通常は午前10時開館なのですが
9時40分に着いた時には既に開館していました。最終日の混雑を予想して開館時間を早めたようです。さっそく入館しましたが館内はかなりの人の群れ。その90%以上は女性です
「印象派の殿堂」と呼ばれるパリ・オルセー美術館から印象派を中心として84点の名画がやってきました。中でもマネの作品は11点…チラシやポスターに使われているのはその中の1点、〈笛を吹く少年〉です。
陰影がほとんどなく、奥行きを感じさせない絵で当時は不評でした。
モネの大作〈草上の昼食〉
チラシから。左は418×150 右は247×218 という大作です。モネ自身が保存状態の良くない部分を切り取り、分割して売ったためにこのような形になっています。モネ24歳の若い時の作品です。当時流行の女性のファッションや光の中の木の葉の描き方などに注目です。
マネの次に作品数が多いのはモネ8点、セザンヌ7点、ルノワール6点なんどです。モネの〈かささぎ〉は白・黄・青などの淡い色で描きわけられた雪の微妙な描写がみごとです。
セザンヌの裸体画、ルノワールの風景画なども楽しみです。そのほかおなじみのミレー〈晩鐘〉やピサロ・シスレーの風景画など。フランスが世界に誇るオルセー美術館の実力を如実に示す展覧会でした。
11時頃美術館を出る時間帯には入館者が列をなしていました。
国立新美術館では現在チューリヒ美術館展開催中(12月15日まで)、さらに来年2月21日からはルーブル美術館展が開催されます。いずれも楽しみです。
今年はどういうわけかこの時期まで上京の機会がありませんでした。東京で次々と開かれている展覧会もテレビの「日曜美術館」や「ぶら・ぶら美術館」で見るだけでした。
今日の東京行きは半世紀をはるかに超える遠い昔に卒業した中学校の関東地区同期会に出席するためでした。毎年1回この時期に集まっています。浜松も首都圏に近いということで毎年案内をいただいて出席しています。
会場はここ数年市ヶ谷のアルカディア(旧私学会館)です。今年は11人が集まり、はるか昔の記憶をたどりながら時間が過ぎるのも忘れて歓談しました。
㊧:会場から見た外濠と市ヶ谷付近。右端は法政大学、左端は中央大学のキャンパス
㊨:外濠の手前に沿ってJR中央線が走っています。画面左に市ヶ谷駅
会に出る前に国立新美術館で最終日を迎えたオルセー美術館展を見ました。展覧会の内容については後日アップします。
国立新美術館のテラスで
名画を見た後は秋のおだやかな日差しと風の中で心地よい時を過ごしました
終日秋晴れに恵まれた今日、朝からいろいろなイベントがありました。
町民運動会
小学校区の8町の合同運動会です。今年で32回目、小学生にとっては初夏の学校の運動会に続く秋の「運動会」です。
㊧:開会式。全校児童の3分の1が参加しています。大人の参加が少なくなっています。
㊨:長靴リレー
JR浜松駅前での野外コンサート
町内の女性グループが出演していました。
秋の芸術祭
中心市街地の大通りをホコテンにして行われました。
花と緑の祭
アクト通りを中心として華やかに行われました。
㊧:浜松特産のガーベラの花飾り
㊨:モザイカルチャー 家康くんと浜松城
好天に恵まれていろいろなイベントが多数の客を集めていました。
毎年の誕生日に家族からのプレゼントがあります。これまでにセーターとかカメラとかいろいろありました。今月12日の誕生日のプレゼントは…予想もしない「包丁」でした。
新潟県燕・吉田工業が30年前に開発したステンレス一体構造のGLOBALです。刀身から柄まですべてステンレスで美しいフォルムです。
切れ味抜群で野菜・果物・肉・魚など何を切っても気持ちよく切れます。今日は初めての餃子作りでした。キャベツ・ニラ・ニンニクなどを細かく切るのですが気持ちよく切れました。
今年のプレゼントが包丁だったのは、私が最近時折料理をするようになったからです。もっと料理をするようにという励ましと受け止めています。
今日の料理=餃子
昨15日から今日にかけて大学の同期会を開きました。昨日は時折小雨が降るあいにくのお天気で残念でした。登呂遺跡から日本平・久能山東照宮へ。夜は三保の羽衣ホテル泊。
今朝は6時に起床、さっそく松原を抜けて駿河湾の浜辺へ。空は晴れ上がって朝日が輝いていたのですが、6時15分頃の富士山はほぼ全体が雲に隠れて見えません。辛抱強く待っているうちに徐々に雲が消えてきました。7時前にはほぼ全容が現れました。
7合目付近まで雪を頂いた白雪の富士山です。昨日の雨が富士山では雪になったのです。この秋初めて雪化粧をした富士山はいつまで眺めていても飽きない美しい姿でした。
大分・松江・広島・大阪などから来た同級生は間近で初めて見た富士山に感動していました。最高のお土産ができて幹事役の私としてもうれしいことでした。
1週間前の6日朝、台風18号が浜松に上陸して各地に被害をもたらしばかりですが、またまた台風が接近しています。
一時900hPaまで発達した台風19号は相変わらず強い勢力を保ったまま午後4時頃四万十市付近にあって北東に進んでいます。
午後4時現在。浜松は強風域に入っています。台風はこの後
日付が変わる頃に諏訪湖付近と思われます。
今日は朝からかなりの雨という予報でしたが、これまでほとんど降っていません。
画面中央部の雲が切れた部分が浜松。画面左の紀伊水道付近で大雨
朝からの降水量は午後4時現在で7㍉。風は4時30分頃で8-9㍍。風もまだそれほど強くありません。
静岡県以内では静岡市で212,372世帯、505,943人を対象に避難勧告が出されたほか、牧之原・菊川などの各市でも合わせて12万人余に避難勧告。浜松市では午後3時30分に緊急避難場所が開設され、4時にはわが地区などに避難準備情報が発令されました。風雨が強まるのはこれからです。各自治体とも早めの対応に努めています。
私個人のことを言うと・・・実は15日に大学の同期生が静岡に集まって1泊2日の同期会を行う予定です。大分・松江・広島・大阪などから来るメンバーを迎えることになっているので心配しています。
明日の夜までに交通機関がすべて開通してくれることを願うばかりです。
第8回やらまいかミュージックフェスティバル in浜松が11,12日に市内24ステージで開かれています。参加グループは301組です。’やらまいか’は「みんなで決意して、さあ、やろうか」という意味合いの浜松方言です。
’やらフェス’は音楽の街浜松で市民有志が実行委員会を組織して開催している市民音楽祭です。応募365組のうち64組が選に漏れています。
「ザ・ブトン」は45年前、高校在学中に4人で始めたフォークのバンドです。卒業と同時に活動を休止…その期間は42年に及びました。還暦を期に活動を再開し、リサイタルやフェスティバルで演奏をしています。高校時代にヤマハのポプコン東海地区で優勝した実力は60代になっても衰えず、感動を与える演奏をしてくれます。
今日は午後4時30分から5時までの持ち時間の中で、実力を発揮してくれました。
〈ソーラン節〉で始まり、〈あの素晴らしい愛をもう一度〉〈green green〉〈時代〉などの名曲をみごとなハーモニーで演奏し、浜松駅前のメイン会場キタラを埋めた聴衆を魅了しました。会場の盛り上がりを見てさすが「ザ・ブトン」だと思いました。地元の島田からは多くの同級生をはじめとするサポーターが来ていました。
昨日のブログで天野浩君のノーベル賞受賞のことをアップしたところ、昨夜から今日までに300以上のアクセスがありました。報道機関からの電話もありました。今日はフランス・グルノーブルでのインタビューを見ることができました。高校時代3年間担任だったI先生のインタビューも見ました。先生もお変わりなさそうでした。天野君は子ども会でソフトボールをしていたとのこと、浜松っこ子らしいですね。
さて、1ヶ月半ぶりでフラワーパークを訪ねました。所々に台風18号の爪痕が残っていました。
ノーベル物理学賞が発表され3人の日本人が受賞しました。そのうちの一人 天野浩名古屋大学大学院教授(54)は浜松西高31回生です。理系の31HRで数学が得意でした。おめでとうございます。若い受賞者ですね。
これからますます忙しくなるでしょう。
ニュースステーションによると現在フランスに出張中とか。帰国したら大変な騒ぎになるでしょうね。
大型で今年もっとも強いと言われる台風18号が午前8時過ぎに浜松に上陸しました。その時の気圧は955hPa。浜松では7時前から急に風が強まり、7時過ぎには34.3㍍の瞬間最大風速を記録しました。雨も強く、6時からの60分で53㍉、7時からの60分で45㍉の猛烈な雨でした。
8時になるとその風と雨がおさまってきました。
台風が上陸した浜松では風よりも雨の影響が大きく、市内の河川が危険水位を超えて各所に避難勧告が出されました。
午前11時30分現在14万世帯、35万人がその対象になっています。全市の41%が該当します。昨夜から市内の多くの学校に避難所が開設されています。今朝9時過ぎに地元の小学校を訪ねたところ女性が一人避難されていました。
増水した馬込川:上島親水公園
濁流が流れる馬込川。本流の堤防は大きい木の向こう側です。
堤防を越えて手前の河川敷まで水没しています
私の住む地域も避難勧告の対象になっています。しかしわが家のエリアは馬込川から直線距離で1㎞以上あり、海抜も25㍍ありますので水害の心配はありません。
台風15号の影響で5-6日に予定していた自治会連合会の研修旅行は中止または延期になりました。自治会長は自主防災隊長を兼ねているので、災害の発生が懸念される時に地元を離れるわけにはいきません。
今日午後は浜名湖ガーデンパークで「みんなで歌う会」が開かれる予定でわが町からも大型バスで出かけることになっていましたが、休園のため中止になりました。
台風18号は大きな爪痕を残しながら北上しています。大きな被害が出ないことを祈ります。
静岡県舞台芸術センター(SPAC)と静岡文化芸大との連携事業による公演が、文化芸大の講堂で行われました(10月2日)。
「近代能楽集」は三島由紀夫が能を翻案した現代劇で、「綾の鼓」の他に「邯鄲」「卒塔婆小町」「葵上」「道成寺」など8つの戯曲があります。
能の「綾鼓」は、女御に恋した庭掃きの老人が鼓を打ってその音が御殿に聞こえたら会ってやろうと言われて懸命に鼓を打ちますが、皮の代わりに綾を張った鼓は鳴りません。絶望した老人は池に身を投げて死に、怨霊となって女御を責め苛むという物語です。
「綾の鼓」では老人は事務所で働く小間使い、女御は貴婦人に変わっています。
舞台装置はベンチ一つだけで、部屋を仕切る壁もありません。上手と下手の役者の動きとせりふのやりとりから位置関係を想像しながら見ることになります。
今回の劇の特徴の一つは仮面劇であることです。登場する人物7人のうち、主役の老人岩吉と貴婦人華子は全面の仮面、加代子とマダムは顔の下半分が見える仮面、藤間と金子はマダムが両脇に抱えている人形。唯一仮面なしは女店員でした。能では面をつけて演じるので違和感はあまり感じませんでした。
もう一つの特徴は、岩吉と華子は一人二役で台詞と動きを別人が演じていることです。スピ-カーは舞台後方の所作台に座っています。
目を閉じてスピーカーの台詞を聞いているだけでも展開はかなりわかるでしょう。
身投げをした岩吉の亡霊が華子の前で鼓を打ち、鼓は鳴りました。しかし、華子は「聞こえません」と冷たくあしらいます。岩吉は鼓を99回打って消えて行きます。華子が「あたくしにも聞こえたのに、あと一つ打ちさえすれば」とぽつりと言ったところで終わります。
文化芸大の学生がSPACの団員と一緒に舞台に上がり、加代子と女店員を演じました。会場で配布された資料によると稽古は10日間だったということで、かなり厳しかったのではないかと思いました。
大学の講堂のかなり狭いステージを使ってどのように演じるのか興味がありましたが、三島由紀夫の幽玄な世界をみごとに表現してくれました。
この公演は入場無料、整理券も不要でほぼ満席でした。
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