わくわくハイキング:天竜区を歩く
毎月恒例のわくわくハイキング…今月は天竜区を歩きました。梅雨の中休みの好天に恵まれて36人が参加しました。最高齢のO先生も今年初めて参加されました。大正13年生まれで今年12月には卆寿(満90歳)を迎えられるとか。背筋もしゃんとしてお元気そのものでした。週に3回はウォーキングをなさっているとか。お元気な先生から皆さん元気を分けていただきました。
西鹿島から田代家へ
遠鉄電車西鹿島駅に集合。歩いて鹿島橋を渡って田代家へ向かいました。
田代家とは…
江戸時代の名主で渡船場舟越頭を務める一方、天竜川筏の受け継ぎ問屋を経営していた旧家。1580年、徳川家康の遠州経略に協力した功績で特権を与えられたことを機に天竜川の筏問屋経営が始まりました。
現存の母屋は1859年の再建です。材木を扱っていたこともあって随所に豪華な板材が使用されています。
多くの古文書が残され、田代家文書として刊行されています。
鳥羽山公園から二俣城址へ
標高108メートルの鳥羽山には鳥羽山城という山城があり、当時の二俣川を挟んで二俣城と対峙していました。家康が二俣城を落とした後、鳥羽山城は日常生活の場として、二俣城は軍事拠点として使われるという別郭一城という関係にあったと考えられています。
㊧:鳥羽山公園。春はサクラ、秋は紅葉の名所です
㊨:公園の展望台から南方を望む。天竜川にかかる橋、浜北の街並みが見えます
徳川信康廟のある清瀧寺
信康は家康の長男。織田信長の謀略によって家康が切腹を命じ、二俣城で短い生涯を閉じました。家康は信康自刃の翌年に信康を弔うためにこの寺を建立しました。
この日歩いた距離は約11キロ…いい汗をかきました。
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