241人の旅立ちの日
浜松市立曳馬中学校の卒業式に参列しました。241人の旅立ちの日です。年によっては2時間半を超える長時間の式になりますが、今日は2時間弱で終わりました。生徒一人一人への証書授与に30分余かかりました。校長式辞、市長・教育長告辞はそれぞれ数分。今年は送辞、答辞も簡潔でした。最後まで厳粛な雰囲気の中で行われた式でした。
答辞では途中で代表の男子生徒が演壇から振り向いて保護者席に「お父さん、お母さんありがとうございました」と大きな声で感謝の言葉を述べました。
ステージの演台右には1枚の遺影が置かれていました。2年前に自ら命を絶った生徒です。
また、PTA会長の祝辞の中で、先日自宅の火災で亡くなった2年生への募金を呼びかけるメッセージがありました。
卒業の喜びの中で、若くして逝った二人のことが頭に浮かぶ悲しい卒業式でもありました。
曳馬中の生徒は音楽の得意な生徒が多く、彼らの歌声はみごとです。今日の式でも国歌、式歌(「仰げば尊し」の2部合唱)、校歌を大きな声で高らかに歌いました。
式の後、241人全員がステージとステージ前に8段になって並び、恒例の大合唱〈旅立ちの日に〉を披露しました。見事なハーモニーと声量で広い体育館いっぱいに歌声が広がりました。歌いながら涙をぬぐう女子生徒、男子生徒の中にも涙を流す生徒が散見されました。曳馬中学校卒業式の〈旅立ちの日に〉は毎年YouTubeにアップされています。
ステージ上の掲示には「夢と希望と勇気を持って生きよう」というスローガンが掲げられていました。ぜひそういう生き方をしてほしいと思います。
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