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2014年1月25日 (土)

シャガール展:静岡市美術館

 これまでシャガールの絵はいろいろ見てきましたが、今回はこれまでのシャガール展とは異なるジャンルの作品で構成されていました。今回の出品作品234点のうち約160点は日本初公開です。

 シャガールと言えば、色彩鮮やかで幻想的な絵、宙を飛ぶバイオリンやカップルなど、一見してシャガールとわかる油彩画を思い浮かべます。

 シャガール(1887-1985)は100歳近くまで生きて数多くの作品を残していますが、後半生では歌劇場、美術館、大聖堂、大学などの交響施設の飾る作品を多く制作しています。今回のシャガール展は多様な手法で制作された作品とその下絵などで構成されています。

 パリ・オペラ座の天井画の下絵30点、バレエ「ダフニスとクロエ」や「火の鳥」の衣装デザイン41点、舞台装飾10点、メッス大聖堂・ハダサー医療センターなどのステンドグラスの下絵30点、版画集「ダフニスとクロエ」から6点、タピシトリー4点、彫刻12点、陶器11点、ガラス絵8点、エッチング8点など多種多様です。また、出品者は個人が180点、マルク・シャガール国立美術館が34点、パリ・オペラ座が10点、国内11点で、大半が個人のコレクションです。

 圧巻はオペラ座の天井画です。「白鳥の湖」「魔笛」などのオペラの主役や名場面が描かれ、それぞれに作曲者名や曲名が記入されています。絵を見ているとそれぞれの曲が聞こえてくるような感じがします。音声ガイドでは曲の一部を流しています。仕上げるまでに数多くの下絵を描いたことがわかり、制作過程を知ることができます。

 ステンドグラスではシャガールの鮮やかな色彩が透過する光を通じて伝わってきます。そのことはガラス絵にも共通しています。

 陶器・彫刻など絵画以外の分野にも興味を持ち、作品を残しています。

 オペラ座の天井画やステンドグラスについては大画面の映像で実際の様子を見ることができます。

 今回の展覧会を通じてシャガールの新しい一面を見ることができました。

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オペラ座の天井画         花-部分

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