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2013年7月 2日 (火)

ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡

  気がついてみればもう半年が過ぎたのに今年はまだ一度も東京へ出かけていませんでした。

 朝から1日予定が無かった今日、東京で美術展を観ることにしました。

 9時10分に東京着→江戸東京博物館(両国)→山種美術館(広尾)
→東京ステーション・ギャラリーと移動して4つの展覧会を’はしご’しました。以下、順次レポートします。

Ⅰ ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡

 アメリカの化学者で実業家であるファインバーグ夫妻のコレクションが初めてまとまって里帰りし公開されました。展示されている江戸から昭和にかけての約70点は1970年頃から40年にわたって収集されたものです。日本から流出したのは残念ですが、いずれも質の高いコレクションです。

 基本的に官画は少なく大半が文人画や琳派の作品です。特に池大雅や谷文晁、与謝蕪村などの作品が7点ありました。

 会場入口には俵屋宗達の〈虎図〉がありました。柔らかい毛並みが細かく描きこまれた優しい感じの虎です。

 酒井抱一の〈十二ヶ月花鳥図〉は同じような作品が5セットあるとのことですが、このコレクションの作品は優れた1点とのことです。各月の花とともに鳥や昆虫が美しく描かれています。

 このコレクションでもっとも知られているのが鈴木其一の〈群鶴図〉
です。それぞれ自由な姿勢の7羽の鶴と水の流れがみごとな構成で描かれています。

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          鈴木其一〈群鶴図〉

円山応挙〈孔雀牡丹図〉

ふっくらとした感じの孔雀と牡丹がみごとな写生で描かれています。

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伊藤若冲

 コレクションには若冲もあります。〈菊図〉三幅と〈梅図〉一幅が出品されています。〈菊図〉の内の一幅はこのコレクション以外の個人
蔵です。

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   伊藤若冲〈梅図〉

曾我蕭白

 若冲と並ぶ奇想の画家蕭白ですが、出品されているのは〈宇治川合戦図屏風〉で、一見して蕭白とはわからないみごとな歴史画です。

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    曾我蕭白〈宇治川合戦図屏風〉

 浮世絵の秀作もかなりの数出品されています。現在東北を巡回中のプライス・コレクションと並んで日本近代の絵画を一望することのできる充実した特別展でした。

 

会場は両国の江戸東京博物館。会期は7月15日までです。

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                  左は国技館 右が博物館

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