「浮世絵を彩る美人たち」;平野美術館
出品作品63点がすべて美人画です。
①は「季節のなかの女性」。日本の四季の花鳥風月の中での美人を描いています。梅、雪、紅葉、菊など。
②は「女性と猫。眠る猫、じゃれる猫、抱かれる猫…猫好きの私にとっては見逃せない11点。
③は「遊里の女性」。吉原などの遊里で人気のあった美人が描かれています。
④は「おもちゃ絵-きせかえ人形-」。明治時代の作で、着せ替え人形の型紙です。
⑤は「景色を彩る女性」。東海道五十三次のうち静岡県内を描いた作品をバックにした美人が描かれています。
作者は歌川国重(三代目豊国)が20点、渓斎英泉5点、歌川広重3点のほか、喜多川歌麿。歌川国芳など。
大半は個人蔵と寄託作品、そして市内の実業家本多氏からの寄贈品です。
小規模な展覧会ですが、美人を描いた作品だけを集めた楽しい企画展です。
平野美術館で8月4日まで。
主な作品はHPでご覧ください。
http://www.hirano-museum.jp/ukiyoebijin.html
« 磐田東1-5富士市立 8強ならず | トップページ | ガーデンパークのヒマワリ畑 »
「美術展」カテゴリの記事
- 「渡辺おさむ お菓子の美術館にようこそ」:平野美術館(2021.08.02)
- 「吉田博」展:静岡市美術館(2021.06.25)
- 遠州の民藝展:浜松市美術館(2021.06.18)
- 「みほとけのキセキ」展:浜松市美術館(2021.04.16)
- 浜松市美術館 館蔵品展(2020.12.18)
コメント