塩水の沸く井戸:菊川市
今月のわくわくハイキングは掛川市の東部から南に向かい、菊川市の潮海寺から菊川駅へ抜けるコースでした。
茶畑の中のアップダウンのある道を歩きました。私の万歩計は家を出てから帰宅するまで18,000歩で約12㎞でした。37人が参加。88歳の男性や80代の女性も最後まで大変お元気でした。
このコースの中で興味があったのは塩水の沸く井戸です。海岸から十数㎞離れている田んぼの中に塩水の沸く井戸があります。奈良時代から広く知られていたようです。
この井戸は地下の海水化石に地下の淡水が混ざり塩水となって沸いたものと考えられています。
1858年の安政地震によって湧出場所が48㍍ほど北に移動しました。
汲んであった塩水を指につけて舐めてみました。かなりショッパイ。塩分は海水の40%程度です。井戸の周辺の田畑では塩害があったということです。現場の南を新幹線が通っています。
潮海寺の名は塩井戸に由来します。最盛期には寺領3,000石、坊院75を数える大寺院でした。
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