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2013年2月19日 (火)

麻田鷹司展:秋野不矩美術館

 しばらく美術館にごぶさたしていました。久しぶりの美術展は「麻田鷹司 わたしの風景 展」です。

 麻田鷹司(1928-1987)は京都生まれ。早くから画才を発揮し、京都市立美術専門学校在学中の1948年(20歳)に第1回創造美術展で《夏山》が入選。第2回展も入選。第3回には奨励賞受賞。1951年には23歳で新制作協会会員になっています。

 60年弱の生涯を通じて風景画を描きました。今回の展覧会では前半が20代-30代の時代の作品で、モノトーンに近い色数の少ない風景画が並んでいます。

  後半は40代から亡くなった58歳まで。ここでは日本人が親しんできた名所や名勝を題材とした作品が多くなってきます。色彩も豊かになり、みごとな風景表現が見られます。合計37点。

 秋野不矩は「創造美術で麻田と共に活動しています。その秋野の作品も11点出品されています。同時代に制作した二人の作品に、金属箔の使用などの共通点が見られるのも興味のあるところです。

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     《夏山》20歳          《茫涯》39歳

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右上《衣笠山》49歳 右中《雲烟那智》32歳

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 藤森照信設計の美術館は今日も静かなたたずまい

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                   木陰の向こうは秋野の母校である県立二俣高校。2014年春に3校併合のため名前は消えます。 

 浜松市秋野不矩美術館(天竜区)で3月24日まで

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