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2012年12月12日 (水)

「美術にぶるっ! ベストセレクション日本近代美術の100年」展

 東京国立近代美術館60周年を記念する壮大な企画展です。みごとな美術に体がぶるっと震えるような感動を覚える美術展です。

 出品数は約530,出品目録が12ページもあります。

 明治以降の絵画・彫刻で重文に指定されているのは51点ですが、そのうち15点(後期は13点)が出品されています。まずその作品を展覧会の公式サイトからどうぞ。http://buru60.jp/highlight.html#sec1

 いずれもみごとな作品で圧倒されました。

 全体は2部構成で第Ⅰ部はコレクションスペシャル。4階から2階までの13の展示室すべてを使って240点。

 第1室の「ハイライト」が圧巻です。7点の内6点が重文。その中に横山大観の《生々流転》がありました。長さ40メートルの画巻で、霧の立ちこめる山間から始まって大海に出るまでの水の一生を墨だけで描いた傑作です。前期後期でそれぞれ20㍍ずつ展示しています。

 第2室は「はじめの一歩」。浅井忠、黒田清輝、青木繁、安井曾太郎、松本竣介など。以下、人物画、風景画、前衛の登場、戦争の世紀に、写真、日本画などと続きます。「戦争の世紀にでは、藤田嗣治の《アッツ島玉砕》など戦後議論を呼んだ作品と並んで梅原龍三郎の《北京秋天》や岡本太郎《夜明け》など。展示室13は海外作品の展示。ルソー、ピカソ、ブラック、クレー、マティス、ポロックなど50点余。

 第Ⅱ部は実験場1950s。初めての国立美術館として開館した1952年前後の日本の社会を絵画、写真、動画、書籍など約300点の多様な媒体で紹介しています。

 国立近代美術館が総力を結集して準備した見応えのある展覧会で、感動の連続…まさに「ぶるっ」ときます。

 私が一番「ぶるっ」ときたのは川合玉堂の《行く春》(重文)です。桜咲く春の可搬の風景が情緒豊かにみごとな技量で描かれている美しい作品です。上記のサイトで見ることができます。

 会期は年明け1月14日まで。

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