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2012年10月 4日 (木)

近代日本画を築いた巨匠たち:岡崎美術博物館

 この企画展のチラシに列挙された巨匠たちの名前を見ると…なるほど近代日本画を築いた巨匠たちであることは間違いありません。S

 生年で言えば橋本雅邦が1835年、次いで大観1868年から平松礼二1941年、中島千波1945年まで。幕末から平成の現在に至るまで150年の日本画の流れを俯瞰することができる豪華メンバーです。

 作品は全て長野市にある民間の水野美術館のコレクションです。この美術館は平成14年に日本画専門の美術館としてオープンしました。きのこ生産の企業ホクトの創業者が収集した日本画は約400点で、今回はその中から60点が出品されています。

 大観の《無我》は29歳の時の作です。無我の境地を純真無垢の童子の姿で表現しています。この時に描いた《無我》は3枚あります。水野のほかは東京国立博物館と足立美術館です。一番大きいのが東博、小さくて墨で描かれているのが足立です。《無我》の前に立つと、心が静まり、しばらくたたずんでいたくなります。この日(10月2日)は入場者が少なく、《無我》を独り占めできて幸せでした。大観はほかにも5枚。富士山の絵は《不二霊峰》(1937年)1枚です。

 川合玉堂7点、地元飯田出身の菱田春草5点。上村松園のみごとな美人画4点も楽しい。昭和では橋本明治、杉山寧、奥田元宋、高山辰雄、大山忠作、加山又造、平山郁夫に至る文化勲章受章者たちの作品が並びます。
 加山又造の《千羽鶴》はきりがねの手法を用いた斬新な傑作で新しい日本画を生み出しています。
 平山郁夫は《静夜鹿苑寺金閣》。長い年月を経て存在する金閣の歴史を感じさせる作でした。

 もっとも新しい中島千波の《臥龍桜》はまさに新しい時代の日本画を象徴する実に美しい作品で感嘆しました。

 文化財に指定された作品はありませんが、全体として大作が多く、見応えがあります。

岡崎市美術博物館で10月21日までです。

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                    岡崎市美術博物館 展示室は1階です

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レストラン。満席でした              レストランからの眺め      

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