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2012年10月24日 (水)

リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝 展

 リヒテンシュタインはオーストリアとスイスの間にある立憲君主制の小国です。面積160平方キロ(小豆島ぐらい)、人口約35,000人(私がかかわっている連合自治会とほぼ同じ)。

 リヒテンシュタイン侯爵家が500年にわたって蒐集してきた優れたコレクションは3万点とか。

 今回はその中から139点が出品されています。

 この展覧会の特徴の一つは、バロック時代の趣を再現する「バロック・サロン」の部屋です。
 展示室の1室全体がバロック時代の油彩画、タペストリー、調度などで飾られています。天井にはアントニオ・ベルッチの4枚の寓意の作品。テーブル、磁器、時計、鏡など50数点で構成された部屋全体からバロックの雰囲気が濃厚に伝わってきます。 

 名古屋のヤマザキ マザック美術館がロココ風で統一しているのと良く似ています。

 名画ギャラリーではまず19世紀に蒐集したクラナッハ、サンティなどの作品のほか、ラファエロの《男の肖像》があります。

 ルーベンスはリヒテンシュタインが所蔵する36点のうち10点を1室でまとめて見ることができます。その代表がポスターにもなっている《クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像》
です。ルーベンスはつぶらな瞳、赤いほっぺの5歳の娘を愛情豊かに描いています。かわいらしいこの女の子は7年後に病没しています。2㍍を超える大作も4点あり迫力があります。

 17世紀フランドルの名画では、ヤン・ブリューゲル、ヴァン・ダイクなど、オランダではレンブラント《キューピッドとシャボン玉》 など。

 終わりは18世紀の新古典主義と19世紀前半のビーダーマイヤーです。

 これまで公開される機会が少なかった「秘宝」を見ることが出来て、小国リヒテンシュタインの権力、財力、美術に対する深い愛情と優れた知識を感じました。

Si S

国立新美術館 12月23日まで。火曜日休み

私が見たのは10月22日(月)でした。12時から市ヶ谷で会合が予定されていたので、開館の10時前に入り口に並びました。最初から7番目でしたので1枚1枚の絵を一人でゆっくり見ることができました。ポスターになっているルーベンスの愛娘とも一人で対面しました。

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