魅力に欠ける「氷点下の世界」展:浜松科学館
夏休みの子どもたちをターゲットにした企画展です。19日の日曜日の午後、会場は親子連れで賑わっているように見えました。実際はそれほど多くの入場者ではなかったのですが、なにしろ会場が狭いので混んでいるように見えます。1階のホールが展示会場です。壁面と展示ボードに数多くの展示パネルが掲示されています。子どもたちの目を引くように、ホッキョクグマの剥製や極地に住む動物たちの剥製が展示されています。
南極観測隊コーナーや地球温暖化の説明パネル、オーロラの映像らしいものもありますが、文字の多いパネルの前は通り過ぎて行くだけの親子たち。
ただ一つ行列ができていたのは「氷族館」です。水族館であれば水槽の水の中を泳いでいるはずの魚たちを大きな氷塊の中に閉じこめたものです。この展覧会の最大の目玉でここに入るために列をなしていました。待つこと15分、ようやく中に入ることができました。ドアの奥は三方が氷の塊でそこに様々な魚が閉じこめられていました。中は大人と子ども10人が限度。室温-十数℃の「氷族館」滞在は60秒で次のグループと交代です。
入場者が3万人を超えたということなので興業としては成功したのでしょう。しかし残念ながら展示に工夫がなく、観る人の印象に残るものが少なかったように思います。浜松科学館で9月2日まで。
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