もう1枚のフェルメール:ベルリン国立美術館展
フェルメールの作品が2点出品されている都美術館の「マウリッツハイス美術館展」と同時開催の「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)でもフェルメールが1点出品されています。《真珠の首飾りの少女》です。
観客動員では都美術館の《真珠の耳飾りの少女》が圧勝でした。都美術館では今日(8/30)入場者50万人を突破しました。ちょうど2ヶ月での大台突破です。
西洋美術館は8月9日に約2ヶ月で20万人でした。真珠の飾りの2枚の少女を比べると、「耳飾り」の方が強烈な印象を与えて観る人を魅了したことがよくわかります。
西洋美術館では入場待ちの列はありませんでした。館内はやや混んでいましたが、都美術館ほどではありません。
出品点数は100点余で都の倍以上です。15~18世紀のイタリアと北方の両方の美術を比較して観ることができるように構成されています。油彩画だけでなく彫刻や素描などもかなり出品されています。
第4章の17世紀 絵画の黄金時代 では、ルーベンス、ロイスダール、ヤン・ステーン、フェルメール、レンブラントなど都美術館と重なります。
素描は地味ですが、ミケランジェロやボッティチェリなどの貴重な作品は一見の価値があります。
主な作品については公式サイトをごらんください。
http://www.berlin2012.jp/tokyo/index.html
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